宙わたる教室

2024年10月期
総合評価: 4.58 / 5.0 (回答者数12人) 31 位 / 1093件中
※まだ評価はありません。
脚本・ストーリー 4.6 /5.0(91.6%) 42/1094件中
キャスト 4.7 /5.0(93.4%) 76/1094件中
演出 4.6 /5.0(91.6%) 43/1093件中
音楽 4.7 /5.0(93.4%) 23/1094件中
感動 4.6 /5.0(91.6%) 15/1089件中
笑い 4.3 /5.0(85%) 55/1089件中
スリル・興奮 4.7 /5.0(93.4%) 17/1086件中
12コメント
12 | | 2024-12-15 16:26:41

学生の期間にこれだけ引き上げてくれる恩師と巡り会えるって本当に幸運だと思う。その風に乗れた彼らの運と努力は素晴らしい。恵まれた純粋培養されたエリートだけじゃなくどこからでも挑戦できる世の中であってほしいと思う。そして最優秀を取れずに悔しいと泣くのも素晴らしい。私なんてと諦めがちだった彼女に闘志が灯った。まだまだ伸び代があるということだろう。そこに藤竹先生がいないのは残念だけど、蒔いた種はもっともっと大きくなるに違いない。希望の塊の明るいラストが素敵だった。

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11 | | 2024-12-12 19:03:30

本当に丁寧にドラマを作って下さってありがとうという気持ちでいっぱいです。

数年前に通信制ではあったけれど卒業した主人と重ねて見ていました。
本当にいろんな人たちがいて、通うだけでも大変でドロップアウトする人たちもたくさんいた。

あんな風に夢中になれるものに出会えた岳人たちは幸せだろうな。
壇上で感極まった気持ちが少し分かる気がする。
そして、長嶺さんからの写真に笑顔はじける奥様の気持ちがものすごくわかって嬉しかった。

学生生活が終わっても、あの熱い気持ちはそれぞれの心の中のどこかで生き続ける。
それが見えるようで、見終わってからもとても幸せな気分になった。

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10 | | 2024-12-09 23:42:43

あなたたちは僕の実験でしたって言われたらちょっと嫌かも。実験という言葉が冷たい感じがするしなにより上から目線で観察されている気分になるから嫌だな。藤竹が遭遇した昔の事件はどこにでも転がっている差別だよね。論文なんて最たるものでどれだけ優秀な人たちが集まったかで価値は変わってくる。混じり気のない特権階級の人たちで褒めあっていればいい。藤竹先生が1人抗っても何にも変わらないよ。世界に飛び級はない。それぞれ落とし所を見つけるしかないと思う。

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9 | | 2024-12-07 16:16:44

藤竹先生は実験だというけれど、それは日本の科学界への夢でもあるんだよね。

アリゾナでの体験はある意味アメリカらしいというか。
普段は差別が普通にあるけれど、結果を出した人に対しては平等というか。
その体験があるからこその実験であり夢なんだよね。

柳田くんもちゃんと悪友と向き合って、痛みを伴う会話をした。
どこにいても何をしていても親友は親友なんだよね。

藤竹先生の本心を聞いた科学部の生徒たちから生まれてくる、生き生きとした言葉たち。
「諦めたものを取り戻すための場所」本当にそうだと思う。
最終回が楽しみなようで、終わって欲しくない気がしている。

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8 | | 2024-12-03 00:20:30

今になって岳人が言った今更って言葉が重く響く。障害をもっと早く知って対処できていれば、それこそ順風満帆に科学者の道を進んでいたかもしれない。腐ることもなく悪い連中とつるむこともなかったかもしれない。私が岳人の親だったらとても後悔するし申し訳なくも思うだろう。人生はいくつからでもやり直せるというけれど長嶺さんの言う通り違った経歴を持つ人を受け入れる土壌がなければ育たないのだ。岳人に夢を見させた先生は悪なのか?岳人にいい未来が拓けるといいな。

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7 | | 2024-11-24 23:08:23

化学部として団結してきた部員たち、自分たちでやりたいことを決めどうしたら実現できるか知恵を絞り試行錯誤する姿を嬉しそうに眺めているところに藤竹を求める友達が出てくる。うーん、今抜けられないってタイミングで声がかかるもんだよね。ただ今じゃないんだよなー。友達も助けたいし藤竹の中にだって研究に戻りたいって気持ちもあるのだろう。そこにつけ込むとは!!って感じ。やっとここまできた生徒を見捨てるような真似はしないと信じている。

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6 | | 2024-11-17 22:10:53

ここにきて柳田くんがとても成長したなと思います。昔の彼なら全日制の子に馬鹿にされた時にカッとなっていたはずだし、誰にも理解されないのだと殻に閉じこもっていたはずだから。その彼が根気強く全日制の子に話しかけて教えてもらったり、その子のことを分ろうとしたりと随分成長したなと嬉しく思います。科学部の活動がそのまま役に立つとは思わないけれど、自分の興味のあることに没頭したり分からないことを自分たちで解決したりする作業はこれからきっと役に立つ。定時制であっても部活って大事なんだなと思いました。

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5 | | 2024-11-11 19:59:50

定時制高校だからと同じ土俵にも上がれないのは悲しい。同じ年の頃の子供達の研究にいろんな年齢の人たちがいる団体だからダメって言うなら分かるけど、高校と名がついている以上認めてあげるのが筋だと思う。全日制の子たちもいい刺激を受けると思うけどな。前例がないだけで受け付けないのはかわいそうだよね。悶々とする部員に風穴を開けたのは麻衣だった。どんな偏見にも負けず子供を守ると決めて前を向いている麻衣は頼もしくて強い。麻衣の言葉で前を向く部員たちもとてもかっこよかった。

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4 | | 2024-11-03 22:33:08

定時制あるあるの世代間ギャップは想像に難くない。特に目の前のことでいっぱいいっぱいの人たちにとっては他の人がどんなことを考えているのかやその言葉のバックボーンを考える余裕なんてないのだろう。そして中高年にとってはやっと来られた夢の場所で若い世代にとっては普通のレールにのれなかった劣等感を抱く場所だとしたらぶつかるのも仕方ない。長嶺さんの言葉は説教くさく感じるけど自分の経験や後悔から基づくものなのだと理解できれば悪くない言葉なんだよね。

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3 | | 2024-10-26 11:46:36

ここでいう安全地帯を表すハブ、保健室がそのハブの佳純の安全を脅かすことはしないで!って思ったけど本当はそのハブは家庭であるはずなんだよね。その家庭が壊れてしまっていることも多いん。マヤだってそう。マヤは佳純と同類意識を持って一緒に地獄に行こうと思っているみたいだけど、2人一緒にそこから救い出す道はないものかと考えてしまう。佳純は救われたけどマヤはそのままなの?それがリアルなのかなー、ちょっとモヤモヤが残った。

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2 | | 2024-10-20 08:18:21

やはり舞台を定時制にしているので生徒1人1人にそれなりのストーリーを持たせることができるので面白い。ジャパユキなんて言葉も久しぶりに聞いたしね。アンジェラさんはいい旦那さんに逢えて優しいお嬢さんにも恵まれて幸せそうだけど、なんでも我慢することが当たり前で人に譲ることが染みついたところがあってアンジェラさんの過去が見えるよう。巻き込まれたのにアンジェラさんが全てを手放すのはおかしい。静かに怒る藤竹先生がとてもよかった。

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1 | | 2024-10-13 15:49:34

読み書きが不自由なディスレクシアですね。障害だと分かって楽になる人もいれば岳人のように怒る人もいる。難しいですね。でも岳人の怒りもすごくよく分かります。なんでできないのか本人にも分からないまま普通のことができず怒られたり馬鹿にされたりする毎日は苦痛しかなく自己肯定感もうまれるわけがない。今更言われたってやり直せるわけじゃないしっていうところでしょう。やりきれないですよね。でも人生はまだまだ長い。人生の先輩からすればまだ十分にやり直せる。岳人くんがいい人生が送れますように。

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