SUITS／スーツ2

争いごとや困ったことが発生した人のために代理人として働く弁護士が、事務所内での覇権を争うという変わった構図に興味を持ち、毎回楽しみに観ました。そこに通常の法廷ドラマが重なってくるので、楽しみとスリル感が倍増した感じを受けていました。また、違法である無資格の弁護士が代理人としての業務を続けていける点はドラマだからできる設定だと思います。その反面、その活躍が勝敗を左右する点が、弁護士はひとりでなく、事務所内の無資格者も含めたチームの力で闘っていることの風刺なのかなと感じました。

幸村チカが甲斐に秘密でダービー総合法律事務所との合併を進めていることにハラハラさせられた。
甲斐がその事実を知った時に、どういう反応する（間違いなく反対する）のが想像できたとしても、なかなかの見どころであった。
ただ、ダービー総合法律事務所から来た担当者が、甲斐の元恋人という設定は、正直微妙に感じた。その設定は必要ないような気がした。
そういう思いがあったので、マイナススタートで誰が演じても難しい役の綿貫を、観月ありさはプラマイゼロまで上げてくれたように感じた。
最後の見せ場で、これまで散々嫌なイメージを植え付けてきた上杉が敗北して地に落ちる様は、吉田鋼太郎の演技力が素晴らしかった。

きっと最後には甲斐が勝つのだろうとわかっていても、やはり手に汗握る展開で、セリフ一言も漏らさず聞く勢いで、集中して観ました。アメリカのドラマが原作と言うことで、身振り手振りの多い大袈裟な演技に最初は多少の違和感も感じていましたが、慣れてからはドラマの世界観にどっぷり浸かることができました。
シーズン2から登場した上杉は本当に憎たらしくて、こんな弁護士あり得ないと不快にも思いましたが、全話通してストーリーに重要に関わっていて、一話完結の部分と平行して楽しむことが出来たし、緊張感を維持していたと思います。
蟹江を始め他のキャストもくせ者揃いで、笑いの部分もアメリカ的で新鮮でした。豪華ゲストも、敵だったり味方だったり。変化に富んでいてよかったです。
甲斐も鈴木もけっして正義のヒーローというわけではなく、勝つためには時には反則スレスレの手も使う。それでも徹底的に勝ちにこだわるそのやり方は、視聴者を結局納得させてしまう。そんなストーリー展開は現実とは違うドラマならではの醍醐味を感じさせてくれました。
久しぶりに引き込まれるドラマでした。

綿貫役の観月ありささんが美しさが半端なかった。
原作を元にオフィスや家具、働いている人たちのハイクラスな服や小物まで拘りは多々見られ、目の保養だなと感じるシーンが多かったのは確か。けれどあんなにきっちりとスーツを着こなしていると思っていた甲斐の隣に綿貫が並ぶ度に、上っているんだなと感じてしまった。
最終的にフォルサム食品というか蓮見会長をやり込めた方法は甲斐からの教えを活かしたものでとても良かったし、秘密保持契約に違反しない形で上杉の悪行が暴かれた展開も最高でした。
唯一要らなかったなと思ったのは大輔と聖澤の関係性。大輔が抱き締めながら全部君に話したいと言ったとき、抱えきれなくなっただけじゃないかと鳥肌が立つほどの気持ち悪さを感じました。聖澤は大輔のどこがいいんだろう？最後まで2人の関係性にはドン引きでした。

最終回に続く山場までの道筋を作るための展開なのは仕方ないけど、陰険すぎる上杉が登場すると必ずと言っていいほど幸村と甲斐は後手後手で、対応に追われるだけになるのでまったく面白くない。学習能力はないのか？
上杉の悪事は言わないと契約したときに愛人関係にあり、お金を必要としてる尾形を利用して訴えてくる可能性をまったく考えてていなかったことや上杉のやり方を知っているのにまったく対応できていない姿には呆れて言葉も出ませんでした。
蟹江が聖澤に謝罪したり上杉の本性を知って怒ったりしてたけど、蟹江の上から目線も相当悪質だと感じることもあり、あなたが言えることなの？と突っ込みたかったです。

つまらん‼️の一言。この作品に限らずグッドワイフ、スーツ、等外国のリメイクはつまらないものばかり。この作品の出演者達もムリしてるようにしか見えない。織田裕二の目はなぜいつも充血してるんだ⁉️確かこの作品、ハリー王子の妻メーガンが出てたドラマだよね⁉️新木優子がその役だっけ？違ってたら失礼。同じ様な人ばかり出てつまらん❗️やっぱムリがある。オリジナルで勝負出来ないのか？ドクターXは秀逸‼️✨こういうスカッとするドラマが観たい。半沢みたいないい年したオッサン達が変顔しながらギャーギャーいい合うムサイドラマなんか見たくない‼️あんなのが視聴率取るなんてホントおかしい‼️スーツの出演者達は大物感が全く無いのだ、加えてスケールが小さ過ぎる‼️

シーズン2から見始めましたが、余りにもおもしろくシーズン1も全編見直しました。賛否あるようですが、アメリカドラマを思わせる演出・音楽が素晴らしい！！オフィスから見える大手町の景色もいいですね。ただ、残念なのが上白石萌音のキャスティング。あそこだけは他のタレントさんがいなかったかな？仲間由紀恵とか？
でも、本当に面白い。評価も分かれているようですが同じキャストで（上白石萌音を除いて）のシーズン3を楽しみに待っています。
ファンの皆様、シーズン3への期待をポストしましょう。

上杉先生が幸村上杉法律事務所を去ってからクライアントが次々離れていくという重苦しい展開。
そこへ、大手企業を相手に女性差別撤廃の訴訟を起こすことになり、最終回へ向けて動き出した感。
この大企業の社長役の伊東四郎がとても嫌味なジジイで敵役としてぴったり。
相手の弁護士の聖澤さんのお父さんも手強くてヤキモキさせられる。でもカフェのシーンでは娘の成長を喜ぶ父親としての一面もかいま見えて、聖澤さんとの関係も改善できたようで良かった。
メインのストーリーが重苦しい中、蟹江先生と藤島先生の小競り合いがちょっとした癒し。体の大きな蟹江先生と、小柄な藤島先生の凸凹コンビは最高。

いいね

ドラマ的に演出として必要なんだろうけど、会社を訴える人って何で味方が一人もいないのに行動するんだろうといつも疑問に思います。
女性でなければ出世できるほど優秀という設定のはずなのに、自分が勤める会社を敵に回す状況で相手が怯むような証拠も上司や男性社員の女性蔑視的な発言の録音もなく、匿名でも同性の協力を得るなど何の根回しもせずに勢いだけで訴えたというのに違和感を覚えました。
それといくら仕事とはいえ、振ったくせにキスして別の女性にも手を出していた二股男の大輔に対して聖澤が好意的すぎる演出は異常さを感じます。父親との関係性の相談に乗ってくれたり、好きという想いが消えてなかったとしても、ちょろすぎる気がしてしまいました。
間にあった蟹退治はとても面白かったです。最終的に蟹江先生の良い所も見れたので楽しめました。

上杉がどんな理由で追放されたのか遠回しに聞きにくる程度ならわかるけど、追い出された上杉が悪いことをしたという考えがないかのような顧客の態度には違和感しかないです。その上で他の顧客離れや引き抜きがあれば裏を感じてしまうのは当然だし上杉ならやりそうとしか思えない。
けど蟹江の容赦なくクビにするやり方を容認してるファームなら、いくらでも引き抜きに応える社員はいるだろうなとも思ってしまいました。ですが問題の蟹江が逃げるようにファームをやめようとしたので唖然としました。あっさりとした退場展開から幸村に諭された甲斐が待ち伏せして蟹江を引き止め、荷物を１つ持って引き返したことでそれに嬉々としてついていくという異性ならラブ展開に見えるシーンがあるとは想像してなかったので、これを見せるための引き抜き騒動だったのかと笑ってしまいました。
個人的に一番良かったのは大輔が殴られたシーンで、応じた伶も悪いし暴力はよくないことだけど、ゲスキャラになってしまった大輔に一発かましてくれた旦那さんはカッコよかったというか、モヤモヤしていたのでスカッとしました。

織田裕二、中島裕翔のダブル主演をはじめ豪華キャストを並べながら、いつもながら演技がクサすぎ。売り出し中の人気女優とはいえ、上白石萌音の検事役はどうみても無理がある。クライアントの息子信吾が起こした事故の処理をめぐって甲斐・大輔と藤嶋らの争いになるが、それほど大それた事案なのか疑問。むしろ、大輔の秘密が次から次へとほのめかされ、弁護士資格がないだけでなく「どんだけ複雑な過去があるんだよ」と気になった（苦笑）。

聖澤に付き合えないと理由も言わずに振ったのでキスや体を求めた言動にさえ吐き気がしてましたが、その嫌悪感を遥かに越える"不倫"という要素まで持ち込んだのでクソだなと大輔を見るのも嫌になっていました。なのに怒りを隠していない聖澤に対して、自分のしたことを何とか取り繕おうとしていて本気で引きました。原作通りなのかもしれませんが、ここまで大輔をゲスな男キャラにする必要はなかった気がします。女性関係が奔放で身分を詐称してた男性を最終的に女性が許すという展開が待ち受けているとしたらまったく共感できないというか、聖澤を男を見る目がないキャラにしてほしくないと思いました。
ゲスさ演出のおかげで轢き逃げ事件で過去を思い出し傷つく大輔を味方したいとは欠片も思えず、弱った大輔を馬鹿にしたり最後まで強気に立ち向かった春香と甲斐の突き放す発言にスカッとしました。

ファーム内の問題がやっと解決してスッキリできたのに、大輔のプライベートが徐々に陰りを見せ、終いにはゲス男に成り下がってしまった流れ方が印象が強すぎて、上杉を追い出せた喜びがどこかに吹き飛ばされてしまいました。
まず突然ボストンに行くという展開自体に突っ込みたかったけど、それよりも気軽な感じでドラッグを買って使用しようとした描写に唖然としました。そこまでしたのに甲斐が来たタイミングが良すぎたのが本当によくわからない。甲斐にドラッグ疑惑を突きつける構図を作るためとはいえ、非現実的すぎてまったく世界観に浸れませんでした。
それと祖母が亡くなって傷ついた心を癒すために聖澤に寄りかかろうとしたまでよかったけど、付き合うことを自分から断ったという事実を忘れたかのように職場で突然キスをし、勢いで先に進むのを断られると｢賢いほうが幸せになれるとは思えない｣と言葉を残して去った演出には気持ち悪ささえ感じました。それなのにそこで終わらず、不倫になるとは知らずにキスをしてしまい1度は追い返した、最低な女のイメージしかない怜を自宅に呼ぶという暴挙に出たので苛立ちが限界を越えました。
原作のドラマに忠実な流れなのかもしれないけれど、ドラッグも不倫も二股も現在の日本では叩かれる要素でしかないので脚本に取り入れたことが信じられなかったです。
個人的には不倫がバレて旦那に訴えられ身分詐称もバレてほしいし、聖澤が大輔を見限って、大輔が自分の仕出かしたことのツケをちゃんと払ってほしいと思いました。

一昨日のsuit2は 鈴木の葬式の場面が
長過ぎたと思う。そこは 早送りした。
元カノが 魅力ない。
来週の女性検事が 子供のようで 残念。
鈴木保奈美さんのファッションは楽しみ。

戻ってこいと言いに来た甲斐をつっぱねた玉井が、引き留めるために自分のほしい言葉を重ね続ける甲斐の言葉を目元や口元を緩ませて聞いていたシーンにはニヤニヤしちゃいました。でも甲斐が回り込んで顔を合わせる瞬間に緩んでいた顔がキリリとして、喜んでいたことなど微塵も感じさせずにさらに要求額を上げていてその手腕はとても素晴らしかったです。でもまだトップが誰になるのか決まっていない時点で玉井を戻してしまっていて、辞めさせた意味があったのか疑問でした。
ファームの今後を左右する重要な時期なのに、自己保身の為に振った聖澤と相変わらず暢気にいちゃいちゃしてる大輔にイラっとしました。二人は学生なのか？と思うくらい寒い関係性を長々と見せるのはやめてほしい。そして突然おばあさんが登場し、"死ぬ前に"というセリフがあって先の展開が読めてしまったので、浮かれる大輔が憐れで仕方がなかったです。訃報の伝え方も電話をかけ続けるわけでもなく、仕事をほっぽってでも息は切らさない程度の速度で家に来た聖澤の演出がまったく切羽詰まってなくて、泣けなかった。

十何年ぶりにドラマで織田裕二を見たらすごくかっこいい紳士になっていて、鈴木保奈美は相変わらず綺麗でよかったが。役者全員なぜかアメリカ版のコピーみたいな身振り手振り、変な言い回しのセリフでコントみたいになっていて残念だった。取って付けたようなジェスチャーはタイミングがずれていることが多々あり、語尾のない日本語で話すので肯定文なのか否定文なのかわからない時もある。蟹江先生がたまに言う英語のセリフも発音が間違っていて気になってしまう。日本語で日本的に作れるはずなのに無理にアメリカに寄せているので陳腐な仕上がりになっている。

パート1からの続編となる今作、舞台となってる法律事務所の幸村・上杉法律事務所。
前作では出番の無かった上杉が、今作では登場しました。
しかし、上杉に関しては謎だらけな部分が多かったです。
上杉が悪者なのか善人なのか、その謎が少しずつ解けてきました。
これまでの見方が一気に変わるぐらいでした。
やはり悪者は悪者、それはなかなか変わらないんだなというのが強く印象に残っています。
笑いのないシリアスな場面が多かったですが、唯一このドラマでコメディ要素を出す、蟹江の存在は改めて大切だなと感じました。

上杉の過去の横領やファーム内での不倫、愛妻家じゃなかった事実を現在のファーム内に流して票を集めるという結構ゲスで強引なチカのやり方にびっくりというか笑ってしまいました。大輔じゃないけど、わかり辛い。
過去の回想のおかげで甲斐と玉井の絆の深さがよくわかったのが、とてもよかった。同時にその頃の大輔の置かれた状況もわかったけど、元カノが酷すぎて哀しくなった。
"それが目的で会ったわけじゃない、信じて"と、最低なことさせておいて最後まで自分はいい人でいたかったのかと、悪い女を演じてあげることもしなかった怜にはドン引きです。でも私は悪くないみたいな、怜役の吉谷さんの表情が何とも言えないほど絶妙でした。
大輔も聖澤に酷いことをしたのでかなり嫌いになっていたけどそれでも可哀想だなという思いが芽生えたので、吉谷さんの演技が素晴らしく演出も良かったということかなと思いました。

あれだけ駄々をこね続けたのに大輔にボロクソに言われて考えを改めたみたいな流れになっていたけど、これでは再度登場した玉井が救われない。全てが自分が1番になるために裏で動いていた上杉を騙す甲斐と幸村の仕掛けた罠だった等、ここから視聴者の求める大逆転劇がないとシーズン2が面白かったという印象は残らない気がします。
ただただ甲斐という人物がダサいだけというか主人公周りがうまくいかないことが多すぎてハラハラドキドキという楽しい気持ちがまったく感じられないです。不安がつきまとうだけの流れをずっと続けて何がしたいんだろうか？この呆れとも言える感情を吹き飛ばしてくれる展開が早く起こってほしいと思いました。

なんだかまったく面白みを感じられなかったです。
どこにもキレがないというか、甲斐のやる気のなさが手に取るようにわかって、事が解決してもまったく爽快感がなかった。甲斐のやる気のなさをより過剰に見せるためなのか、大輔が無駄に爽やかでテンションが高く、聖澤とも過剰に思えるほど関係性が良い演出は違和感を覚えました。
それにまったく感情が伝わってこない甲斐の思い悩んだ姿より、玉井という存在がいなくなったことに対するファームの変化を見せてほしかったです。海外ドラマ風味をこれでもかと入れているのに、甲斐以外玉井がいなくなったことを寂しく感じている人がいないような描写だったり、玉井のミスを噂する同僚たちの姿がまるで描かれていなかったので中途半端だなと感じました。海外ドラマっぽさを出すなら連絡がつかないで終わらせるのではなく、聖澤が玉井に会いに行って今までなかったプライベートをのぞき見したようなシーンを見せて、意外性と玉井復活を匂わせるくらいの演出をしてほしかったです。

作ってないはずの文書のコピーがあると言われ、探したら本当にあった。その件の担当の富樫をはじめ丸く納めるためにきた副島やピンチだと囃し立てるだけの上杉など、甲斐への対抗意識を隠そうともしないメンバーがこれだけ揃っていたら仕込みだと思うし、逆転劇を見せてくれると期待していました。
それに無免許の大輔だっているんだから甲斐と幸村で揉み消せないこととは言えないはず。
最終的に玉井が書類を処分したシーンがなかったこと、潔く自ら辞めなかった玉井を幸村が直々にクビにしたこと、そして玉井が荷物を持ってエレベーターに乗ったシーンで口を開かず頭も下げなかったことなど印象的だった出来事が多かったので何かあるんじゃないかと考えてしまいました。願望でしかなけど、優秀で仲の良かった玉井を甲斐が手放すとは思えないので、素直に辞めさせたのは裏で反撃の機会を窺うためだと思いたいです。

仕事のことで今まで通り話すのは当然だけど、聖澤が引きつってない自然な笑みを浮かべて大人の対応をしたのはとてもよかった。なのに大輔は自分から仕事と関係ないところで振った女性を褒めて、不用意に距離を縮めて意識してますみたいな顔しちゃっててドン引き。大輔にこの状況が酷いと言われると、全ての原因が自分の嘘と決断だと認識してないみたい聞こえちゃうから本当にやめてほしい。
別れたはずなのに恋愛要素が多くて、肝心の弁護業が添え物みたいにショボく感じました。珠美のミスの発覚に繋げるまでが長すぎるし、甲斐は勝つためなら何でもする男だったはずでは…？甲斐の弁護士としてのカッコいい姿がまったく見られず、スーツで決めてるのに冴えないキャラになってて何のドラマを見たのかわからなくなりました。

このドラマは一人一人のキャストが魅力的で大好き。織田さんの渋さ、ずるいかと思えば人情的な正義感。保奈美さんの優雅さ、大人としての寛容さ。小手さんの器の小さいだけど憎めないところ。中島くんのフレッシュ感は溢れてるけど浮きすぎない大人加減。荒木さんの守ってあげたくなるようなところがふっと見えるところ。中でも一番好きなのは中村アンさん！あんな秘書がいたら毎日楽しいだろうな。ちょっとした会話のやりとりが面白くてもっと見たいなと思ってたから今回は大満足。よかった！

"聖澤さんに本当のことを言いたい"と言った男らしさ、素直さはどこにいったのか…。
自分の経歴詐称は棚に上げて、聖澤の過去の恋愛=弱点を引き合いに出して付き合わないことが正解だと話をすり替えた流れに唖然としました。ちょっと前まであんなに尻尾振ってにこにこしてた男が急にそんな話をして信じられるわけがない。資格がないことを馬鹿にされていると聖澤が感じても仕方ないし、自分勝手な理由で別れを切り出しているのに相手を思いやるどころか傷つけるなんて最低です。
ピンチの時こそ本性が出ると言うけど、とっさに別れなきゃとなって自分ではなく相手を貶める理由が出てくるのは人としてヤバい。いろいろ悪いことしてても素直でいい子が売りだった大輔のキャラ変はショックでした。
振られた理由を勘違いした聖澤が名前も経歴も全部嘘だったと知ったときに、知られてしまったならと本当の話をしてハッピーエンドになるなんて流れは都合が良すぎるし、甲斐を取る選択をしたのは自分なんだから切なそうにしたり聖澤に酷いことを言った事実を思い出して苦悩する姿を見せないでほしいです。

海外ドラマのリメイクだけあって「～しても？」など、後に続く言葉(いいですか？など)がカットされていたり、ジェスチャーで伝えたりするような独特な世界観がまた見れて嬉しいです。
やっと聖澤と鈴木に進展が見られ、見ているこちら側も嬉しくなりました。が、やはり鈴木にはあの問題があるのでね…この問題を最終的にはどう解決するんだろう？といつも思います。また、いつも強がって生きている聖澤が、鈴木に対してチラチラ見せる本心や笑顔にヤラれます(笑)さらに見とれてしまうのが幸村。年を取っても変わらない保奈美さんがキュート過ぎてたまらない！
今回はファーム内の戦いで、幸村の思惑に背いた結果になった…かと思いきや、最後はやっぱり幸村の為になる結果で、甲斐の忠誠心はすごいなと感じました。上杉と昔何があったのか分かりませんがラストで甲斐が幸村に放った「どんな案件でも勝つ、どんな状況でもあなたを守ります」というセリフもとてもカッコよくて胸に刺さりました。甲斐と幸村の間に恋愛感情が生まれても不思議はないですが、戦友といった感じなんですかね？くっついてくれたら「東京ラブストーリー」世代には嬉しい結末ですけどね。

○○でも？とか語尾につけて喋る日本人っているのかな？いつもそこが引っかかって笑ってしまう。このドラマって海外ドラマの吹き替え版なのか？と思ってしまう。そこがイマイチ入り込まないところなのかな。ビジネスの話もお金の額も大きすぎて実感できないし、なんかほんと作り物って感じ。好きなのは、かい先生のキャラクターかな。しっかり要所要所を押さえているから部下もついてくるんだよね。こんな上司がいたら一生ついていきたいな。

おさらい程度のつもりでながら見しようと思ったのですが、1.2話をぎゅぎゅっと再編集されていたので展開がとても早く、内容は知っていたけどしっかり見てしまいました。
毎回、ストーリーや画面に映っている一人ひとりの表情などを見逃さないようにしているので、あまりファッションに注目し続ける時間がないのですが、改めて見るとやはり海外ドラマのリメイクという点を意識していると感じました。織田裕二さんのスーツ姿はどの角度から見ても素敵で品があり、どんなシーンでもスーツの良さを殺してないのがすごかったです！鈴木保奈美さん、中村アンさん、新木優子さんなど女性陣は体のラインを美しく上品に魅せつつ靴やバックなどの小物まで手を抜いていなくて、やり過ぎず纏まりがあることで不自然さを感じさせないだけではなく、洗練された空気感を生んでいることに溜め息が出ました。

いくら気に入らない上杉がちょろちょろ動き回っているといっても、甲斐の言動に戦略が無さすぎることが引っ掛かりました。強情な性格は元々だけど、大輔が上杉の名前を出したり甲斐の意に添わない発言をする度により強く要求を蹴る姿は異様に見えました。
策もなくどう打開するのかと思っていたら、たまたま見た雑誌の写真をもとに依頼主である院長を脅し、訴えを起こした看護師側の要求を全部飲んでいたので、上手くまとまったけど甲斐が目指してたのはここだったのか？と疑問に感じました。
大輔が抱えている秘密を聖澤に話したいと言った心意気は格好いいと思ったけど、正直付き合う前に言うべき話だし、大輔と甲斐の密談を蟹江が聞いていた節があるので大輔が話す前にバレる展開になりそうで怖いです。

完璧君

アメリカのオリジナル版を見て居たので、きっとこのあとこうなるのかな？と思うのですが、鈴木大輔と聖澤真琴の恋愛に障害が待ち受けているのをまた日本版で見ると思うとハラハラします。上杉が戻ってきたことで鈴木大輔の経歴詐称が幸村の立場を悪くしそうです。上杉は何を企んでいるのか全然読めませんでした。かなりすごい裏切りや悪巧みがありそうだなと思いました。これから甲斐が上杉とどう対立していくのか楽しみです。

2話で中断してしまったのでストーリーについては何とも言えないけど、キャストのジェスチャーの大きさとクセのある台詞の言い回しが気になります。プロの声優ではなく、話題作りのために俳優が日本語吹き替えをしているような、お洒落で気取った台詞を無理に言わされてるような違和感があります。外国人のようなオーバーな身振り手振りも皆やり慣れてない感じでスマートさに欠ける。海外っぽい雰囲気を出そうと無理してる感じが見ていて気恥ずかしくなります。日本版にリメイクしてるのだから海外に寄せずにもっと自然に、普通に作れば良いのになと勿体なく感じます。

海外ドラマのリメイクだからか俳優も女優もみんなカッコつけすぎてお高くとまってる演技がとても痛くて見てられません。日本版にリメイクしたのであれば日本の背丈に合わせた演技や演出にしたら良かったと思います。あまりにも日本人の価値観や現代感とはかけ離れすぎていて、笑えるシーンも全く笑えませんでした。もう少し親近感が持てるようなキャラやストーリーであっても良いかと思います。キャストは豪華でイマドキなメンバーもいるので残念です。

上杉が帰ってきたことにより、更に面白く展開していく予感です。甲斐がキレキレ弁護士キャラなので上杉と被るのでは？とも思ったが、今の所、役を殺しあうことなく、馴染めている。上杉と鈴木の絡みが今後楽しみなのと、幸村と何があって疎遠になったのかが、まだ明らかでないので気になるところ。
鈴木と聖澤の恋の行方と、鈴木が事務所に居続けられるのか？も、どのようなオチになるのか期待しています。
個人的に、蟹江先生のキャラはこれ以上濃くなると、もうお腹いっぱい！の印象。
アメリカドラマの日本版だからなのか、シーンを繋ぐ映像や、音楽が、アメリカンドラマ仕立てで、日本ドラマとは少し違い違和感があるような…、良く言えばＣＯＯＬなのだろうが。元々、豪華すぎるキャストばかりの弁護士事務所、無資格だが超絶記憶力の良い鈴木をバディにするなど、現実の物としては見られないが、織田裕二や、鈴木保奈美、それに加え帰ってきた、上杉役、吉田鋼太郎の名演技に押し切られる形で、見れてしまうドラマです。

前作の時は甲斐の検察時代の過去が軸だったが、今回は上杉の過去が軸のようですね。ですが、前作はあれだけ引っ張っておきながら、意外にも秘書の玉井によりあっさり解決してしまったような感じで拍子抜けしました。なので今回もそうなのかな？とちょっと身構えて？見ています。今のところ、幸村や甲斐が警戒する理由が分からない程、上杉が悪人には見えないのですが…過去に何があったのか気になりますね。
今回ゲストの黒木瞳はなんか顔付きが変わった？と思い(私だけか？)ちょっとビックリしました。キリッとした役柄に合わせてメイクも変えたのかしら？
そして鈴木は遂に聖澤と交際する事が出来ましたが、仲が深まるにつれさらに鈴木の身分偽装がいつバレるのかヒヤヒヤします。でもこれこそがこのドラマの主軸？なので、バレる事はないんでしょうけど…。でも幸村と聖澤だけにはバレる(バラす？)可能性ありかな？なんて、内容が盛り上がって来た所なのに放送延期とは…。このドラマだけはロケが順調だったからスタートさせたのかと思ったのに、こんな中途半端に延期するなら他のドラマ同様最初から延期してくれた方がよかったなと思いました。

舞い戻ってきた上杉の計算づくの演説から入りましたが、本当にしたたかな感じがして嫌な人物です。
以前の横柄な振る舞いを認めて心を入れ替えたように見えて、再びトップにのし上がるために甲斐の案件にもぐいぐい口をはさんでくるところが不快。
演じる吉田剛太郎さんがうまいってことですよね。
いつも冷静な甲斐が、揺さぶられるほど上杉に対し憎悪を抱く理由が早く知りたいです。
そして、経歴詐称している大輔の恋も発展したけれど、真琴に対して隠し事をしていることに後ろめたさを感じて真実を話そうとするけれどどうなるのか気になります。

あーあ、せっかく面白くなってきたのに次週が未定だよー。他のドラマが次々と初回から延期する中よく始まったなーとは思ってたけど、まさかの3回目からの延期‥。面白かったのに熱が覚めてしまうんじゃないかと心配。初回から送らせて欲しかったな。一人一人のキャラがよく出ていてすごく楽しめる。ただ海外ドラマをそのまま吹き替えたのか？と思わせるセリフの言葉選びが鼻につく。?しても？とか、そんな風に話す日本人っていなくない？？

安定した脚本の面白さはあるが､大輔と真琴の恋愛絡みは要らない｡

前作と同じＣＡＳＴで安定感があります。一押しは鈴木大輔役の中嶋裕翔。現実にはこんなにかっこよくて頭のいい弁護士はいないかもしれないけど。バブル時代を彷彿させるおしゃれな舞台設定が今の暗い世相を忘れさせてくれます。上司の甲斐役織田雄二も中嶋裕翔も最後にはどんでん返しで成功をおさめ、胸がすっとします。相変わらずきれいな鈴木保奈美を見ていると自分もがんばらなきゃなあと勇気づけられ、ドラマを観たあとはとても前向きな気持ちです。

シーズン2だからか、最初から飛ばしているな！という感じのストーリー展開でした。大輔が呼び戻されたタイミングと上杉の復活が重なったのは不運でしたが、甲斐にとってはそれも一種のギャンブル的要素として楽しめる範囲なのかなぁと感じてしまいました。大輔の方は自分が弁護士を詐称していることを忘れているかのような働きぶりで、盗作問題を利益からも感情論からも上手くさばいているのが良かったです。窮地に陥っていたコンビが競い合うように成功を収めたのは痛快でした！

前作から引き続き登場しているメンバーがどんなふうに成長しているのかまずはそこが気になって見始めました。甲斐の変わらない自信満々なところが見れて満足です。織田裕二のスーツ姿も大人な感じで良いですが反町隆史のスーツ姿のカッコ良さは最高です。年齢を重ねても引き締まった体型を維持してるからかおじさん臭さが全く感じられず、けどちゃんと歳を重ねた渋さも感じれました。航空会の敏腕社長という肩書がぴったりでした。

1の時から変わらないスタイリッシュな登場人物にいいなーかっこいいなーと見ています。日本では若さが全てなところがあって若くて一生懸命なドジがもてはやされますが、歳を重ねた美しさこけない賢さがかっこいいってこれをみてみんな知ってほしいな。他の人もファッション雑誌から出てきたようなスタイルを見ているだけで癒されます。東京ラブストーリー世代だから織田裕二さんと鈴木保奈美さんが視線を合わせるだけでドキドキしちゃう。大人の魅力、いいよねー。