『ザ・ロイヤルファミリー』での佐藤浩市 (山王耕造役)の演技はどうでしたか?あえて2択で評価してみて下さい。
佐藤浩市 (山王耕造役) は 「2025年10月期 勝手にアカデミー賞」にノミネート中 (→ 今、何位?)
ホープの子供がレースに出るまで生きてくれと言われた時目に輝きが戻った、演技でここまでできるだろうかと唸ってしまう。生きる意味を見つけた人は強い。レースを見て涙を流して息を引き取る姿はまさに生ききった証だろう。
「譲るまでじゃない。その馬が先頭でゴールするまで」って先の先を見据える姿が夢を追ってここまできた耕造らしくて、その負けん気の強さと前向きさが格好良かったです。ファミリーの勝利を見届けた後のかすかにほほ笑むような穏やかな表情やツーっと流れる涙も、喜びや安堵、やりきった満足感が伝わってきて胸に来るものがありました。
「負けたまま死ねるかよ」って再び火がつくシーンが格好良かった。引退宣言をしてからずっと、覚悟が決まった悟ったような表情を浮かべていて、その穏やかさが耕造らしくないなって切なくて寂しかったから余計に痺れました。
栗須に美紀子との過去を語るシーン、穏やかな声のトーンや優しい笑み、懐かしさや当時感じた喜びや楽しさがそのまま伝わってくるような口調が印象的で、美紀子が山王にとってすごく大切な存在なんだなあって感じられたのが良かったです。自分からお見舞いに来たのに部屋に居辛くてお花を口実に出て行ってしまう不器用さも山王らしさが出ていて良かったと思います。
誰一人切ることなくクリーンに問題解決をするところが「人こそ財産」という言葉そのまま体現していて格好良かったです。人との繋がりをとても大切にするし情にも厚くて責任感もあって、基本ワンマンで面倒な人だけど、こういう人間力があるから「この人についていこう」って人が集まってくるんだろうなあって説得力があったのも良かったです。
馬にだけ見せる素直で柔らかい表情にやられた。馬を道具にしない心の優しさが出ているようで馬が懐くのも納得だ。でも人は振り回す。栗須に馬の名前を付けていいと言いつつ自分がサラッと上書きしていく。ニヤッと笑うところが憎めない。
ロイヤルハピネスと対面する時の優しい笑顔や、温かく親しみを感じさせる声音、顔を撫でてあげる時の慣れた手つき、馬への愛情がこれでもかってくらい伝わってきて、臆病な子が秒で懐いてしまうのも分かる。「乗らせろよ、あんたの夢に」なんて台詞がこの年代でも薄ら寒く聞こえず、バッチリ決まってしまうのも凄いなあって思いました。
派手な色のスーツも着こなせちゃうクセ強社長が似合っちゃうからすごい。アクが強く自分の方が振り回している人なのに、俺を絶対裏切るなよと何回も言っちゃうあたりがこんな人でも怖いことはあるんだなと人間味を感じます。パワハラっぽい距離の詰め方が時代を感じます。
イザーニャの初勝利で見せた安堵と喜びが入り混じった笑顔がとても良かったです。「たかが一勝だ」なんて口では強がってるけど、表情までは誤魔化せなくて感情が素直に出てしまっているところも親近感がわいて良かった。口は悪いし人前でも構わずすぐキレるし、業界内で評判悪いって言われるのも分かるけど、時折こういった熱さや人間味を滲ませてくるから何だか憎めなくて、ただのワンマン社長に見せないところもさすがだと思います。
この人にロマンとか語らせたら天下一品じゃない?途端に壮大な物語に仕上がって説得力が出る。酔狂でやってるとしか思えない事業もなんだかいい話に思えてくるから面白い。これが自分の会社の上層部だったら嫌だけどね。
最初は栗須にも当たりが強いし、役員会議でも絵に描いたようなワンマンに見えて印象が悪かったけど、徐々に人を見る目の確かさや情の厚さ、懐の深さが見えてきて、林田との2年前のやりとりとか、栗須の後悔を聞いた時の表情とか、グッときてしまいました。ああいう人間の大きい良い人ムーブが薄っぺらく見えないのが凄い。その場にいるだけで画面がビシッと締まる存在感と重厚感もさすがです。
ホープの子供がレースに出るまで生きてくれと言われた時目に輝きが戻った、演技でここまでできるだろうかと唸ってしまう。生きる意味を見つけた人は強い。レースを見て涙を流して息を引き取る姿はまさに生ききった証だろう。
「譲るまでじゃない。その馬が先頭でゴールするまで」って先の先を見据える姿が夢を追ってここまできた耕造らしくて、その負けん気の強さと前向きさが格好良かったです。ファミリーの勝利を見届けた後のかすかにほほ笑むような穏やかな表情やツーっと流れる涙も、喜びや安堵、やりきった満足感が伝わってきて胸に来るものがありました。
「負けたまま死ねるかよ」って再び火がつくシーンが格好良かった。引退宣言をしてからずっと、覚悟が決まった悟ったような表情を浮かべていて、その穏やかさが耕造らしくないなって切なくて寂しかったから余計に痺れました。
栗須に美紀子との過去を語るシーン、穏やかな声のトーンや優しい笑み、懐かしさや当時感じた喜びや楽しさがそのまま伝わってくるような口調が印象的で、美紀子が山王にとってすごく大切な存在なんだなあって感じられたのが良かったです。自分からお見舞いに来たのに部屋に居辛くてお花を口実に出て行ってしまう不器用さも山王らしさが出ていて良かったと思います。
誰一人切ることなくクリーンに問題解決をするところが「人こそ財産」という言葉そのまま体現していて格好良かったです。人との繋がりをとても大切にするし情にも厚くて責任感もあって、基本ワンマンで面倒な人だけど、こういう人間力があるから「この人についていこう」って人が集まってくるんだろうなあって説得力があったのも良かったです。
馬にだけ見せる素直で柔らかい表情にやられた。馬を道具にしない心の優しさが出ているようで馬が懐くのも納得だ。でも人は振り回す。栗須に馬の名前を付けていいと言いつつ自分がサラッと上書きしていく。ニヤッと笑うところが憎めない。
ロイヤルハピネスと対面する時の優しい笑顔や、温かく親しみを感じさせる声音、顔を撫でてあげる時の慣れた手つき、馬への愛情がこれでもかってくらい伝わってきて、臆病な子が秒で懐いてしまうのも分かる。「乗らせろよ、あんたの夢に」なんて台詞がこの年代でも薄ら寒く聞こえず、バッチリ決まってしまうのも凄いなあって思いました。
派手な色のスーツも着こなせちゃうクセ強社長が似合っちゃうからすごい。アクが強く自分の方が振り回している人なのに、俺を絶対裏切るなよと何回も言っちゃうあたりがこんな人でも怖いことはあるんだなと人間味を感じます。パワハラっぽい距離の詰め方が時代を感じます。
イザーニャの初勝利で見せた安堵と喜びが入り混じった笑顔がとても良かったです。「たかが一勝だ」なんて口では強がってるけど、表情までは誤魔化せなくて感情が素直に出てしまっているところも親近感がわいて良かった。口は悪いし人前でも構わずすぐキレるし、業界内で評判悪いって言われるのも分かるけど、時折こういった熱さや人間味を滲ませてくるから何だか憎めなくて、ただのワンマン社長に見せないところもさすがだと思います。
この人にロマンとか語らせたら天下一品じゃない?途端に壮大な物語に仕上がって説得力が出る。酔狂でやってるとしか思えない事業もなんだかいい話に思えてくるから面白い。これが自分の会社の上層部だったら嫌だけどね。
最初は栗須にも当たりが強いし、役員会議でも絵に描いたようなワンマンに見えて印象が悪かったけど、徐々に人を見る目の確かさや情の厚さ、懐の深さが見えてきて、林田との2年前のやりとりとか、栗須の後悔を聞いた時の表情とか、グッときてしまいました。ああいう人間の大きい良い人ムーブが薄っぺらく見えないのが凄い。その場にいるだけで画面がビシッと締まる存在感と重厚感もさすがです。