unknown

梅ばあに寄り添って、加賀美の面会にも付き添って、母親を殺されたのにめちゃくちゃ優しくて良い子だなあ。加賀美に拒否された差し入れのコロッケを代わりに食べてあげるのも、梅ばあの前で「食べ物粗末にすると母ちゃんに怒られる」とまつりの話を普通に持ち出すところも、全てを受け入れて前を向いて生きていくという大五郎の覚悟や広い心が感じられてグッときてしまいました。周りのどの大人よりも強くて逞しくて優しい姿がとても格好良かったです。

漣と吸血鬼あるあるで苦労を共感し合うシーン、ほのぼのと微笑ましくて良かったです。張り詰めた緊張感のある展開が続く中、虎松と漣の3人でわちゃわちゃ盛り上がるシーンが良い息抜きになっていたと思います。虎松に「一人じゃない、いつでも頼って」と言われた時のちょっと照れくさそうな嬉しそうな笑顔も、大五郎の素直な性格が滲み出ているようでとても良かったです。

血まみれのレインコートを交番ではなく直接虎松の家に持って来たり、話す時の口調や態度に以前のような突っかかったような生意気さがなくなっていたり、短いシーンでも虎松に心を開いて懐いている様子が伝わってきたのが良かったです。「母ちゃんを殺した犯人を早く捕まえたい」と梅婆に訴えるシーンも、まつりのために何かをしたいという母を大切に想う気持ちが感じられて良かったです。

ベテラン勢に囲まれているので正直演技はまだまだって感じが否めないけど、まつりのお葬式で南十字に怒りをぶつけるシーンは溜め込んでいた怒りや悔しさが爆発したような迫力があって見応えありました。掴みかかって怒鳴りながら、最後は涙混じりの呟きのようになってしまうところも、まつりに直接謝れなかった後悔の深さと自分への憤りが感じられてグッときました。

演技が下手すぎて誰なのか検索した、、、

まつりとの親子喧嘩で、誤ってまつりに怪我をさせてしまった時の「しまった」という後悔の表情や、心配そうにまつりを見つめる眼差しが印象的でした。素直になれなくて突っ張ってるけど、お母さんのことが大好きで大切に思ってるんだろうなと、大五郎の優しい性格が伝わってきたし、捜査が進むにつれて明らかになる大五郎の良いヤツっぷりに説得力が増したのも良かったと思います。