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| 脚本・ストーリー 2.2 /5.0(43.4%) | 1137位 /1228件中 |
| キャスト 2.0 /5.0(40%) | 1202位 /1228件中 |
| 演出 2.2 /5.0(43.4%) | 1142位 /1227件中 |
| 音楽 2.3 /5.0(46.6%) | 1091位 /1228件中 |
| 感動 1.5 /5.0(30%) | 1183位 /1223件中 |
| 笑い 1.5 /5.0(30%) | 1146位 /1223件中 |
| スリル・興奮 2.8 /5.0(56.6%) | 828位 /1220件中 |



宗哉が死んでしまうくらいなら自分が死んでしまう方がいい。究極の愛だなと思いました。それくらい愛した人を亡くすことは悲しい。違うドラマのエスパーたちのように少しずつ未来を変えていくという途方もない作業を小さな店から出れないヤギオが何年も一人でやっていたかと思うと気が狂いそうだなと思った。ヤギオはあれで満足だっただろうか。ラストは宗哉がヤギオを失った後闇落ちをすることなく健全に雑貨屋を引き継いだのは良かった。
宗哉が死なない未来をというのであればあの日あの海辺を歩かせなきゃいいだけのことじゃないのかね?イベントを中止にするとか大掛かりなことよりもガムシロをちゃんと補充しておくとか違う用事を作るとかいろいろ策はあるだろう。問題は違う誰かが死ぬってことなんだよね。その通り魔が自爆してくれるのが1番いいんだけど、なんか違うところに大変な時間と変な労力を使っている気がしてならない。何回もループしている間にシンプルに動けるようにとかならないのかね?
ヤギオは宗哉が死なない未来を目指して何度も何度もループしてるってことかな?その期間で老けたと。ループする話はたくさんあれど、その間に歳を取るのは珍しい。まぁ親友が死ぬかもしれないという運命を止めようと1人で頑張る気苦労は計り知れないから老けもするだろう。ただ1人救えば1人犠牲になる帳尻合わせになった人物はたまったもんではない。アイドルがストーカーに刺されて死ぬことはありふれたニュースとして処理されるだろう。だけど本来死ぬはずじゃなかったならかわいそうだね。
え?インク切れのペンはどうなったの?その後が分からずモヤモヤ。血液がインクだったとして誰の血液でもそれで自分が書けばその人の夢が叶っちゃうってちょっと変だよね。そしてインクがいつか切れると分かっていて細々した夢から叶えてもらう方も分からない。最短距離で1番欲しいものを欲しがらない意味がわからない。一つづつ曰く付きのアンティークを紹介してくれる方がワクワクして面白かったのに、サイドストーリーが邪魔だな。
ちょいちょい挿入される宗哉が血を流して倒れている海辺でのシーンがカギなのだろう。ヤギオはその未来を避けるためにあの手この手でいわくつきの骨董品を売りつけているというところか?お祭りもカギなのだろう。そこに行くことで殺人に繋がるのかな?運命を変えるのに回りくどい気もするが、人々がいろんな動きをして一つの未来へと繋がっているのだから当然と言えば当然か。今回のネクタイピンは下心さえ出さなければ普通に使えていたと思うと自業自得としか思えなかった。
どう見ても強欲な男に願いを叶える秤を売るところからもう先は見えていた。笑ゥせぇるすまんの実写版みたいな感じがしたけどついついどんな末路を辿るのか見てみたくなっちゃうのよね。最後の爪を乗せちゃうところは強引だとは感じるけれど喰われちゃう結末は読み通り。でもあのケーキは毒入りだったのだからケーキを食べても秤に乗せても死ぬ未来だったっていうのはちょっとゾクッとするよね。まぁケーキを捨てて生き残るって道もなくはなかったから自業自得。結構好きかも。