『VIVANT』での山中崇 (アリ・カーン役)の演技はどうでしたか?あえて2択で評価してみて下さい。
山中崇 (アリ・カーン役) は 「2023年7月期 勝手にアカデミー賞」にノミネート中 (→ 今、何位?)
凄かったです
癖のある役柄を次々と演じてくれる、名バイプレーヤーの山中さんらしい熱演でした。雰囲気はバルカ人(そんな人種なんて本当はいないんだけど)そのものって感じでした。特に妻子を人質にとられたシーンでは、不敵さから嘲り、驚きから怒り、そして絶望から恨みなど、状況によって刻一刻と感情が変化していくのが感じられたし、テロリストといってもひとりの人間であることが浮き出ることで、ここから先、ノゴーンの家族に対する感情と、良い対比になることでしょう。グッジョブでした。
自分の家族を人質に取られて目の前で非業の死を見せられる時、自分の中から搾り出すありったけの怒りをのたうちまわりながら乃木にぶつけるシーンがとても見応えがありました。涙と鼻水でぐしゃぐしゃになりながら何度も殺してやるというシーンは憎悪に満ち溢れていました。
切羽詰まって感情を爆発させるシーンでもちゃんと外国人に見えるところが凄い。感情のまま喚いたり叫んだりしても片言日本語に聞こえるし、汗と涙で顔をぐちゃぐちゃにして追い込まれていく姿が見ていて苦しくなるくらい迫力がありました。あそこまでされてもなかなか口を割らない姿も、テントの異常な結束の強さを感じさせて良かったと思います。
いやー外国の人かと思ったら山中さんでしたね。髪を逆立てて大きく見せることで存在感までアップしていました。乃木の懇願にも涼しい顔でそれは不可能ですと言い続けるところは冷たくもないけど親身にもなってくれそうにない。すがってもなにしてもダメなんだなと絶望しますね。
ネタバレになりましたらすみません。 普通に映ったスマホの画面のアプリが日本語で、外国人風の日本人役だと思ってました。 いずれにせよなんだか胡散臭い雰囲気がとてもよく伝わりよかったです。
お顔立ちはもちろんだけど、独特な抑揚の片言日本語が絶妙に上手くて、外国人役でも全く違和感がないのが凄い。堺さんと二人のシーンも現地の人と日本人にしか見えませんでした。誤送金に気付いていたのに「先行投資かと思った」とシレっと言ってのける狡さや、必死な乃木を他人事のように見ている薄情さ、乃木に見えないところでちょいちょい見せるイラついた表情など、ビジネスで成功を収めている人間のしたたかさやある種の冷酷さが感じられたのも良かったと思います。
凄かったです
癖のある役柄を次々と演じてくれる、名バイプレーヤーの山中さんらしい熱演でした。雰囲気はバルカ人(そんな人種なんて本当はいないんだけど)そのものって感じでした。特に妻子を人質にとられたシーンでは、不敵さから嘲り、驚きから怒り、そして絶望から恨みなど、状況によって刻一刻と感情が変化していくのが感じられたし、テロリストといってもひとりの人間であることが浮き出ることで、ここから先、ノゴーンの家族に対する感情と、良い対比になることでしょう。グッジョブでした。
自分の家族を人質に取られて目の前で非業の死を見せられる時、自分の中から搾り出すありったけの怒りをのたうちまわりながら乃木にぶつけるシーンがとても見応えがありました。涙と鼻水でぐしゃぐしゃになりながら何度も殺してやるというシーンは憎悪に満ち溢れていました。
切羽詰まって感情を爆発させるシーンでもちゃんと外国人に見えるところが凄い。感情のまま喚いたり叫んだりしても片言日本語に聞こえるし、汗と涙で顔をぐちゃぐちゃにして追い込まれていく姿が見ていて苦しくなるくらい迫力がありました。あそこまでされてもなかなか口を割らない姿も、テントの異常な結束の強さを感じさせて良かったと思います。
いやー外国の人かと思ったら山中さんでしたね。髪を逆立てて大きく見せることで存在感までアップしていました。乃木の懇願にも涼しい顔でそれは不可能ですと言い続けるところは冷たくもないけど親身にもなってくれそうにない。すがってもなにしてもダメなんだなと絶望しますね。
ネタバレになりましたらすみません。
普通に映ったスマホの画面のアプリが日本語で、外国人風の日本人役だと思ってました。
いずれにせよなんだか胡散臭い雰囲気がとてもよく伝わりよかったです。
お顔立ちはもちろんだけど、独特な抑揚の片言日本語が絶妙に上手くて、外国人役でも全く違和感がないのが凄い。堺さんと二人のシーンも現地の人と日本人にしか見えませんでした。誤送金に気付いていたのに「先行投資かと思った」とシレっと言ってのける狡さや、必死な乃木を他人事のように見ている薄情さ、乃木に見えないところでちょいちょい見せるイラついた表情など、ビジネスで成功を収めている人間のしたたかさやある種の冷酷さが感じられたのも良かったと思います。