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脚本・ストーリー 4.1 /5.0(82.2%) | 241位 /1088件中 |
キャスト 3.7 /5.0(73.4%) | 710位 /1088件中 |
演出 3.7 /5.0(73.4%) | 515位 /1087件中 |
音楽 3.4 /5.0(68.8%) | 565位 /1088件中 |
感動 3.4 /5.0(68.8%) | 314位 /1083件中 |
笑い 3.7 /5.0(73.4%) | 192位 /1083件中 |
スリル・興奮 3.2 /5.0(64.4%) | 504位 /1080件中 |
コーツ高校レジスタンス部のメンバーの予想がかすってもいなかった!中弥の予想を聞いてそういうことかぁと納得していたので中弥も予想できなかったメンバーが海岸に揃い、その経緯がわかったとき創楽が運命的だと感じたことにとても共感出来ました。そしてそこまで運命的だと繋がりを見つけた後でもみんなのリスクを考えて写真を撮るか決めてほしいと忠告した中弥はカッコよかったですし、誰も欠けることなく撮ったとびきりの笑顔の写真はアオハルだなぁとキュンとしました。
とてもいい流れだったのでその流れを切るような有料サイトへの誘導は個人的には残念でした。Huluに登録はしていますがいつでも見れるという考えがあるため、末年年始の休みの間も続きを見ることはなかったです。たぶん、いつか見ます。たぶん。
ブラックなドラマかと思いきや意外とユーモアもあり、現代社会に訴えかけるドラマだと思いました。
特にコミュニティサイトで集まるシステムはとても現代的で面白い試みだと感じましたね。
実際にあんな感じで力を合わせて学校を変えていこうという人が現れたら自分も参加したいな、なんて思って見ていました。
そして様々に散りばめられていた謎の伏線も回収され、いいラストだったのではないでしょうか。
何気に校則について本気で考えさせられました。
浜辺に集合した5人が記念撮影して、その画像がリアルタイムで学校説明会の参加者の目に触れるシーンは気持ちが良かったね!全編を通して大がかりな仕掛けやどんでん返しはなかったものの一貫したフォームを守ってきたからこそ、最終話が効果的に響いたと思う。彼らが起こした行動の向こう側に何があるのか、想像させるようなエンディングは見る側にも考えさせてくれるチャンスを与えてくれたような気がする。その意味ではとても良い作品だったんじゃないかな。
今回は戦いの方法について焦点を当てたストーリーだった。廃材工場で働く外国人労働者の心の叫びに感化された創楽と中弥がドラム缶を叩いてビートを作る場面はベタながら熱さがあったし、発想の展開を自らの行動に落としこむ姿はこの物語の最も重要なテーマだと感じる場面が多かったように思える。吃りのクラスメイトが信じられないラップを披露する場面は今後の展開にも関わってくると面白いかも。また、子供にも大人にも事情があり、生きづらさを感じながら生活していることに変わりはないと伝えてくれる内容は共感性が高いよね。
いわゆる“教師対生徒”みたいな単純な構造だけで物語を進めるだけではなく、生徒自身に主観を置くことにこのドラマの面白さがあるよね。自らの行動に置き換えていかに学園生活を良いものにしていくかを考える場面が挟まれたり、個々の特性や言葉にできない微妙な力関係や少しずつ変化してゆく相関関係など。長らく社会に揉まれてきた自分みたいな人間にも十分響く内容なのは原作や脚本の深美なのかなと思うよ。何よりも創楽や中弥のユーモア溢れる人間らしさが本当に素晴らしい!
いわゆる「先生VS生徒」的なステレオタイプではなくて“誰もが不自由に感じている校則に縛られながら、自身を見失うことへの不安”がテーマになっている点では年代を超えて鑑賞できる内容だと思った。はみ出しもの扱いの生徒が生徒会長を呼び出して自分の言葉で疑問を投げ掛けるシーンは演出もかなりインパクトがあって良かった!最後の流しそうめんの下りも生徒会長の笑顔が見られてなんかこっちまで肩の力が抜けちゃったよね。
創楽の、蜂よけの麦わら帽子をかぶって登校するという小さな珍革命に笑いがとまりませんでした。でも彼は大まじめで「絶対黒髪を否定するために考え抜いた策はこれかぁ」と創楽の発想に笑えました。先生に連行されながら、「自分は蜂に刺されたくない。黒髪だと危険だからアナフィラキシーリーチ証明書提出させて下さい!」と叫ぶ姿は最高でした。本当に蜂に一度刺されたらしく、反逆の仕方が真面目過ぎて可愛くて笑えます。
地毛証明書の他にこんな証明書があるのかと思うような事を叫んで訴えている創楽は、次はどんな奇策で反逆を起こすのかなと、楽しみになりました。
創楽の思春期男子っぽさ満載のもどかしさと恋して強くなったような気がしてる若々しさと空回りしてるカッコつかない感じが絶妙で、面白いけど見ているとこっちまで恥ずかしくなってくるような居心地の悪さが何とも言えなかったです!
ブラックな校則を何の意味もないものだと知りながら時代が進んでも変えようとしない教師陣が正しいことを言っている感じを出してるのがすごくイラっとしたので、創楽たちの行動によって強い立場から落ちる姿を見たいなと思ってしまいました。
高校の校則で、全生徒に同じデザインの制服やバッグの着用を義務付けるだけでなく、統一感が無いという理由だけで地毛を染めさせたり、やや長めに伸びた髪を切らせたりするということは実際あるようですし、それらの厳しすぎる校則について、確かに賛否両論あると思います。
しかし主人公がそれらの校則に対し、強い違和感を覚えて校則変更への行動に移そうとする気持ちの変遷がわかりずらく、少し突飛だなと思いました。
また主人公が密かに恋心を抱いている女子高生の栗色の髪も、テレビ越しに見てさほど茶色くも見えず、黒く染めてきた後で違いが判らなかったところも、共感しずらかったです。