※まだ評価はありません。
脚本・ストーリー 3.8 /5.0(75.6%) | 447位 /1088件中 |
キャスト 4.0 /5.0(80%) | 489位 /1088件中 |
演出 3.9 /5.0(77.8%) | 356位 /1087件中 |
音楽 3.6 /5.0(71.2%) | 480位 /1088件中 |
感動 3.3 /5.0(66.6%) | 383位 /1083件中 |
笑い 3.1 /5.0(62.6%) | 391位 /1083件中 |
スリル・興奮 3.9 /5.0(77.8%) | 198位 /1080件中 |
脚本・ストーリー 3.8 /5.0(75.6%) | 447位 /1088件中 |
キャスト 4.0 /5.0(80%) | 489位 /1088件中 |
演出 3.9 /5.0(77.8%) | 356位 /1087件中 |
音楽 3.6 /5.0(71.2%) | 480位 /1088件中 |
感動 3.3 /5.0(66.6%) | 383位 /1083件中 |
笑い 3.1 /5.0(62.6%) | 391位 /1083件中 |
スリル・興奮 3.9 /5.0(77.8%) | 198位 /1080件中 |
深夜ドラマなのにキャストが豪華だなと思って見初めたけど、母親が認知症とか設定が暗いし、特殊能力とかでてきてちょっとついていけないかもと思って観るの辞めそうになった。ただタイトルバックの音楽がかっこよくてなんとなく見続けてたらいつの間にかハマってた。薫と智美のベタベタしてないけどお互い信頼してる友情というか絆みたいなのが回が進む毎にわかってきて、この二人には幸せになってほしいと思った。最後智美は死んでしまったと見せかけて実は生きていたとわかった時は心から嬉しかった。薫と千佳の前からは消えてしまっていたけど、きっと二人から危険を遠ざけるためなんだろうなと思ったら智美がかっこよすぎて感動。間宮祥太郎さんのファンになりました。
薫の頭脳戦が毎回鮮やかで、そうきたか!こうきたか!とハラハラしながら楽しめました。「字を書いて思考を読み取る」という実写化しにくそうな能力の演出も巧みで、薫と智美の友情もしっかりと描いてくれたのがよかったです。敵とのスリル満点な掛け合いには思わず釘付けになりましたし、最終回でタイトルをしっかりと回収していったのには拍手を送りたくなりました。敵陣営の名演も光りましたし、この作品をきっかけに岡崎体育さんの才能を知れたのは本当によかったです。
玲は殺人の罪を薫に押し付けておきながら、薫に逆切れして、腹が立ちました。とともに、玲はずっと涼子に否定され続けてかわいそうだと感じました。涼子はけして玲に愛情がなかったわけではないですが、どうして息子にあんな接し方しか出来なかったんだろうと考えてしまいました。それに対して陽子は無条件に受け入れて、温かく愛情をそそぐ、素敵なお母さん。薫の家は貧しくて大変だけど、愛情面では恵まれていたんだなあと思いました。
山田が立てた計画が竹内薫や藤原智美に読まれ、完全に頓挫してしまったために山田が怒り狂っている状況でしたから、今後どうなってしまうのか?この2人の身は大丈夫なのか?というのが気になります。
カジノ利権に関して相当な執着心を持っているようなので、山田はどんな手段を使ってでもそれを手に入れようとするでしょう。
だからこそ、今後は非常に激動な展開になるのではないか?と思いますし、無茶をしがちな智美の身が特に心配ということが言えると思います。
今回は山田の過去が明かされ、見ごたえがありました。山田の父親が、山田に邪魔、と言った場面が腹が立ちました。でもその分、園長の愛情をたくさん受けて育ち、山田にとって園長こそが父親のような存在なんだと思いました。もし園長が火事で死なずに生きていたら、きっと山田は今のようにはならなかった気がします。だから、卑劣な事をして薫たちを陥れようとする今の姿を、園長はきっと悲しんでいるよ、と山田に言ってやりたいです。
原作をなぞりつつ、ドラマオリジナルを入れているので新鮮。藤原の妹は原作の設定を離れて、兄に尽くす役回りとなっていて、先が読めません。今まで母親につきっきりだった薫が、藤原を助けるために家を離れる決断をする場面はもたついて間怠い印象ですが、他の場面がスピーディに流れていくので、薫の葛藤の深さが対比となっていて総合的によかったと思います。ちょっと面白かったのが、駿の子役が成長した駿(岡崎体育)によく似ていたこと。子役が出てくる場面はほんのわずかですが、駿の生い立ちと山田の人となりを端的に描写した場面だったので、こんな細かいところにもこだわっているのかと配役に驚きました。
組長に詰め寄られた薫を、智美が助けてくれて嬉しかったです。薫は苦労が多い人生かもしれませんが、母親や友人の愛情には恵まれていると思います。それに引き換え智美は、愛情に飢えて育ったんだと感じました。殺人の裏には山田がからんでいる事が分かり、しかも山田が刑事と繋がっている事実もあり、腹が立ちました。駿がぶっ飛んだキャラクターで、怖いです。玲は山田に囲われていますが、本当は玲は逃げるつもりなんてなかった気がします。
私的には今一番楽しみにしています。藤原と薫が絡むシーンがとても綺麗です。藤原が薫の答えを待ってじっと見つめる間とかいいです。ずっと友達がいなかった薫にとってはじめての友達。もしかしたら、深いことを話せる相手は藤原にとってもはじめてではなかったのかなと想像しました。藤原は自分が薫を売る行為をすれば、薫が口を割ってくれると警察にいったのではないかな。薫の母親の面倒を手配したのだから。替え玉受験を頼む井上母親の虐待や過食が彼女の今までの抑圧された人生を想像させてくれます。お母さんのために携帯を治してくれようと分解した息子さんになんで分解したの?と聞いていればよかった。息子さんの自分への愛に気づいて、違った人生を歩めたかも。薫を取り調べる警察のひとが、お前は売られたんだよ。と自白を唆すとき取り出す扇子が黒くて悪魔みたいで怖いです。丁寧につくられたいいドラマだと思います。
薫と陽子以外、種類は違えどみんな癖があって怖い人ばかりだなあと感じました。薫は若いのに陽子の介護があって大変で、しかもお金に苦労してそうで、かわいそうになりました。薫は文字に関する特殊な能力がありそうで、今後藤原の指示のもと、それを生かす仕事をするのかなと予想しています。でも危ない世界に足をつっこみそうなので、心配です。薫親子が最終的に幸せになるように、薫が小説家として成功できるように応援したくなりました。