※まだ評価はありません。
脚本・ストーリー 4.3 /5.0(85%) | - 位 /1088件中 |
キャスト 4.5 /5.0(90%) | - 位 /1088件中 |
演出 4.8 /5.0(95%) | - 位 /1087件中 |
音楽 3.8 /5.0(75%) | - 位 /1088件中 |
感動 4.5 /5.0(90%) | - 位 /1083件中 |
笑い 3.8 /5.0(75%) | - 位 /1083件中 |
スリル・興奮 3.5 /5.0(70%) | - 位 /1080件中 |
脚本・ストーリー 4.3 /5.0(85%) | - 位 /1088件中 |
キャスト 4.5 /5.0(90%) | - 位 /1088件中 |
演出 4.8 /5.0(95%) | - 位 /1087件中 |
音楽 3.8 /5.0(75%) | - 位 /1088件中 |
感動 4.5 /5.0(90%) | - 位 /1083件中 |
笑い 3.8 /5.0(75%) | - 位 /1083件中 |
スリル・興奮 3.5 /5.0(70%) | - 位 /1080件中 |
漱石役に長谷川博己さん、妻の鏡子役に尾野真千子さんが演じていて、すごいはまり役でした。長谷川さん演じる漱石が留学先から帰国して以降、精神が不安定になりますが、すごく迫力があり、漱石ってこんな人だったんだと想像できます。尾野さん演じる鏡子さんはどんなにつらい状況でもくじけないハートの強い人だったんだなとビシビシ伝わってきます。尾野さんの表情に引き込まれました。
夏目漱石という作家は、小説は読んだことがあったが本人についての物語は初めて観た。
「これぞ昔の文豪」とでも言うべきか、本当に気難しい人で妻とも一口に円満といえるものではないかもしれないが、それぞれとても強く、そして心の底では互いを愛して生きているのが伝わってきてなんか泣きそうになった。
端正な顔立ちで、エキセントリックな所のある夏目漱石を、長谷川博己さんが、オーバー気味に演じていて、身長はかなり違いますが、漱石の雰囲気を良く醸し出していて、役にはまっていると思いました。
尾野真千子さんが、鏡子夫人の役と聞いて、おっとりとして、ふっくらとしていた鏡子夫人のイメージと違うので、「えっ?」と思いましたが、いざ見てみると、演技が上手いので、違和感がありませんでした。
全体的に、原作の雰囲気を壊さずに、しかも見ごたえのある演出で、面白かったです。
満島真之介さん、竹中直人さんなどの脇役も存在感があり、演技が光っていて、良かったと思います。
悪妻と言われている夏目漱石の妻を尾野真千子さんがとても魅力的に演じていました。朗らかで細かいことは気にしない明るいお嬢様時代から、漱石を愛して嫉妬し、寂しさに絶望して自殺未遂まで起こしたり、神経質で暴力までふるう漱石と真正面からぶつかっていく強い妻に変わっていく姿は凄まじいものを感じました。長谷川博己さんの漱石も素晴らしかったです。