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脚本・ストーリー 3.9 /5.0(78.6%) | 351位 /1088件中 |
キャスト 4.1 /5.0(81.4%) | 461位 /1088件中 |
演出 4.0 /5.0(80.6%) | 255位 /1087件中 |
音楽 3.3 /5.0(66.8%) | 619位 /1088件中 |
感動 3.4 /5.0(68.2%) | 330位 /1083件中 |
笑い 3.2 /5.0(64.4%) | 348位 /1083件中 |
スリル・興奮 3.0 /5.0(59.4%) | 675位 /1080件中 |
安達さんが幼くて娘の立場だった頃は自分を否定する母親を酷いと否定していたけど、心が大人になって当時の自分の目が死んでいたことを否定できなくなり、自分も母親になって娘を自分のものだと思っていることに気づいてしまったのかなと思いました。それでも自分を否定して傷つけることを今でも平気で行う母親とは違う存在だと思いたくて、母親との繋がりの原点であるへその緒を捨てようとした、でも捨てられなかったという心の葛藤が凄く伝わってきて辛かったです。
夢の中で謎の少女がずっといたのは安達さんが捨てたいけど捨てたくなかった存在だったからだと思うとすごくすごく深くて、重くて、言葉が出ませんでした。
捨てることで気が晴れることもあるけれど、後悔しか残らないこともあるので、捨てるという決断はすごく勇気がいることだけど、捨てないという選択もまたとても勇気がいることなんだと感じました。
素敵な最終回でした。紅しょうがを食べて安達さんがいってきます、という生まれる描写が面白かったですね。紅しょうがが好きなのはおかあさんがお腹の中にいたときに食べまくっていたから、というのをきいて、結局嫌でも親子って繋がっているんだと感じました。あの夢の中の少女は結局へその緒だった、というところがすごい。私のへその緒あるんだろうか、と思ってしまいました。息子のへその緒も大切にしなければ、と思いました。捨てないです。
この時期に最終回まで無事に放送してくれたことに感謝です!
今回は今までの伏線を回収するようなストーリーだな、と思いました。
捨てたくっても捨てられないモノ。それは夢の中でずっと出てきていた少女だった展開に「素晴らしい」と!
安達さんがどうして紅しょうがが好きなのか。
「私はお母さんのものじゃない!」と言いながらも、娘の美羽ちゃんの事を「私のもの」という矛盾。
夢の中で解決した感がありました。
なんだかんだ言いながら、これからも絆を大切にしながら『モノに囲まれて暮らす』んでしょうね。
最終話に向けて何とも言えない息苦しさを感じたのが自分だけでしょうか。時間をさかのぼり“捨てる”というキーワードに妙な反応のあった原因が解き明かされたことや、終わりの見えない密室劇からの解放感が夢の中の広々としたランニングコースで表現されていたことなど、気持ちよく終わるための要素がいくつも用意されていて、作り手の愛情や誠意すた感じたね!初回放送からの回想で自己と向き合う場面から家族との対話に移行する様子はスムーズかつ必然性のある流れだった。本人役を演じた安達さんの本音も実は盛り込まれていたんじゃないかな?と思わせるセリフ回しや表情もかなり引き込まれたよ。とにかく解放感しかないエンディング!
安達さんに捨てて欲しいものが擬人化して夢に登場するという基本の流れは変わらないけど決してマンネリせず、12話通して同じような展開になる話がひとつもなかったのが凄かったです。何でもかんでも手放すのではなく、子供に対する執着とか皆に好かれたがる性格とか、捨てずに折り合いをつけて生きていくと清々しい笑顔で語るラストの安達さんがとても綺麗だったし、台詞が胸に刺さりました。シュールでコミカルさもあって、出演者が少ない分、演者の集中力が熱量が画面からビシビシ伝わってきて、舞台を観ているような感覚になれる良いドラマだったなと思います。
大事なパジャマの話から前回の着ぐるみの話に繋がって、安達さん自身が見たくなくて隠している過去を知ってしまった流れに戸惑いました。でも謎の少女が現れなかった旦那さんに別れを切り出された夢は、心の奥底に残っている母親にさえ必要とされていない不安感を思い出したことで見たということなのかなと展開の奥深さに気づかされました。
それに夢って大抵辻褄が合わなくてもどんどん進んでいくもののはずなのに、謎の少女がいることで統制されていると思っていた、思わされていたんだなと感じました。謎の少女と安達さんのお母さんの問題をどう納得できる形に納めるのか楽しみだけど、少し怖いです。
使い込まれたパジャマの役をYOUさんが面白く演じていて良かったです。ハイヒールが似合ってますね。パジャマがなんでハイヒールなのかはわかりませんでしたが。。パジャマって確かにお気に入りがあると手放せなくなるよなと思いました。少女が「子どもは安達さんの持ち物?」というところがなかなか深いなと思いました。子どもをつい自分のもののように扱ってしまうけど、本当は違いますよね。。安達さんはお母さんからそういう扱いを受けていたと思われていたということでしょうか。安達さんにとってはそこがやはりいちばんの肝な気がしますが。本当は捨てたいのはそれ?なんでしょうか。
着慣れているパジャマって捨てられないですよね~
新しいのをもらっても、すぐに着なくってやっぱり今着ている古いパジャマに腕を通しそうです。
なので、安達さんがなかなか捨てられない気持ちが分かりしたね。
しかも、お腹が大きい時にもずっと、なんて(でも、本来はマタニティ用のパジャマじゃないとお腹が苦しいですが)。
目が覚めて1度ゴミ袋に入れていたのに、また目が覚めてパジャマがあったので、2段オチの夢だったのかな?ラストが分かりにくかったです。
今回はいつものちょっとコミカルでシュールな雰囲気とは違う、シリアスな空気と安達さんの狂気的な演技が印象的で見ごたえがありました。パジャマだけでなく家族、子供への執着も感じられていつも穏やかで朗らかな安達さんの闇を感じて胸がギュッと締め付けられるような苦しさがあり、本当にこれまでと同じドラマかなと思うくらい観終わった後に重たさが残りました。冒頭のほのぼのシーンも相変わらず楽しくて、梶原さんとハグをしたり食事に行く約束をするほど仲良くなっているのが嬉しかったです。
芸能界の仕事がこなくて不安で、芸能界の仕事ではない一般の仕事をしてみようという気持ちは何となく想像できます。でも顔を隠す着ぐるみを着る仕事を選んでおいて"誰も気づいてくれなかった"と寂しそうに言うのは何か違うなと思ってしまいました。でも"安達祐実"という芸能人としてのプライドはまだ残っていたのかなと感じました。
どこまでが本当の話かわからないけど、給与明細として出てきたおじさんが芸能界以外の仕事をしても目が死んだままだった安達さんにあえて強い言葉をかけてくれてよかったし、安達さんの中で黒歴史となっている出来事を娘さんに話せるようになった展開は素敵だなと思えました。
今回の『擬人化』は、まさかの『バイトした時の給料明細』で。こんなパターンもあるのかと驚きましたね。
前回の『20代で1度、子役のイメージから芸能の仕事が無くなった』と繋がっているな、って思いました。
着ぐるみを着たバイトって顔がバレない様に、との設定でしょうけれど・・
いくら大人になったからって、着ぐるみを脱いだら『安達祐実』ってみんな気づくと思いますね。
ストーリーはイマイチでしたが、寝る前の大あくびがあまりにも演技に見えなくって、そちらの方が『素』かなぁ、って気になりました。
安達さんのバイト話、ちょっとリアルに感じました。子役時代から活躍してる安達さんでもそういう時期はあったんじゃないかと思います。キグルミバイトなのは本当かな?と思いましたが、顔がわからないのでいいかもしれませんね。安達さんにとっては忘れたいけどなんだかんだで忘れたくない重要な思い出だったんじゃないでしょうか。
あと最後のお母さんに目が死んでる、と言われた、という西村さんの話はこれからお母さんのことが出てくる布石なのかなと思いました。
今回初めてだんなさんの存在が出てきて「おー」と思いました。ちょっとした喧嘩のような感じがリアルで面白かったです。今回は今まで以上にカオスな回で、片手間で見てると展開がわからなくなってきてしまう感じでした。安達さんの娘さん?役もかわいかったですね。昔の西村君も突然登場してきてびっくりしました。彼も意外に安達さんの生活に食い込んできているなという印象でした。金髪の安達さんがお人形さんみたいでかわいかったです!
失恋を機に髪を切るくらいはわかるけど、ダメージのある金髪に変えてしまった西村マネージャーの行動力(?)にびっくりしました!普通の社会人はやらないし許容されないことなので、驚かれるけど受け入れてもらえる自由さを少し羨ましく感じました。
でも北と西で一文字違いとかバンドやってたとか、北村さんと必死に共通点を上げる西村マネージャーに対して思うのは自由だけど口に出す必要あるのかなとか、同意を求めてるのかなと若干引いてまいました。でも怒っていたはずの安達さんの夢の中に10年前の西村マネージャーが北村さんの姿で出てきたので、安達さんは素直に受け入れたんだなぁと少し驚きました。
弾き語りのシーンで北村さんの姿の西村マネージャーが微笑む瞬間があったのですが、素敵だなと感じた要素が外見ありきだったので少し申し訳なかったです。
初回並みの不思議な緊張感があった。“あの頃の自分自身”と向き合い、キャリアとパブリックイメージが交差するなかでもがく様子はこちらにもヒリヒリが伝わってきたね。そして女優の命ともいえる髪を巡る狂気じみた演出は今までにない解放感があって最高だった!こちらも「切れ!切れ!」と心の中で思ったくらい。これまで安達さんに献身的に接してきたマネージャーが失恋を期に金髪になるという謎の行動が全てが始まりだったというドミノのような神回だったね。
俳優(女優)さんって撮影の為に髪型を変えられないのに、金髪にする西村マネージャー!しかもヅラ!しかも似合ってないし!
今回の擬人化は『10年前の安達祐実』って事で、『子役のイメージからの脱却』を模索していた時期だと思うのでセリフがリアルでしたね~。
しかも、丁度ドラマの前に『30過ぎて再ブレーク』って記事を見てた後だったので、余計に心に刺さりました。
それにしても、夢の中の西村マネがどうして北村匠海さんだったのか・・視聴者へのサービスでしょうか?
ゲストの北村さんはご本人役だけで終わりかなと思いきや、西村マネージャーとして夢に再登場するとは…。格好良く変わり過ぎてるところがいかにも夢の中って感じで面白かったです。髪色や髪型を自由に出来ない職業って芸能人だけではないけど、前髪を5mmだけしか切れないとか、気分転換にバッサリ髪をカットしたり金髪にするとか、自分の髪なのに自由に出来ないストレスを子どもの頃からずっと抱えているって結構きついなと思いました。夢の中だけでも安達さんが金髪を体験出来て良かったです。
夢の中でスパゲッティを残した安達さんに謎の少女が「こっちは必死に栄養運んでたのに」と放った一言ハッとしました。
謎の少女がどんな存在なのかを示すのに役立つ発言のはずなのに、安達さんの夢に常に存在し、話を仕切るだけでなく栄養を運んでいたということは"脳"の擬人化でもおかしくないわけで、深く考えすぎなのかもしれないけど逆に難しくなったような…。物の擬人化には慣れましたが、臓器とか安達さんの肉体的なものも擬人化するのかなぁと謎の少女の謎が気になって仕方ないです。
大人の女性に見られたいためとは言え、ぶかぶかのハイヒールをルブタンで買った安達さんの心意気は同じ女性としてカッコいいと思いました。そして思い出の靴で庭を歩く姿にうるっときていたので、その靴をオークション出して値段が上がるのをニコニコ見る流れに笑ってしまいました。
今回の擬人化したモノが『黒いピンヒール』で、しかも裏側が赤かったので『ルブタン』かも!高いかも!って思ってしまいました。
それなのに卑屈で暗い感じの女性で「捨てて下さい!」と来たので、少し違和感を感じます。
安達さんが最初は懐かしくてウキウキ話していましたが、だんだん彼の為に背伸びしていた自分を思い出して、ちょっとしんみり。
・・かと思ったら、最後にオークションサイトで売っちゃったのが「さすが!」と思いましたね。
有名人は夜にこっそりデートでと思うので、ピンヒールが「お日様の下で歩きたかった」のセリフは、上手いな、と思いました。
女性にとって靴はおしゃれで重要ですよね。そして玄関にしまっておくとなんとなく忘れて捨てづらくなってしまう…。よくわかります。ヒールが高い靴は歩きづらくて日常的になかなか履けないですもんね。安達さんも頑張った恋愛経験があるようですがこれはリアルなのでしょうか。過去を話す安達さんの涙ながらの演技が素敵でした。ラストで靴やマネージャーの思い出の品をオークションで売ってしまうのも今っぽいですね。一時期メルカリのCMやってたけどメルカリじゃないんだなと思いました。
プライベートな断捨離企画に毎回、頭を悩ませる安達さんが夢に出て来たのは好きだった本。しかも、ハードカバーと文庫版の二種が攻防戦を繰り広げる様子はかなりポイントをついてて楽しめたね。さらに、そこに“電子文庫”というアイテムが参戦してくる三つ巴なバトルに謎の少女も目くじらを立てる場面が可愛らしくて良かった!いつになくユーモアを含んだストーリーだったけど、本を人に貸すことでゆだてるという点や逆にめっちゃ重たい本を貸してもらうという本末転倒なエンディングも含め満足な回だった。
バイバイする前に朝の晴れたお庭で靴を履いて歩く安達さんの笑顔が素敵でした。ちゃんと靴の願いを叶えてあげて、自分ももう一度過去の恋と向き合って鬱々とした思い出も靴と一緒に手放す姿が格好良かったです。中敷き入れても歩きにくそうな、全くサイズが合っていないブカブカの靴が「好きな人と釣り合うようになりたい」という安達さんの思いの強さを際立たせていたと思います。
「狂王の庭」という作品を読んだことはなかったのですが、本役として松本まりかさんと徳永えりさんが登場したので女の醜い争いが見れるのかなとドキドキしました!でもあっさり言い合いが終わってしまったので肩透かしを食らった気分です。もうちょっとドロドロが見たかった…!
格はわかりませんが、利便性の面だけ見れば電子書籍が圧倒的大勝利感を出していたことには納得できます。でも安達さんは紙書籍派と言っていて、最終的に単行本を読んでいたので電子書籍のが上位的な展開は疑問でした。
単行本と文庫本との争いが面白かったですね。私だったらどちらを捨てるかなと考えしまいました。好きな本ならどちらもとっておきたくなるかもしれません。なんといっても松本まりかさんのちょっと嫌みったらしい演技が最高でした。そしてまさかの電子版登場に笑ってしまいました。演出が凝っていてお子さんが暑い暑いというところデバイスをうまく表現していて面白いですね。女の子の衣装が着物だったのは謎でしたが、どんな意味があったのかな?とてもお似合いでびっくりです。
今回は、擬人化した人たちの演出が凄く上手いなぁ~、と感動しました!
同じ『狂王の庭』の本が擬人化されているのに、ハードカバーの文庫本のヨウコはレトロで大人っぽく・文庫本のミヤは洗練された服でお洒落な感じで。
最後に出てきた電子書籍版のショウコが、まだ子供でドレスを着ていたのが「これからの時代」って感じでしたね~憎い演出です。
最初と最後に、以前出てきた梶原さんとすっかり仲良くなっていたのも良かったですね。
本を譲り合うのって良いな、と思いました。
安達さんと共演者の梶原さんがすっかり仲良くなっているのが嬉しかったです。梶原さんとの仲もそうだし、文庫本の購入と以前捨てた輪ゴム・ビニール袋が繋がっているなど、単にバイバイして終わりではなく、その後が垣間見れたり捨てた後も安達さんの記憶にちゃんと残っているのが何か良いなあと思います。今回はゲストが松本まりかさんだったので、もっと怪演が見られるかと思いましたが意外と普通でしたね。「ハードカバー役」というもう二度と演じることがなさそうな役柄だったので、せっかくだからもう少しインパクトのある演技も見てみたかったです。
前回の捨てて欲しい物で現れた、共演女優さんと安達さん仲良く会話しててほっこり、、 電子派?紙派?安達さん紙派で嬉しかったな、、同感です。
夢の中少女、今回は着物で登場、最近どんな服装で現れるのか、少し楽しみになってきました!
捨てて欲しい物、2人の登場に、何だろうとワクワクしました、同じ本で姉妹、姉妹のバトルがリアルで、このバトルをどうするのかな、安達さんどちらか捨てられるの、と想像しながら見られて面白かった。本は捨てられることなく、姉妹の願いが叶って良かった!
多くの人が本人を思い浮かべられる元旦那さんの話題を直球で放り込んできた感じに衝撃を受けたました!それにこの回を知った元旦那さんは何を思うんだろうなぁと一瞬過りました。
男性は思い出を新規保存して女性は上書きするみたいな話を聞くので、その通り婚約指輪役の男性が覚えていた思い出の海を安達さんがさっぱり覚えていなかったことに笑ってしまいました。
企画として婚約指輪を捨てるという安達さんの決心は驚きもあったけどカッコいいなと思えるものでしたが、婚約指輪の望み通りロマンチックな終わり方になってキュンとしました!
安達さんがご本人を演じている以上、元旦那さんっていったらあの方だよなと思い当たってしまうのですが、最終的に指輪は捨てずに娘さんがこっそり持っているという展開は、誰も傷つかず、元旦那さんにも配慮した良いラストだったなと思います。子役時代の話や高校の話などもそうでしたが、センシティブな内容もグッと切り込んで描かれているところがリアリティがあって面白いですし、それを承諾してご本人役をしっかり演じる安達さんがプロフェッショナルだなと思います。
何とか順調に継続できている断捨離企画。そして、ついに捨てるものの候補に“結婚指輪”が…!言うまでもなく、かなり内面をえぐるようなストーリーだったけど、これは演じているご本人的にも思い当たる節があるのでは?というちょっとヒヤヒヤした感じもあったよね。初回放送のインパクト並みにえげつない内容だったけど、何かを察したのかお子さんからの「指輪を排水溝に流しちゃった」という置手紙。こんなことができる親子関係って素敵すぎる!そして、指輪はブライス人形のティアラに…という粋な終焉に涙だね。
この話は本当かどうか、気になる回でした。前の旦那さんがご本人だったら面白かったですけどさすがにそれはなかったですね!どこまでがリアルなのかぜひとも安達さんに聞いてみたいです。指輪を売って終わりと思いきや、娘さんがこっそり自分のものにしているラストに驚かされました。さすが女の子。策士だなと思いました。海のシーンなどとってもおしゃれで見ていて面白かったです。何より少女のタキシード姿がかっこよかったです。どんな衣装もお似合いですね。
今回の『擬人化したモノ』が『元旦那さんからの婚約指輪』だったことで、大丈夫なのかと心配になってしまいました(笑)
安達さんと井戸田さんの事務所って器がでっかいですね。
婚約指輪の男性との会話から、今の安達さんの幸せが分かる様でした。
「海に投げられたい」と願う指輪・換金したい安達さん達。指輪はどうなるのかと思っていたら夢の中で海に行けて良かった!
目が覚めた後、美羽ちゃんの「指輪を排水口に落とした」とのメモを見た安達さんの「排水口から海に行けるかな」に思わず納得しました。
でも実は美羽ちゃんがこっそり指輪を持っているオチが待っているとは思わなかったですね。
真剣にお芝居と向き合っているのかもしれないけど、大先輩だろう安達さんに対して上からというよりも同じ立ち位置で会話しようとする梶原に冒頭から嫌悪感が募るばかりでした。本人が本当にこういった態度の人なのかわかりませんが、安達さんが全部否定して1から10まで指導してくれたら素直に聞くのかという疑問や、そうやって指導されたらそれは梶原ひかりの演技と言えるのかとか考えてしまいモヤモヤしました。
長い年月同じ環境にいるのなら「誰からも好かれたがる気持ち」は自分を守るために必要だと思います。
でも怒って本音を言った安達さんに感動した梶原を見て、作り込んだ仮面を着けて笑っていることが本音だと言われてしまったら、それは自分に対しての壁だと受け取られる場合もあることを忘れちゃいけないんだと感じました。凝り固まった考え方を変えるのは難しいので、捨てなかったけど変えられた安達さんは柔軟性があるなぁと羨ましくなりました。
今回はホテルだったので、夢の中でも違う場所なのかと思ったんですが、やはり自宅だったんですね。梶原さんの独特な衣装がインパクトありました。梶原さんを捨てちゃうのか?と思ったら、誰にでも好かれたいという気持ちを捨てる、ということだったんですね。なるほど、と思いました。安達さんは小さいころから芸能の仕事をしていたので、空気を読んだり、周りの顔色をうかがったりすることが多いのかな、というのはなんなく想像できました。梶原さんに思いきり本音をぶつけるところはかっこよかったです。女の子の監督風の衣装もかわいかったです。あの子の衣装も毎回楽しみです。
いつもと違ったパターンで(ドラマかなにかの撮影からスタート)これも面白いな、と思いました。
しかも、今回は自ら夢で少女と語りたいと思うのが、いつもとは違いましたね。
手放したい『誰からも好かれたい気持ち』ってみんな持っていると思いましたが、どうやって夢に『擬人化』で出るのかと思ったら、まさかのご本人登場でした(笑)
安達さんが「あなた、演技が合わせられないでしょ!この頭でっかち!」とキレてしまうところが最高でしたね!
結局、通常と違い『誰からも好かれたい気持ち』は捨てない事にしたのが安達さんらしいかも、と思いました。
今回は輪ゴムとか袋などの物体ではなく「誰にでも好かれようとする性格」という形のないものが対象というのが興味深く、しかも初めて安達さん自らが捨てたいと願う展開が新鮮で面白かったです。本音で熱くぶつかり合うことも大切だけど、安達さんが言うように皆が皆そんなふうだと現場がまとまらないし、円滑に進めるためには誰かが裏で気遣いをしなければならない。芸能界だけでなく一般社会にも共通することですよね。表面的な部分しか見えていなかった梶原を一喝する安達さんの姿にスカッとしました。本来の自分のままでいることを選んだラストも格好良かったです。
どこからどう見ても違和感しかないラインストーンの手作り壁掛け時計。それが物語の中心になることは案に読めたけれど、今までと異なるアプローチで展開する様子は小気味よかったね。このようなミニマルなお話しはワンパターンに陥る可能性もあるけど、早くもそれを回避するストーリーテリングの巧みさが見えてよかったね。そして、夢の中に現れる謎の少女が不思議な距離感で来客と接する感じがまた面白い。体としてはひとり大喜利なんだけど、少ない手数で物語の奥行を感じさせる丁寧な作りは安心して見ていられるよね。
多分遠い親戚っていう距離感と要らないという想いを隠して書かなければいけない大人としての礼儀がまた"あるある"だなぁと思いました。
安達さんの言っていることは人として勿論正しいけど、真っ直ぐ立たない時計に対して思ったことは謎の少女が書いてた手紙の文面だと感じたので、なぜその関係性を保とうとしているのか安達さんの本音が気になりました。
でも目の前に現れた擬人化した時計がミツヨおばちゃんにそっくりだからか丁寧に接することをやめない安達さんに対して、逆に安達さんが毎回返事を書いてくるから止められなくなっていると文句を言い出した流れには笑ってしまいました!返事を貰ったらまた送らなきゃと思う心も"あるある"なので、どっちも責められない問題を自分なりに解決した結果が素敵だなと思いました。
おばさんの時計インパクトありましたねー。あれだけ手作りのものたいへんでしょうが、30すぎた姪に送りつけるものとしてはなかなかしんどいものがあります。それに加えてはいりさんの圧とカラフルな衣装もその時計に合ってましたね。いつもこのキャスティングはナイスだと思います。女の子の手作り風のチョッキも可愛かったです。ああいう手作りのものは捨てづらいですが、なくなるとスッキリするなと思いました。おばさんも元気だといいですね。
安達さんが捨てて欲しい物に反撃、凄くスカッとした!
自論を撒き散らす人ってどこにでもいます、自論は結構だけど、人に考えを押し付けて欲しく無いですよね、こちらはこちらで、色々考えがあるし、何も言わない賢さというものがある!
安達さんの、私は技術でやってるあんたに合わせる、の台詞めちゃくちゃかっこよくて、感銘した!
そして、バイバイリストから消去、捨てなきゃいけないのかな、と疑問視していたので、最後納得な結末で満足。
捨てるという行為を通して、そこにあった思いをも断ち切るという面が強調されたストーリーで、今まで以上にセンチメンタルな色彩が濃くなっている印象が強かったです。そうした中で「光代おばちゃん手作りの時計」に扮した片桐はいりの演技は、一見軽くコミカルでありながらその背後にある思いをきちんと表現出来ていて、素晴らしかったと思います。それと毎話必ず夢の中に現れる謎の少女と1対1で絡むシーンがありますが、正直、やや冗長に感じるので見直しが必要かと思います。
ちょっと扱いに困りそうな手作り時計の擬人化が個性派の片桐さんというキャスティングが最高でした。手作りの物をプレゼントされるって気持ちは嬉しいんだけど趣味が合わなかったり、かと言って簡単には捨てられないし、困っている安達さんの気持ちにめちゃくちゃ共感しました。時計はバイバイリスト行きになりましたが、時計に付いていた石をピアスにして身につけて、光代おばちゃんの思いや気遣いに感謝する安達さん、素敵な女性だなと思いました。
安達さんの『紅ショウガ』好きが貫かれていて素晴らしいです。
今回の擬人化は『光代おばさんからもらった大きな時計』でしたが、作った光代おばさんにそっくりだそう(笑)
安達さんがいつもと違って、遠慮がちでいそいそとしていたのが面白かったですね。
しかも夢の中の少女は相変わらずの毒舌っぷりで、見ていて痛快でした。
時計をもらったばかりなのに「捨てて」は驚きでしたが、今までお互い無理にしていた分、これを機に楽な関係になると良いですね。
またしても"あるある"ですごく共感できました!
歴代のケータイたちが既に充電もできず起動もしないのに捨てられないまま残ってるのは、その時の自分自身のような気持ちがあるのかなと思って見始めました。
なので安達さんの高校時代の携帯が擬人化した姿が加藤諒さんというのは衝撃的すぎました。安達さんも引いてて少し安心したけど、いつも使ってたケータイが異性ってだけでも抵抗あるのにキャラも顔も言動も全てが濃かったです。しかも初めて捨てられることに異議を唱えたかと思えば、捨てるなと言ってる訳じゃないとか…途中から別れ話をしてるカップルのように見えてしまい不思議な気分になりました。
でも自分の記憶と現実には差異があるけどそれを見た年齢や見たときの心境などでいい意味か悪い意味か受け取る意味合いも変わってくるし、忘れていることも多いとわかったので、電源が付くうちにケータイの思い出を振り返っておきたいなと思いました。
昔の携帯って確かに捨てられないですよねーと思いながら見ていました。いまいち捨て方もわからないし、個人情報もあるし。。そういう執着みたいなものを加藤諒さんの濃い感じがうまく表現されていた気がします。携帯電話って結構その時代の象徴ですよね。今回も安達さんの高校時代の青春の写真がかわいくて素敵でした。私も古いスマホがあるので捨ててしまいたいなと思いました。あの少女の謎が深まるばかりなので気になりますね。
今回は『初代携帯・ガラケー』との事で、演技派の安達祐実さんと加藤諒さんの対峙(?)が楽しめました!
ドラマを見ながら、「確かに、ガラケーや前の携帯ってって中々捨てられないんだよな」って思いながら、ふと、自分も「どっかにしまったっけ?」と振り返ったりして。
加藤さんの『ガラケー』が、メールなどのデータを元に昔の事を語ったりするのが面白かったですね。
安達さんがドラマの中で「仕事が忙しくって高校時代はいい思い出がない」って言ってましたが、実際にもそうだったのかな。
このドラマは、毎回、安達祐実さんのリアルな感じが『凄いな』『これって本音かも』なんて思えます。
今回はモノが訪ねてきて「捨ててくれ」と懇願するいつものスタイルではなく、捨てられることに意義はないけど何故捨てられなきゃいけないのか理由を知りたいという面倒臭い奴が登場するという展開が新鮮で面白かったです。不用品をただ捨てるだけではなくて、捨てるに至るまでに色々とドラマが生まれるところがモノの擬人化という特異な設定ならではだなと思います。特に今回ゲストの加藤さん演じるガラケーの絶妙な鬱陶しさ!こういうの人間でもいるよというリアリティがあって良かったです。安達さんが青春してたことを思い出すシーンは、多忙だったであろう実際の安達さんと重なってちょっと切なくて胸がキュンとしました。
次は"暮らしにまつわる何かを捨ててほしい"と言われて悩むのかと思いきや紅しょうがを食べながら寝てしまう安達さんがずっと可愛い!
捨てるものを安達さんが思い付くパターンではなく、自己申告制というのが面白いです。
自分も言われたら要らないか考えるけど、たぶん要らなくても必要に迫られないと捨てないものって結構たくさんあるので、あるあるだな~と感じました。
輪ゴムとか使える物はいざ使いたいときにないとイラっとしちゃうし、本屋さんのレジ袋は使い勝手は悪いけど丈夫だし何かに使えると思って溜まっちゃう物なので、輪ゴムとレジ袋の話を聞いて、家にある輪ゴムや溜まっているレジ袋と向き合いたいなと思えました!
本屋さんで雑誌が袋に入れられてから家で雑誌が出されるまでの間に2人(?)が付き合い始めたという設定は斜め上だったけど、擬人化されると何にでも何となく愛情が湧いてしまうのが不思議でした。
ビニール袋にカースト制度があるのが笑えました。本屋の袋はスーパーの袋より格が上なんですね。輪ゴムと恋仲だったり、いつの間にか安達さんを巻き込んで三角関係みたいになってたり、輪ゴムとビニール袋が織りなすメロドラマみたいな展開がシュールで面白かったです。ビニール袋に輪ゴムを留めて一緒に捨ててあげるラストも2人(?)のラブストーリーのハッピーエンド感があって良かったです。
安達祐実さんが安達祐実本人役をやるということで注目していたドラマですが、捨ててほしいものが擬人化して安達さんの夢に現れるというシュールな世界観と、散りばめられた笑いにすっかりハマってしまいました。第一話では「世間で代表作だと言われている作品のDVD」で、あの名台詞をもじったり、第二話では輪ゴムとレジ袋の意外な関係に驚いたり、展開に意外性があってわくわくします。毎回現れる謎の少女魔法のようなこともできたりしていったい何者なのかも気になります。安達さんの価値観が捨てるものと向き合うことで変わっていく様子を見守りたいと思います。