ごめん、愛してる

難しい役にも関わらず、歩き方やしぐさ、一つ一つのセリフから、素直な女性という役柄が伝わり、ドラマの中で自然体の演技が際立っていました。
りっくんと呼ぶ声が非常に可愛らしく、声の出し方まで女優さんだなと感じ、改めて池脇さんの演技力の高さを実感しました。

高次脳機能障害、事故により子供の知能で止まってしまっている女性の役柄は、かなり難しかったのでは無いでしょうか。しかし、とても自然な可愛らしさは、すごく素敵でした。とても切ないドラマの中で、なんだか天使のような存在感を感じました。

久しぶりにテレビで見ましたが、役の雰囲気に合っていたと思います。律や凛華への対応を見ていて、律に対する感情は、恋愛じゃなくて家族愛に近いのかなと思いました。もし妹がいたとして、妹だけが幸せに生きていたらどう思うか、という質問に「よかったねって思う」と答えていたのが一番印象に残っています。このセリフで、律が救われた感じがしました。

高次脳機能障害を負ったお母さん役は難しい演技が求められると思いますがとても自然に観られます。うまいですねぇ~

この人を最初に知ったのは17年前のドラマで、その時は普通の若い子の役が合ってましたが、最近はちょっと風変わりな役所が多いというのが印象です。その風変わりな役も自然とこなしてしまう演技力が素晴らしいと思うし、今回の『ごめん、愛してる』では“目”の演技が圧巻です。

池脇さんは本当に天才ですよね。どんな役でも自分のものに出来るし、人を感動させられる女優さんだと思います。今回の若菜は本当に天真爛漫で純粋で、とても可愛らしいのですが、ただ純粋で可愛くいれば良いというわけではなく、子供の母親という強さも出さないといけません。そこに彼女の演技力が生かされてるなと感じました。

すごく上手くて引き込まれました。ただただ純粋に、男女の関係なしに主人公に好意を抱き、心配する様子がとてもよく伝わりました。
また、子どもをいとおしそうに育てている表情やしぐさも、とても印象に残りました。

ハンディキャップのある役を見事に演じていて凄かったです。
ハンディキャップがあるものの、純粋でがんばり屋なキャラクターをさらに魅力的に見せてました。
しぐさやセリフまわしまで、かなり研究されていて感心しました。

作品の中では障がいのある役なのですが、自然な感じで演じていて違和感を感じないです。主人公の長瀬さんのことが好きで大切にしているのが、見ている人にひしひしと伝わってきます。かわいらしいけど、過去をあまり思い出したくないというのを演じている姿が綺麗です。

脳に障害のある役ですが、演技がリアルでとても驚きました。そんな中、律(長瀬智也)を思う純粋な気持ちをとても上手く表現しているな、と思います。
これまで演じてきた役とはまた違った顔が垣間見れて、この人の女優としての演技の幅広さにはただただ脱帽です。

池脇千鶴さんは昔から難しい役を演じていることが多いです。今回も普通の役ではありませんが彼女の良さと言うか表現の上手さが演技に出ています。表情もそうですが、性格が滲み出ると言った感じでもあります。あと彼女は質素な役も似合うので今回の役も結構重要な人物だと思いますが、今後にも期待したいです。

脳に障害がある主婦という難しい役を上手に演じていました。一生懸命生きている様子がしっかりと伝わってきて、純粋で子供のような表情を見ているとなんだか泣けてきちゃいそうになったぐらいです。やっぱり池脇千鶴は演技派！と改めて感じました。

脳に障害を負った役をとてもうまく演技していたと思います。小学生みたいなちょっとぼーっとした表情で、とても大人とは思えないのに、子供もいて、そのアンバランスがとてもうまかったです。あまりに演技がうまくて、本当に障害を持っているのかと思ってしまうくらいでした。