ごめん、愛してる

韓国版を見ていたので、最初は、長瀬老けたなぁ、くらいで見ていたのですが、とにかく表情がよかったです。
伝えられない母への想い、愛する人への想いを、表情や背中で表現していました。
また、悲しい部分だけでなく、深い優しさも、滲み出ていて、感情移入をとてもしました。

親に捨てられてマフィアになり、銃弾があたって余命が宣告されたりと、現実にはあり得ないような、とても複雑な役柄だったのにも関わらず、長瀬智也演じる律の表情や仕草にグッと入り込まされました。捨てられた親との向き合い方、最終回で寝ている凛花の顔を見ながら、律が見せた最後の笑顔はなんとも言えない深い感じがしました。

こんな男性がいたら、りんかと同じ気持ちになってしまうなと思いました。何とかして幸せな気持ちになってもらいたいと尽くしてしまうと思います。長瀬さんの今までの俳優としてのイメージが、私が観たものの中ではおちゃらけたイメージだったので、こんな切ない役もできるんだと新たな発見をした気分でした。はまり役だったと思います。

かなり闇を抱えてる役どころではありますが、いつものオールバックの髪型とは違い前髪を下ろして暗い感じを出しているので見た目はとても役にピッタリだなと思いました。
実の母である大竹しのぶさんへの憎しみの表情だったり、でも助けてしまう場面などは切なくて見ていて胸が苦しくなります。
あまり笑わない役なので普段のイメージとはかなりギャップがありますが、私は律を演じてる長瀬さんはとても魅力的に感じました。

主演の長瀬さんが余命宣告されてからの気持の表現、演技がとても好感もてます。そして大竹さん演じる実のお母さんへの切ない気持ち、最初は憎しみのほうが大きかったと思いますが接しているうちにお母さんへの愛情の変化が観ていてとても切なくなります。初回から最後がどうなるのか予測できるドラマですがなぜか観てしまう本当に切ない目が離せないドラマです。そしてなんといってもかっこいいです!

腕っぷしが強くて心がとてもやさしく温かい、そして愛に飢えた孤独なアウトロー、まさに長瀬智也の適役だと感じます。何故か『エデンの東』のジェームス・ディーンを彷彿とさせます。やはり長瀬智也はアイドルなのだと再認識しました。

長瀬さんはコミカルな役も大好きですが、今回のような抑えた演技では、魅力がより引き立ちますね。アラフォーとは思えない若々しさで本当にカッコいいです。律の複雑な心境の変化を上手く表してくれるので、結構毎回泣けちゃいます。

アウトローでワイルドな風貌や、不器用で情に厚いキャラクターが役にハマっているとと思います。一見すると恐くて、でも血の繋がった母親にどんなに冷たくされても、困った時は助けてあげてしまう、不器用な優しさに胸を打たれます。

やることは確かにカッコいいんだけど、リアクションがオーバーで、他の役者からしたら見劣りします。ジャニーズのコネを使って主演を掴んだ感じで、二番手の男優さんの坂口さんと比較すれば演技力の差を感じが引き立ちます。

不器用で無骨で、血の気の多いけど根はとても優しくてまっすぐな、まさしく長瀬智也らしい役だと思いました。
ピッタリの役で安心して観ていられます。
ただ、髪型がちょっと似合っていないような気がします。
（演者の責任ではないですが）

韓国に住んでいる日本人という難しい役柄で韓国語は少し違和感があったけど日本人という役なら納得がいく程度にはなっているし役柄にすごく合っていた。声が低くセリフが聞き取りにくいが、クールで寡黙な役なのですごく合っている。

韓国語が、やっぱりどうしても日本人の韓国語ですよね…しょうがないけど、もう少し流暢さが出るよう練習してほしかった。
設定が設定だけに、ハジけた演技もなく、(私の中では)長瀬くんの本領発揮！という感じではないですが、クールな演技も良い感じです。
うーん、このドラマはストーリーがハチャメチャで、何が言いたいのかわからない。
とにかく、長瀬くんの演技はまあまあ良いかなという感じでした。

ジャニーズなのに全然アイドルっぽくない長瀬智也。そのワイルドな感じが、今回の役にとても合っていると思います。年齢のわりに少年っぽいところも上手に演じていました。韓国語はどうなのかよくわかりませんが、私にはカッコよく見えました。

今まで好きな俳優さんでは無かったこともあり、長瀬さんの出ているドラマは観たことがありませんでしたが、
今回はたまたまあらすじに惹かれて観ました。とても演技に存在感がありまた自然体で良かったと思います。
特に後半の実母との再会で涙を流すシーンには感動しました。泣くシーンが上手い！
1話が良かったので続きを観るのが楽しみです。

長瀬くんの演技はとても素晴らしいと思いました。
少し前にやっていたうぬぼれデカの時にはとても面白い演技をしていたのに、今回は全然違う役どころを演じてるのですごいなと思います。
捨てられて、引き取られた夫婦が韓国に赴任した先で行方をくらまし、日本人だけど生きていくために韓国語を覚えヤクザの世界で生きていくしかなかった。でも元々は悪い人間ではないので、女の子を助けてあげる。とても人間らしさが出ている演技だと思います。私が今まで思っていた長瀬くんと違うなと思いました。

長瀬さんは『泣くなはらちゃん』のようなコメディ系の役がとても似合うイメージでしたがこのドラマの役は素晴らしかったです。はじめの舞台は韓国での暮らしで、ランの右肩として従事しながらも自分を見捨てずに一生懸命に生きる姿がかっこよかったです。日本で大竹さん演じる坂口健太郎の母をなのる本当の母親を見つけた時の表情がとても印象にのこりました。