みをつくし料理帖

セリフが妙すぎて見てられなかったです。
大阪弁が難しいのはわかりますが、出来ないなら断ってほしかったです。
綺麗で好感の持てる方ですが、他の出演者が良い演技をされている中で一人だけ学芸会のようでした。

大阪弁のイントネーション外しっぱなしで、聞いてられないです。
綺麗だし、演技も悪いわけではないのですが。
ただただセリフに持ってかれてしまっていて、演技も何もいいところが消えてしまって、残念です。
御本人のせいではなく、ミスキャストのせいです。

益々キレイですね！

まず、お着物がとてもお似合いで、時代劇にも適した女優さんだと思います。
お顔立ちもそうですが、立ち振る舞いなども、いい意味で昔の女性らしい、凛としたまっすぐさがあります。
正義感が強く、人情味のある役もハマっています。

役である元女将の気品が佇まいから醸し出されています。また、病気で悲壮感溢れる表情や主人公の澪を優しく見守る表情がとても素敵です。佇まいから醸し出ているのは、もう演技を超えたものだと思うので、作品の中にいる本人そのもので、本当に素敵で作品に引き込まれていきます。

原作が大好きで、全巻持っています。
御寮さんのイメージからすると、少し可愛い感じになってしまうなと思いましたが、年齢を重ねられた落ち着きが出ていて良かったです。
町人の質素な着物を着ていても、品の良さを表現できているのではないでしょうか。

みをつくし料理帖の原作を読んでいたので、キャストを楽しみにしていました。
ですが、安田さんの配役、ちょっと残念でした。

何というか上方の人っぽくない感じがしました。洗練されているというか、元気なイメージがあったので。
最近もテレビCMにでていますが、個人的にそのイメージが強かったのからなのか、儚い感じが全然しませんでした。

しゃべらずに座っているだけなら、驚くほど若くて美しいので見ているだけで良いのですが、セリフがあると、途端にドラマ全体のあたたかく、優しい雰囲気を壊してしまうので、ガッカリします。あんな母親がいるのはわかりますが、ほかの出演者が良いだけに残念です。