イノセンス～冤罪弁護士～

秋保准教授が目を真っ赤にして、法廷で冤罪を招き寄せる原因について語っている場面が、心に刺さりました。無関心な人間、マスコミの情報に踊らされる一般人も、冤罪に加担していると言えるのですね。ぶっきらぼうだけれど、拓や有馬に優しい面も見せる素敵な科学者がよかったです。

別に演技が悪いとは思わないけれど、
このドラマに彼の役はそんなに必要ない気がするので。

主人公役の坂口健太郎さんのイノセンスさとは対照的に、どこか懐疑的な視線を投げかける学者の役ですが、本来、科学者というものは何事に対しても疑うことから始まるわけで、それを感じさせる上に、主人公との対比を際立たせる役作りは素晴らしい。特に法廷シーンでの二人のコントラストはとても良かった。

事件を解決する実験をする科学者なので、多分役的に「ガリレオ」の福山雅治さんを意識した様な感じがしますが、口も悪く、少し偉そうな感じが強くして、少し嫌な感じがしました。
もっと自然な感じの演技の方が良かったように思えてきます。