『クイーン・メアリー2』でのセリーナ・シンデン (グリア役)の演技はどうでしたか?あえて2択で評価してみて下さい。
セリーナ・シンデン (グリア役) は 「2018年1月期 勝手にアカデミー賞」にノミネート中 (→ 今、何位?)
最終回では久しぶりに上品なドレスとメイクを施した今まで通りのグリアが見られたのが嬉しかったです。ケナとの別れの場面では寂しさをこらえて無理して笑っているような表情をしていて、彼女との別れの辛さと笑顔で見送ってあげたいというグリアの優しさが伝わってきたのが良かったと思います。
21話のレイスとのシーンが印象的でした。メイクや衣装の影響もありますが町にとても馴染んでいて、城を追放された当初のような「高貴なご婦人が場違いな所にいる」という違和感が全くなく、パッと見ただけでレイスとは住む世界が変わってしまったということが伝わってきたのが良かったです。レイスに別れのキスをする姿も切なく、でも彼を振り返らず去っていく姿にグリアの芯の強さが感じられたのも良かったです。
20話の見せ場はレイスのプロポーズを断るシーンだと思うのですが、1番印象に残ったのはメアリーとの再会のシーンでした。城を追放されてからはずっと緊張感のある表情をしていたので、メアリーとの再会で久しぶりにグリアらしい穏やかでリラックスした笑顔や、お姉さんっぽい頼もしい面が見られたのが嬉しかったです。短いやりとりでしたが、生活環境や職業が変わってもグリアの内面は変わっていないということが伝わる良いシーンだったと思います。
19話ではすっかり娼館のマダム姿が板についていて、メイクも服装も宮廷にいた頃とは全然違って驚きましたが、グリアの変貌ぶりからあの時代に女性が一人で生きていくという大変さが伝わってきました。濃いメイクをしてもけばけばしいドレスを着ても品の良さは隠せず、生きるために似合わない仕事をやらざるを得ないグリアの辛い状況が伝わってくるのも良かったです。
意志が強そうな真っ直ぐな眼差しから、グリアのぶれない芯の強さと逞しさが感じられ、娼館のマダムであってもプライドを持って仕事をしているのが伝わってくるのが素敵です。自分と結婚するために危険を冒そうとするレイスを心配する表情に彼への愛情とレイスまで失いたくないという不安が感じられるところも良いと思います。
17話は出番が少なかったですが、レイスと一緒にいる時の生き生きとした幸せそうな表情が印象的でした。グリアの真っ直ぐで正直で情熱的な面を、品のある美貌と佇まいで魅力的に表現しているので、レイスが何とか彼女と結婚をしようと奮闘するのも納得が出来ます。幸せになって欲しいなと応援したくなる、良い演技をしていると思います。
16話でガラの悪い男に絡まれた娼婦を助けるシーンがカッコ良かったです。ドスを利かせて啖呵を切るわけではないのに迫力があり、グリアの芯の強さと逞しさ、優しさが感じられました。レイスと再会した時の戸惑ったような表情や目が合わせられない感じ、昔の想いが蘇ったような情熱的な眼差しも良かったです。
ボロボロでみすぼらしい姿になっても悲壮感があまり漂っていないのが良いです。生きていくために自分の力で立ち上がろうとする逞しさが品のある美貌とギャップになっていて、グリアがより魅力的な女性に見えます。顔も汚れていて髪もボサボサなのに美しさが全く損なわれないのがすごいです。
お城を追放されたせいで13話は全く出番がなかったので、14話で復活してくれて嬉しかったです。安くて汚い宿にいるとその美貌が余計に際立ちますね。立ち姿や歩き方、グラスの持ち方など、一つ一つの仕草が洗練されていて美しく、他の娼婦や酔っ払いとは身分も育ちも違うというのが一目瞭然なのが良いです。
いつも落ち着いていて女官たちの中でも頼れるお姉さん的な存在だったので、カッスルロイのことで不安になってレイスに助けを求める姿が余計に痛々しく気の毒に映りました。12話でメアリーに追放を告げられた時の演技が特に良くて、表情だけでグリアの絶望や孤独が伝わり、見ていて胸が苦しくなりました。
最近は自分のことで思い悩むことが多かったですが、11話では久しぶりにグリアの優しいお姉さんらしさが見られたのが良かったです。メアリーと話す時の表情や、そっと彼女の手を取ったり隣に座って肩を抱きしめる仕草に思いやりと包容力が感じられるのが良いです。パーティーでの控えめな様子も、女官としての立場をわきまえている感じが伝わってきて良かったです。
10話で、カッスルロイ卿を釈放してくれたレイスを見つめる表情がとても良かったです。感謝の気持ちだけでなく、永遠の別れを覚悟しているような、悟ったような穏やかな表情が美しく、レイスへの思いは完全に断ち切っていることが伝わってきました。カッスルロイ卿に城に残ることを伝えた時の切ない表情も良かったです。
それほど出番が多くないですが、大人で落ち着いた雰囲気のグリアがメアリーの側についているだけで安心感があります。普段は冷静なのにレイスのことが絡むと途端に少女のように取り乱してしまうギャップも違和感なく上手く演じ分けていると思います。3話の衣装があまりに現代的過ぎてただのワンピースのようでしたが、戴冠式でも周囲から浮くことなく当時の世界感を保てたのは、セリーナの気品漂う雰囲気と着こなしのおかげだと思います。
身分が低い役ですが、背筋がスッと伸びて立ち姿に品がありドレスの着こなしがステキです。女官の中で1番現実的な考え方をしたしっかり者で、頼れるお姉さんという雰囲気が賢そうな表情から伝わってきます。1話でレイスを前にした時の動揺ぶりやレイスと言い合いになった時の泣きそうな表情から、グリアのレイスへの思いが強く伝わってきて切なくなりました。グリアがしたたかで嫌な女に見えないのは、セリーナの表情豊かな演技力のおかげだと思います。
最終回では久しぶりに上品なドレスとメイクを施した今まで通りのグリアが見られたのが嬉しかったです。ケナとの別れの場面では寂しさをこらえて無理して笑っているような表情をしていて、彼女との別れの辛さと笑顔で見送ってあげたいというグリアの優しさが伝わってきたのが良かったと思います。
21話のレイスとのシーンが印象的でした。メイクや衣装の影響もありますが町にとても馴染んでいて、城を追放された当初のような「高貴なご婦人が場違いな所にいる」という違和感が全くなく、パッと見ただけでレイスとは住む世界が変わってしまったということが伝わってきたのが良かったです。レイスに別れのキスをする姿も切なく、でも彼を振り返らず去っていく姿にグリアの芯の強さが感じられたのも良かったです。
20話の見せ場はレイスのプロポーズを断るシーンだと思うのですが、1番印象に残ったのはメアリーとの再会のシーンでした。城を追放されてからはずっと緊張感のある表情をしていたので、メアリーとの再会で久しぶりにグリアらしい穏やかでリラックスした笑顔や、お姉さんっぽい頼もしい面が見られたのが嬉しかったです。短いやりとりでしたが、生活環境や職業が変わってもグリアの内面は変わっていないということが伝わる良いシーンだったと思います。
19話ではすっかり娼館のマダム姿が板についていて、メイクも服装も宮廷にいた頃とは全然違って驚きましたが、グリアの変貌ぶりからあの時代に女性が一人で生きていくという大変さが伝わってきました。濃いメイクをしてもけばけばしいドレスを着ても品の良さは隠せず、生きるために似合わない仕事をやらざるを得ないグリアの辛い状況が伝わってくるのも良かったです。
意志が強そうな真っ直ぐな眼差しから、グリアのぶれない芯の強さと逞しさが感じられ、娼館のマダムであってもプライドを持って仕事をしているのが伝わってくるのが素敵です。自分と結婚するために危険を冒そうとするレイスを心配する表情に彼への愛情とレイスまで失いたくないという不安が感じられるところも良いと思います。
17話は出番が少なかったですが、レイスと一緒にいる時の生き生きとした幸せそうな表情が印象的でした。グリアの真っ直ぐで正直で情熱的な面を、品のある美貌と佇まいで魅力的に表現しているので、レイスが何とか彼女と結婚をしようと奮闘するのも納得が出来ます。幸せになって欲しいなと応援したくなる、良い演技をしていると思います。
16話でガラの悪い男に絡まれた娼婦を助けるシーンがカッコ良かったです。ドスを利かせて啖呵を切るわけではないのに迫力があり、グリアの芯の強さと逞しさ、優しさが感じられました。レイスと再会した時の戸惑ったような表情や目が合わせられない感じ、昔の想いが蘇ったような情熱的な眼差しも良かったです。
ボロボロでみすぼらしい姿になっても悲壮感があまり漂っていないのが良いです。生きていくために自分の力で立ち上がろうとする逞しさが品のある美貌とギャップになっていて、グリアがより魅力的な女性に見えます。顔も汚れていて髪もボサボサなのに美しさが全く損なわれないのがすごいです。
お城を追放されたせいで13話は全く出番がなかったので、14話で復活してくれて嬉しかったです。安くて汚い宿にいるとその美貌が余計に際立ちますね。立ち姿や歩き方、グラスの持ち方など、一つ一つの仕草が洗練されていて美しく、他の娼婦や酔っ払いとは身分も育ちも違うというのが一目瞭然なのが良いです。
いつも落ち着いていて女官たちの中でも頼れるお姉さん的な存在だったので、カッスルロイのことで不安になってレイスに助けを求める姿が余計に痛々しく気の毒に映りました。12話でメアリーに追放を告げられた時の演技が特に良くて、表情だけでグリアの絶望や孤独が伝わり、見ていて胸が苦しくなりました。
最近は自分のことで思い悩むことが多かったですが、11話では久しぶりにグリアの優しいお姉さんらしさが見られたのが良かったです。メアリーと話す時の表情や、そっと彼女の手を取ったり隣に座って肩を抱きしめる仕草に思いやりと包容力が感じられるのが良いです。パーティーでの控えめな様子も、女官としての立場をわきまえている感じが伝わってきて良かったです。
10話で、カッスルロイ卿を釈放してくれたレイスを見つめる表情がとても良かったです。感謝の気持ちだけでなく、永遠の別れを覚悟しているような、悟ったような穏やかな表情が美しく、レイスへの思いは完全に断ち切っていることが伝わってきました。カッスルロイ卿に城に残ることを伝えた時の切ない表情も良かったです。
それほど出番が多くないですが、大人で落ち着いた雰囲気のグリアがメアリーの側についているだけで安心感があります。普段は冷静なのにレイスのことが絡むと途端に少女のように取り乱してしまうギャップも違和感なく上手く演じ分けていると思います。3話の衣装があまりに現代的過ぎてただのワンピースのようでしたが、戴冠式でも周囲から浮くことなく当時の世界感を保てたのは、セリーナの気品漂う雰囲気と着こなしのおかげだと思います。
身分が低い役ですが、背筋がスッと伸びて立ち姿に品がありドレスの着こなしがステキです。女官の中で1番現実的な考え方をしたしっかり者で、頼れるお姉さんという雰囲気が賢そうな表情から伝わってきます。1話でレイスを前にした時の動揺ぶりやレイスと言い合いになった時の泣きそうな表情から、グリアのレイスへの思いが強く伝わってきて切なくなりました。グリアがしたたかで嫌な女に見えないのは、セリーナの表情豊かな演技力のおかげだと思います。