テセウスの船

さつき先生の人相の変わりようにクギ付け。セミロングヘアの真っ白な髪と、人を値踏みしながら見る目つきの悪さが、もうヤマンバにしか見えない。心のお姉ちゃんは、いくら罪滅ぼしとはいえ、よくあんな姑がいる人と結婚しましたね。おまけに妊娠までしてるし。
もしかしたら悪い人じゃないかもと思い始めてた刑事の金丸さんが死んでしまったのは残念だけど、心的にはユキさんが生きてて良かったという展開かな。週刊誌の記者なんてやってるわりには、ジャーナリストとしては正義感もあって極めてまともな感覚の持ち主のよう。
服役中の文吾さんが心のことをちゃんと覚えてて、来てくれるのを待っていたというのには、切なくなりますね。

犯人が誰なのか、心の家族の将来は明るいものなのか、がずっと気になって見ていたので、満足な結果でした。
現代シーンが最後に短時間でしたが、もう少しあっても良かったです。
音臼小の先生や校長の過去はとってつけた感が残りますが、心の家族が、犯人や共犯者でなくてホッとしたし、最後の親子のシーンや、家族団欒の中にある両親の存在感、心の兄弟の強さに感動しました。
竹内涼真が泣いても笑っても怒ってもカッコ良いので、他の俳優ならここまで真剣に見なかったと思いました。

面白いです本当に。
心が文吾に本当のことを打ち明けるシーンは圧巻でした。
急に令和に戻されちゃうなんて運命は残酷ですね…。
とりあえず毎回次回が気になって気になって仕方がありません！また演技が皆さん実力派で上手なので、その面でも気にせず楽しめてます。
次回は鈴や安藤さん演じる男が動いたり、さつき先生にもなんかありそうな感じで、楽しみで夜も眠れない。

いよいよ今日は、第６話。真犯人からの招待状っていうのが気になって仕方ないです。
前回の次回予告で、さつきの息子と話してるシーンがあったけど、息子も怪しい。被害者という仮面を被っているのか？！

また、再度過去へ戻る時は来るのか？

色々読めない展開で、とても面白いです。

もう一度過去に戻りましたがみんな心さんのことは覚えてたんですね。少年みきおはあんなにかわいい顔をしてるのに冷酷な役で嫌ですね。少5なのにめちゃくちゃ頭がよさそうです。佐野さんがお母さんに出ていくよう怒鳴るシーンがありましたが、家族としたらたまったもんじゃないですよね。未来を変えたい佐野さんと何も知らないお母さんの心のずれが切ないです。受け入れてくれたのはありがたいものの、妊娠後期で車の運転するお母さんがとても心配です。何事もない未来であってほしいですね。

心が父の文吾に、これから起きる凄惨な事実と実の親子であることを告白したときの必死さと緊迫感に圧倒され、涙が止まりませんでした。
しかも、ずっと怪しい雰囲気を人一倍醸し出していた金丸さんが黒ではないことも発覚しました。むしろ、心が未来から来たという、非現実的な発言も信じてくれて、協力もしてくれるいい人だと分かり、まんまと騙されました。
けれど、解決したら3人で飲もうというくだりや、重要な証拠を掴んだから一人で向かうといった流れは、死亡フラグまっしぐらなので嫌な予感はしました。
本当に突き落とされていて「やっぱり」と思う気持ちと同時に喪失感が凄かったです。

まさかのせいや！とまさかの澤部に持っていかれたー！（笑）そういや慎吾って大人バージョン見たことなかったんだよね？あの可愛かったてんてんが澤部‥時の流れはおっそろしい（笑）一個分からないのはおねーちゃん整形して貫地谷さんだったよね？だから未来のお姉ちゃんは貫地谷さんじゃダメだったんじゃないか？って思ったのは私だけなのかな？心さんはあの時死んだからタイムスリップの記憶はないのかな？それはそれで幸せかもしれないね。いろいろ疑わしき人がちょいちょい接触してくるからお化け屋敷みたいなドキドキがとまらなかった！

最後の最後まで楽しませてもらいました！
ドラマって『最終回前（最終回の１話前）が一番面白い』と言われていますが、このドラマは最後までハラハラでしたね。
でもまさか、犯人が正志とは本当にびっくりです。
原作のラストとは違ってたので「そう来たか！」でした。
殺人犯の父を持った田村心は亡くなったけど、和子のお腹にいた「佐野心」は何事もなく普通に育っていて。
別人だけど『同一人物』みたいな変な感じで・・それがドラマで何度も言っていた『矛盾』なんでしょうね。
ところで金丸はみきおと正志のどちらが殺したんでしょう？
みきおは1989年に３人も殺してるのに、2020年にカフェをやっているのは何故？全てが『矛盾』で終わりそう・・

犯人が正志だったとは、ちょっと意外な感じでした。見た目の雰囲気も、何か心に闇がありそうな様子も気にはなる存在でしたが、母親が毒キノコを間違っていれてそこから家族が崩壊していったとか、これまでに全然描かれてなかったから、動機が分からなかったし。ちょっと無理やり感も感じないではないけど。でもいずれにしても、現在の佐野家が、家族円満で幸せに暮らしてるので良かった。大人になった慎吾があれって、他の家族は美形ぞろいなのに、どういうこと？って感じだけど。
ところで、トシをとった文吾さんの老けメイクのすばらしさにビックリ。和子さんは、若い時のチャーミングさが失われて単なる地味な老女になってましたけど、文吾さんはイイ感じに老けてましたねえ。

やはり正志でしたか。という内容でした。元々現代で殺されていたところから怪しいなと思っていました。芸人さんなのに演技頑張ってましたね。でも校長先生の思わせ振りな態度はなかなかドキドキしました。今までの怪しい行動は息子さんへの思いだったわけですね。田村心さんは死んでしまったけれど、未来を変えられてよかったです。そして由紀さんとも出会えてよかったです。いろいろつっこみどころはありますが、ラストで佐野家のハッピーエンドが見られてとてもほっとしました。

心がいつまでたっても何も考えずに走り出してしまうのにイライラします。未来を知ってたはずなのに全てが後手に回っているし最後くらい、裏の裏を読んで犯人を誘きだす計画くらい考えてほしかったです。目の前に差し出されたヒントに飛び付いて騙されてきたのに、また由紀が書いたノートに挟まれたチラシに釣られて校長の話を鵜呑みにして、と本当に見てられなかった。
徳本の家に行ったことで逃げてきた文吾と会えた展開も疑うべきところなのに鍋始めちゃって、のんびりしてる場合かよと突っ込みたかったです。しかも鍋に誘ったのが徳本と井沢という心を受け入れてなかった人たちだったので余計に疑いの目でしか見れず、誰の目もない家が危ない気がしていました。
案の定、ラストで小学生でももう少しうまく隠すでしょと思うような告白日記と証拠が出てきたのでやっぱり…と思ってしまいました。ここまで犯人の思惑がうまくいきすぎているのを見ると村の大人全員が怪しいと感じてしまうので、真犯人が誰なのか想像がつかずモヤモヤが募ります！

小籔ーーー出てきたな？？元々嫌いなのにもっと嫌いになりそう。一度見て考えてもう一度見る、深いドラマ。緊張感がずっと続いてるのにまだ犯人が分からず楽にしてくれない（笑）苦しーーと思いながら見ています。あー、そんなきのこ汁飲んで大丈夫？ってハラハラしながらそっちに釘付けだったけど、きのこ汁を飲んでいる間に家の中に侵入してやられたんだろうな。それにしても村人全員グルなのか？ってぐらい不穏な雰囲気。最終回にはスッキリできるのだろうか？

いったい誰が真犯人なのか！もう気になって、気になって仕方がない。
音臼村の誰もが怪しく思えてしまう。

そこまで文吾に恨みをもつ人物があの村にいるのか？
もしかすると村人全員が犯人なのか？
それはきのこ汁で食中毒が起こった、かつての村祭りにあるのか？
みきおが抱えている闇は何なのか？
過去を変えて、未来を平和な生活にすることができるのか？

色々と推察してしまうのは、もうこのドラマに完全にどっぷりハマってしまっている証拠だろう。
最終回が待ち遠しい。

ついに心さんが未来の音臼小学校の事件の事を打ち明けた時の、交番の中での文吾の姿に心が痛みました。ふたりとも表情の作り方がとても上手で、溢れる涙やワナワナと震える唇が本当のもののように思えて、改めて役者さんの凄さに圧倒されました。
心さんがファイルと免許証を投げ捨てたのは間違いでしたよね。犯人に見つかってしまったようですが、文吾に見つかる可能性だってあったし、走ってどこかに隠せばよかったのにと思いました。犯人は誰なのか楽しみですが、なんとなく霜降り明星のせいやさんな気がします。

なんでこれからって時に現在に戻っちゃうの？もしかしてもう一度過去に戻れるパターンなの？事件が起きるかも？とドキドキしながら見ていたのにスパーンと切られてしまってこっちもびっくりしたよ。しかもお姉ちゃんのh頬のアザは無くなっているかもしれないけど、良かったことはそれだけで、むしろお母さんとお兄ちゃんは死んでしまったんだからマイナスだったじゃんねー。救いようがないドラマだなー。タイムスリップもので事件を解決して終わり、明るい未来が！って思っていたから悲しいな。どんな展開になるのか目が離せない。

毎週ドキドキしながら観ていました。原作と違うラストということで、ネタばれを気にせずあれこれ考察できるのも楽しかったです。金丸が見つけた真犯人の証拠って何だったのかなとか、色々と気になる点や矛盾があってちょっと雑な最終回だった気もしますが、笑顔あふれるラストを迎えられて良かったです。田村心も佐野心も文吾の息子であることに変わりはないけど、共に必死で家族を守ろうとした田村心はもういなくて、それを知っているのは文吾だけというのがまた切なくて、ハッピーエンドなんだけどちょっとだけ胸がチクっとする余韻があるところも良かったと思います。

タイムスリップして事件前の不穏な空気に息苦しくなりながらも、これも事件を防いで家族5人が幸せになるまでの過程で仕方がないことと割り切って見てきましたがまさかのバッドエンド。しかも以前より良くなっているのはお姉ちゃんの頬にあざがないだけ！！そんなのって初めてで動揺してます。あの星空を見上げた夜のように家族5人が揃って手をつなぐことはもう永遠にできないのか？まさかもう一度タイムスリップしないよね？？救いようがあるドラマになってくれ！！

お楽しみ会の大量毒殺事件は起こらなかったけどみきおくんは本当に怖いですね。演じてる子役の子もすごい演技力です。青酸カリが入ってるかもしれない汁を飲むなんてなかなか度胸がいりますが、それが最善の方法だったと思います。結局みきおくんの犯行は同級生のすずちゃんへの歪んだ愛情ということでしょうか。ゆえにお父さんが憎かったんでしょうか？小学5年生はもっと純粋であってほしいですが。共犯者はせいやかなーと思ってます。現代でもみきおに殺されてますしね。次回お父さんが捕まってしまうようなので胸が痛い展開が続いてつらいです。

子供のみきおの禍々しさにイライラしたり、ゾッとしたり。あの子はなんであんな風に育ったのか、それについてはこれから？　大人二人があれほど危険だと訴えても、聞く耳を持たないその村人たちについても怖い感じ。子供は嘘をつかないという、根拠のない思い込みがあるのか。それを逆手にとったみきおの言動は、とても子供とは思えない。鈴たちを助けたのは、本当は殺そうと思ってたけどたまたま鈴が目を開けて、みきおの顔を見るなり助けに来てくれたと勘違いしたからなのかしら？

犯人はもうわかったけど、今度は共犯者の存在が気になって、とってもスリリングで面白い。原作のストーリーを知っていても、次々と重要な場面が続いて目が離せなくなる。ドラマならではの臨場感や効果が出てて、タイムスリップという非現実的な設定でも、違和感なく見入ってしまった。
ミキオ君が不気味すぎる。
父親を助けに行った心とミキオの対決が見もの。心の行動で未来がどんどん変化していくのが面白いし、最終的にどうなるのか？サプライズがあると嬉しいな。

ついに最終回になりテセウスロス、心さんロスです。
ドラマの展開も挿入歌も最高だったけど、未解決？的なちょっと不完全燃焼なところがある。
続きと言うか犯人目線はparaviで見れば良いらしいけど登録していないからまだ見れてないし。
なので最終回までの事で言うと、その人必要か？と言うところ。
ユースケサンタマリアや小籔は必要だったのかな？
あと、最後に大人みきおがさつきと芋羊羹屋をしているのはいいのか？
子供の頃だったとは言え連続殺人犯ですから。
正志が真犯人だったけどあの人、殺人してませんよね？
みきおは子供だったから免れたなら現代で大人になって正志を殺してますよね？
あれは未来が変わったから無かった事になったんでしょうか？
あと真犯人ではないのに異常な程の文吾への恨みが怖かったさつき。
あと誘拐された朱音ちゃんは生きて帰って来たのに出演しなくなった事。
色々ありましたが高評価なドラマだった。

10歳のみきおに振り回されっぱなしの文吾と心の姿は見ていて歯痒くなるし、親子揃って疑われるような行動ばかりしてイライラすることもあるけど、その必死で不器用な姿が何としても事件を防ぎたいという2人の強い思いを際立たせていてヤキモキしつつも毎回夢中で見入ってしまいます。みきおの狙いが文吾なのは分かったけど、その動機がまだはっきりしなくて気になります。サイコパスだからというだけではない彼なりの理由がありそうだったし、ここまで手の込んだ周到な計画を立てるなんてよほどの恨みや執念がないと出来ないけど文吾がそんな憎まれるような人には見えないし…。予測がつかない展開なので色々と考察を楽しめるところもこのドラマの魅力だと思います。

話題の多い番組枠、旬の俳優陣が揃って大作感もあり、前のめりになっての第一回の鑑賞だった。
殺人事件は実話のヒントがあるのかと勘繰ったが、タイムリープ、身内の疑惑を晴らす、雪国の寒々としたシーンの連続は、かつて放送された別作品を彷彿とさせ少々残念な思いももたげた。
しかし、ストーリーが進むにつれて切迫感、緊張感がじわじわとそれに勝り、主人公を応援する気持ちが芽生えてきた。
秘密を抱えた父をどこまで理解でき、自分を名乗らずに守れるのか、今のままの主人公ではやや心もとないが、これから続発するであろうアクシデントや罠に向かうに従い、彼は強くなり、ハッピーエンドに近づくのだろうと確信している。

事件の真犯人が小学生のみきおだったとは…。意外過ぎて驚きましたが、正直子供たちの顔をあまり覚えておらず「みきおってどの子だっけ？」状態なので2話あたりからもう1度しっかり見返したいですね。最初のタイムスリップの時にも思いましたが、過去でも現代でも心の思慮に欠けた行動に時々イラっとしてしまいます。人が亡くなってるのに放ったらかしにして逃げたら余計に怪しいし、鍵が開いてるからって普通は他人の家に勝手にあがらないし、取り調べ中も感情的になって怒鳴ったり暴れて部屋から逃げようとしたり、自ら怪しまれる行動ばかり起こしていて、必死さや焦る気持ちは分かるのですが、考えなしの行動ばかりで馬鹿っぽく見えることがあります。

ドラマ冒頭のあらすじシーンから毎回わくわくして、感動したかと思えばきゅぅっと心臓を掴まれるような感覚で、ドラマを観終えると正直どっと疲れが出てしまう。予想含めてやっと犯人がわかってきたと思ったところだったのに、もうすべての人が怪しく思えて、すべての人が事件に関係しているような気がして、もやもやする。それに、どうして心はいつも人の話をしっかり聞かずに突っ走るのか不思議。怪しく思う人や関係していそうな人にもっと詳しく話を聞いて情報をまとめてから動いても良いと感じるシーンが多かった気がする。誰かの命がかかったときは急ぐべきだと思うけれど、誰が共犯者かわからない段階では慎重に動いた方がいい。安易に動いて罠にはまりにいっている様にも感じる。犯人に上手く転がされている印象。

心が家族を守って死んじゃうから、今お母さんのお腹の中にいる心は本当に心なのかという疑問を、助けられた文吾または家族が抱えて生きていくのかなと、タイトルの｢テセウスの船｣はそういった意味なんだろうなと漠然と予想していました。それでもラスト、全てを覚えている文吾がテセウスの船について語り始めると自然と涙が出ました。
でも文吾以外の家族が"心先生"という父親を探していた謎の存在をまったく記憶してないかのような素振りと、過去の整形した鈴とラストの整形してない鈴が同じ顏・髪形というのは少し違和感がありました。大人の慎吾役で初めて登場した澤部さんにとてもインパクトがあったので｢あいかわらず心は心先生にそっくりだな｣等のツッコミをして欲しかったです。
数話前から村の人たちの言動が誰も彼も怪しく見えていて、校長よりは未来で殺された正志が怪しいなと思うけれど動機がまったく見えていなかったので、黒幕よりみきおの原動に注目していました。
校長かさつき先生から聞いたのか鈴がいじめられたという情報を得て、すぐに動いたみきおをすごいなと怖いなが入り交じった気持ちで見ていました。みきおの計画通り心がのこのこやってくると淡々と自白し始め、その音源を心に渡して潔く自殺しようとする姿はもっと形を変えれば鈴に届いたかもしれないのにと、真っ直ぐすぎる狂気性になぜか哀しさが溢れました。
みきおの迫真の演技の後に黒幕の独白は正直に言って物足りなかったです。
正志かなとは思っていたけれど動機を語り始めてもやっぱり入り込めなくて、もっと犯人っぽい役者さんいたのにもったいないなぁという思いが浮かんでしまいました。

みきおに殺されそうになりながらも心が何とか助かり会話を録音していたことをやるじゃんと見直した瞬間、過去に戻ってボイスレコーダーをみきおに奪われるという展開には衝撃を受けました。
どれくらい心が意識を失っていたのか、どう見ても刃物による傷だろうに誰がどう手当てしたのか等、気になる部分も多かったです。再びタイムスリップした過去でのみきおは、誰かが傷くことを想像していたり実行しているときにだけ表情が豊かだったように感じたので、本当に心が倒れていたのを見つけて何もせず素直に文吾に知らせるだろうかと疑問がわきました。
その後も心と文吾を弄ぶように動くみきおは異様でした。心のノートを見て、ボイスレコーダーを聞いたとしても小学生でここまで大人をこけにした動きができるとは思えないので、みきおの裏にいる存在が一人ではなく複数いる気がしてゾッとしました。

鈴木亮平さん演じる心の父、文吾の心情を思うとなんとも言えないラストでしたね。
心が死んでしまったことによって、文吾以外誰も真相を知らないんですもんね。それを一人で抱えて現在の世界まで生きてきたんだなぁと思うと切ないです。ただ、親の心情としては過去の出来事を何も知らない心が生まれてきたというのは、良かったんじゃないかなとドラマを見終わってしばらくしてから思いました。子供には辛い記憶とかあって欲しくないですもんね。
最後まで文吾がカッコいいドラマでした。

最終回直前になっても徳本の母親の件や何やら訳知りな空気を醸し出す校長など、新たな謎が次々と出てくるし、まんまと犯人の思惑通りに文吾が逮捕されてしまうし、最終回に全部解決するのかなというくらい盛り沢山に詰め込まれた内容で目が離せません。令状なく家に上がり込んで勝手に捜索したり、妊婦の和子を突き飛ばしたり、馬淵の横暴っぷりが腹が立ちましたが、思慮の浅い心にも毎回ちょっとイラっとしちゃいます。

展開が物凄い事になってきましたね。
絶対に木村さつきが怪しいと思っていたら、全て木村みきおの罠だったとは思いもしませんでしたよ。
車いすから立ってた時は「クララが立った（ｂｙハイジ）」以上の衝撃を受けました。
しかもまた霧に包まれて過去に戻ってしまうシーンには「おいおい、怒涛の展開過ぎ」とも思いました。
（今まで１話完結ものが多かったので、まだついていけてないんです）
由紀が心を理解していく場面は（漫画原作だからか）ちょっとご都合主義みたいになってきたな、と感じました。

今回の予告で「真犯人、現る」だかCMでやっていましたが、私には誰か分かりませんでした（泣）
とにかく村人の誰もかれもが怪しいです。
PCで不穏なメールを打っている人とその相手・農薬を車に積んでいる徳本など、もう推理するヒントが多いんですが、まだ決定的な証拠が無いですね・・。
とお父さんの文吾が、一旦心の事を疑ってましたが、和子のお陰で仲直りして良かったです。
しかも明音ちゃんも見つかって・・と思ったら心が警察に！犯人の罠が凄すぎますね。

さつきさん本当に怖かったです。やはりお姉さんの正体がばれてしまいましたね。追い込み方が怖いです。精神的にやられますね。妊婦なのにお腹の赤ちゃん心配です。証言してくれる松尾さんもおそらく消されるだろうなと思いましたが、まさか自分の命をかけてまでやるとは思いませんでした。スペシャルな芋ようかん不気味ですね。警察にばれないでしょうか。今のところさつきさんがいちばん怪しいものの、犯人という感じはしません。いったい誰なのか…。緊迫した雰囲気の中でも心と由紀さんのほのぼのシーンに癒されますね。

現代のさつき先生がとても怖くてゾッとしました。
鈴が犯人の娘だと知っているからといって、室内に監視カメラを設置したり、尾行したりと鈴に執着しつづけるのは異常です。
車いすの息子も謎だらけでとても不気味です。
ただ、二人ともこれ以上ないかってほどの怪しさを放っているので、逆にスケープゴートであって、犯人ではないのかな、とも勘繰ってしまいます。
そして何より、どんどん心の取り巻く状況が悪くなっていく中で、未来が変わっても結局味方となってくれた由紀の存在はとても大きいと思いました。水をかけられても、心達のために、立ち上がる姿勢が本当にかっこよかったです。

さつき先生の大暴走が怖くもあり、オーバー過ぎてたまに面白くもあり、麻生さんの怪演に釘づけになって観ています。まさか殺人まで犯すとは思ってなくて驚きましたが…。心と由紀の距離が近づいて、一人で戦ってきた心に誰よりも心強い味方が出来たことにホッとしています。悪循環続きのドラマですが、心と由紀を見ていると、未来が悪い方向に変わってしまっても出会うべき人とはちゃんとどこかしらで繋がっているんだなと希望が持てます。

どいつもこいつも、真犯人に見えてきてしまう感じ。橋本と井沢の二人が、空き地の草を刈ってるのを見たときは、絶対この二人が犯人だと思った。やっぱり人相が良くないって、見るほうにネガティブなバイアスがかかってしまいますね。でもこの二人よりもっと人相が良くないが、馬淵。見た目だけじゃなく性格も悪いって最悪。いっそのこと、コイツが犯人ってことでいいんじゃないのとすら思ってしまう。それにしても、文吾さんが誘拐されたという事実もあるのに、地元警察は現場検証だとか捜査をちゃんとやっているのかいないのか。和子さんや子供たちが誘拐された件でも、何か捜査してる風には全然見えないんですけど。

一秒も目が離せないような緊張感と、みきおの追跡、佐野家の絆が一度に観られて濃い一話でした。
お楽しみ会の準備していた大人たちは、淡々と進めていて怪しかったです。みきおの共犯者がいてもおかしくないような演出でした。
みきおが怪しいといっても実際、一般的に子どもが疑われることは少ないから、周囲から警戒されないと思うので、強敵だと思います。
そんな中大ピンチの佐野家が一度は、決裂したものの、家族全員でお楽しみ会をして、家族の愛を確かめていたシーンにはうるっときました。
本当に30年後先にそれぞれが幸せになっていてほしいです。

次から次へとハラハラするシーンが続くので、目が離せないです。
2度目の音臼事件の直前に戻ってこれたので、心も前回よりは事件の事を分かっているはずなんですが・・なかなかうまくいかないものですね。
さつきが30年後と違って優しいですが「みきお君を引き取ろうと思うの」と言ってたので『心、反対した方が良いのでは？』と思ってしまいました。
でも・・この事件を全部10歳の『加藤みきお』が本当に考えたのかな、と思うと恐ろしいと同時にちょっと疑問でもありますね。
何かもうひとひねりがありそうです。

やはりお父さんが捕まってしまいましたね。犯人が犯行日記を残してそこに青酸カリの場所まで書いておくかよ、とツッコミたくなりましたが、もう逮捕は確定なのでしょうか。せっかく家族の絆を再度確認できたのに、と思うとつらい展開です。
お母さんが報道陣に啖呵を切るシーンはかっこよかったですね。あそこまで母として強くなれたらいいなととても尊敬します。車での帰宅シーンもふたりの仲の良さが表れていて久しぶりにほっこりする場面でしたが…。
ついに次回最終回ですが全員怪しいので全員共犯じゃないかと思ってしまいます。

謎だらけの展開。
主人公の父親、佐野文吾は何となく影があり、何かを隠しているような印象有り。
文吾は真犯人ではないにしても、村で起きた一連の事件と密接な関わりがあったのでは？
舞台が雪景色なのが、一段とドラマのシリアルさを助長していて、リアルにドラマの世界に見いってしまいます。
ただ、雪道を車に乗って運転しているシーンが明らかに合成に見えるのが残念なところ。
一目で雪道で実際に運転してないのがわかるので、そこは何とかリアリティーを出して欲しい！

みきおが犯人と分かっているのに、まだ事件が起きていないのと、相手が子供という事で、なかなか周りが理解して貰えず、歯がゆかったです。特にさつき先生がイライラ！笑
佐野はみきおの誘拐犯に仕立て上げられるのでしょうか？心よ！どうか事件を未然に防いでくれ･･･！
そしてみきおは鈴のために佐野を陥れると言ってましたが、もっと詳しい事が知りたい！次回が待ち遠しい！

心の必死な思いが伝わって前向きになった文吾の姿がとてもよかったです。
心と文吾は1989年から繋がってるし、拘置所でじっくり話をしているところを見ていると何かに辿り着くような雰囲気にも思えます。
心も言っていたように「あんな優しかった」さつきをあそこまで変えたのはみきおの本性を見てしまったからなのかなと。
そしたらやっぱりさつき自身は元は優しい人物だったのかな？とも思ったところです。
みきおを守った行動の結果、あの最期は何とも寂しいものだったなと思います。
さつきの傍にオレンジジュースが置いてあったところがいかにもな感じもあり、それに気付かなかったところもさつきではなかったと証明した感じに見えました。
田中義男の死を防げたことで可も不可も無さげだった正志が犯人の候補にいきなり出てきていて正直「今？」みたいに思いました。
こんな時に長谷川翼のキャラはストーリーを混乱させる人物だったのではないかな？と思ってしまいます。
金丸の相棒的存在だった森もいい人だったんだなとちょっと感動でした。
心は再びタイムスリップしたのでこれからの森の活躍ももしかしたら見れるのかな？と思いました。
みきおが立ち上がった姿は何となく予想はついたもののゾクゾクした感覚でした。
しかも「心先生」とさつきや鈴とは違い記憶が繋がっているところも怪しげで怖かったです。

早々に怪しい筆頭だったさつき先生が亡くなったのには驚かされました。田中さんだって、三十年後はどうなってるんだろうと思ったら真犯人に消されてるし、とことん予想を裏切ってくる展開に脱帽です。
心が考えてることは全て真犯人に先回りされてて、由紀がいなかったらすでに敗北してるんだろうなと思ってしまいました。
心は、いつもこれで解決できるかもしれないと、安易に急ぎすぎて墓穴を掘ってちょっとイライラしてきます。
今回もボイスレコーダーをドヤ顔で掲げるのは、安直だっと言わざるを得ません。

校長、近所の人、警察、すべての登場人物が怪しく見えてきました。そう思わせる演出がとても巧いと思います。
しかも、家事で亡くなる予定の田中家にいつも行き来していた新聞配達員の翼は、クロのような描かれ方をしていたのに死んでしまいました。
特に何も語ることなく早々に退場してしまったことには驚きました。
わざわざ恋人を使って薬品を持ち出したり、色々嗅ぎ回る心に警戒して突っかかってきたのも気になりました。
その恋人もただならぬ雰囲気をだしているし、謎が深まるばかりです。

最高にドキドキするドラマ。私もあの家族を救いたい気持ちで見ている。つばさくんが怪しいなと思っていたから女の子が助かった時点で犯人分かって解決じゃんと思っていたらつばさくんは自殺。じゃあ複数の人が同時に悪さをしてるってことなのか？？どんだけ呪われてるんだこの村は？しかも子供を20人も殺すってどんな殺意だよ。火事はほんとは息子が起こしたかったのかなーとかどんどん疑問が湧いきて眠れなくなってしまう。明日から仕事だから眠れないのは勘弁してほしい（笑）

本当に「真犯人は誰でなんですかぁ？」と言いたくなるくらい分からないです！面白いです！
みきおはやっぱり誰かに操られていたんですね（生きてて良かった）。木村さつきのみきおへの執着心が怖いです。
真犯人は、常に心と文吾の裏と言うか先を読んでの行動だと思うので、校長先生やさつきが怪しいのかなぁ、と勝手に推理しています。
心が投げた（由紀がまとめていた）ノートが帰ってきたって事はまさに『宣戦布告』ですね。

ストーリーはもとより、一番印象的だったのが、子供を出産した直後に容態が悪くなったユキを見つめる心の顔。演技を超えて本当に心から涙してるかのような、差し迫った表情に目が離せませんでした。
佐野が犯人かもしれないという空気感の演出もなかなか良い感じ。パソコンに向かう佐野の姿と、犯行計画のような内容のディスプレイの文字とのリンクとか、上手い演出ですね。でも、助けてくれた心と一緒に、露天風呂に入ってリラックスして見せた佐野の笑顔は、どうみても犯人じゃない感じ。心も佐野も、人柄の良さが顔に現れてるので、そういう点でも親子という似通った雰囲気が出てますね。

あのタイミングで心が現代に帰ることになってしまって金丸も殺されちゃってたら絶対文吾が犯人のままじゃんと冒頭から心が過去に行った意味がないように感じました。
それどころかいびつに過去が変わったことで和子や慎吾が死んでいたり心の子供どころか由紀と出会ってすらなかったりと、戻ってきた現代での影響が酷すぎて目を背けたくなりました。
なので会いに行った文吾の｢心さん｣という言葉がとても優しく感じられて、涙が溢れました。
それに死んでいたはずの由紀が元気で、記者としてだけど責められることがわかっている中に心の変わりに飛び込んでいってくれた姿を見て、もしかしたら由紀と心が一緒に歩む未来もあるんじゃないかと少しだけ、ほんの少しだけですが希望を感じられたのが良かったです。

お父さんについに告白するところ、泣けましたね。かなり苦悩したのがわかるし、家族を想っているのもすごく伝わる。竹内涼真くんの演技すごいです。心が揺さぶられました。お父さんだけじゃなく刑事さんに言うのはちょっとどうかなと個人的には思いました。全然信用できなそうです。誰かと裏でつながってそうですし…。そしてまた突然現実世界に戻ってきてしまいました。しかもお母さんとお兄さん亡くなってるなんて…。過去の事件が微妙に変わってるのに結局お父さんの逮捕は逃れられないのでしょうか。いろんなことが目まぐるしく起こるので見逃せないドラマです！

納得いく部分と納得が行かない部分がある終わり方でした。
佐野文吾が差出人不明のある物を受取り、家族を守りたいからと罪を被ろうとしましたが、逆に文吾が誰かに脅されている証拠を手に入れたことになると考えるのが普通では？あそこで心に相談するべきだったと思います。犯人は誰も予想出来ないことに重点が置かれたのでしょうか？そう言う意味では予想外過ぎる納得の犯人役だったと思いますが、やはりあの人物ではがっかり感がが残りました。
心がどうなったのか、曖昧なところと家族の記憶の不自然さが残念でした。

予想していた通りなかなか重い内容でしたが、皆さんの演技が素晴らしくのめり込んでみてしまいました。吹雪の中のシーンが多かったのですが、本当に雪の中の撮影もあるみたいですね。特に竹内涼真さんが鈴木亮平さんを助けるシーンがすごかったです。お父さんを信じることにしたみたいですが、まだ怪しいところもあるし、本当に大丈夫だろうかというところも…。千夏ちゃんをどこかに連れていったのはかなり怪しいかと。過去を変えてしまったら今も変えてしまうんじゃないかというところも心配ですが…。これからの展開が見逃せないです！