※まだ評価はありません。
脚本・ストーリー 4.3 /5.0(85.8%) | 146位 /1088件中 |
キャスト 4.3 /5.0(85.8%) | 293位 /1088件中 |
演出 4.0 /5.0(80%) | 258位 /1087件中 |
音楽 3.4 /5.0(68.6%) | 572位 /1088件中 |
感動 3.4 /5.0(68.6%) | 317位 /1083件中 |
笑い 4.4 /5.0(88.6%) | 32位 /1083件中 |
スリル・興奮 2.9 /5.0(57.2%) | 729位 /1080件中 |
脚本・ストーリー 4.3 /5.0(85.8%) | 146位 /1088件中 |
キャスト 4.3 /5.0(85.8%) | 293位 /1088件中 |
演出 4.0 /5.0(80%) | 258位 /1087件中 |
音楽 3.4 /5.0(68.6%) | 572位 /1088件中 |
感動 3.4 /5.0(68.6%) | 317位 /1083件中 |
笑い 4.4 /5.0(88.6%) | 32位 /1083件中 |
スリル・興奮 2.9 /5.0(57.2%) | 729位 /1080件中 |
最初はこんなおじさんが亡くなった愛する妻なんて、ちょっとどうなんだろう・・・と思っていましたが、回を追うごとに見た目は完全におじさんなのに、だんだんと可愛いママに見えてくるという現象に自分でもビックリ。家族との関わり合いにも笑わせながらも、ジンとくるものがあります。最終回は果たしてママはどうなっちゃうんだろうと、ハラハラしながら見ました。私はもうこの家族が大好きになっていたので・・・。最後は泣きながらも笑わせてもらって、娘の思いも伝わってきてよかったです。
一緒に住んでいるおじいちゃんが、おじさん多恵子の事を普通に受け入れているのが、面白いなと思います。
おじいちゃんが多恵子に、膝枕されて耳掃除されている姿に、嫉妬していた吾郎が可愛いなと思いました。
多恵子が作っているご飯が、いつも美味しそうですが、多恵子が戻ってきてからの食生活でお通じが良くなったと言っている吾郎のコメントは、共感できました。
食生活って本当に大事です。
トモは、とても良い子に育てられてると思います。
おじさん多恵子を受け入れられないのは、自分がおかしいのか悩んでいますが、普通の感覚だと思います。
一緒に住むことに反対しなかっただけでも、トモは良い子だと思います。
両家のおじいちゃんとのやり取りも自然で、普段から仲が良い証拠なんだなと思いました。
奥さんが亡くなってショックを受けている吾郎の前に現れた中年男性が、亡き妻なんて信じられませんよね。
でも、しぐさとか、料理が、亡き妻だと感じるものなら、本当に信じられるのかも。それが吾郎にとって、支えになるなら良いですね。吾郎は、手を繋いだりとかしようする姿が面白いですね。
一方、トモからすれば、中年のおっさんが母親なんて、絶対信じられないし、受け入れられないのは、納得です。それに、引きこもっていた父吾郎を支えて家事をやってきたのに、自分の居場所をとられたみたいな感情も、理解できます。きっと頑張ってきたんだろうなと想像できます。
見た目が違っても、中身が愛する妻であり母親である多恵子が、吾郎と、トモの支えになってくるのでしょうね。
お母さんがおっさんだという事実を、少しずつ受け入れる娘と主人公の様子がリアルで共感できます。料理が上手いのも相変わらずリアル。
ただ、お父さんの演技がちょっと過剰すぎて引くときがあります。男性同性愛モノは大好きですが、演出の意図を考えてしまい、やりすぎて逆に気持ち悪い"演出の意図"感が残ってしまっています。
役者の演技力自体は良いです。
オジサンの姿で転生してきたとしても、自分の娘のことをよく見ていて一番に考えてくれているのだと心が温かくなりました。高校生にして家のことやアルバイト、勉強と私なら頑張れないですし、それを認めてくれたり褒めたくれたりする人が家の中にいなかったのは辛かったと思います。変な姿であっても自分のことを見てくれる人が側にできて、リコちゃんは嬉しいだろうと思いました。オジサンという変な姿ではありますが母と娘の関係性が感動的でした。
愛するものを失った家族が、何を思い、どう立ち直っていくかを描いていますが、深刻ではなく、楽しく描いているのが良いと思います。なんといっても、妻が中年のおっさんとして戻ってくるという設定がありえないのですが、だんだんかかわいらしく見えてきてしまうのが不思議です。夫、娘、父と一人ずつ焦点を当てて、触れ合いを丁寧に表しているので、最後には、全ての人に理解されて、立ち直るのを見届けて、おっさんの妻は消えてしまうと思います。それまで楽しみたいです。
亡くなった妻がおっさんになって再び現れるなんて、くだらなすぎるストーリーなのに、思いがけず面白くて見入ってしまいました。とにかく、生まれ変わった妻役の塚地さんが良い。秀逸といってもいいくらい。ターミネーターばりにすっぽんぽんで現れるシーンも良かったし。何よりも、女性としての言動が自然というか、作ってる感がないのが上手い。妙なオネエ風でもないし不自然さがなくて、タエコさんがおっさんの着ぐるみを着て、動いたり喋ったりしてるような感じ。ストーリーもだけど、塚地さんの演技に惹かれます。