仮面ライダージオウ

序盤の奇妙で妖しげな謎めいた雰囲気も好きですが、中盤での道化的な白、策士的な黒の二役の演じ分けが見事。その後の飄々としながらも時折茶目っ気を覗かせる演技も良い。個人的には、夏映画での一場面が特に好きです。それまでの取り繕った全てをかなぐり捨てるかのごとく激昂する姿が忘れられません。独特な存在感と色気を持つ俳優さんです。

見た目のオリエンタルな魅力もさることながら、初のドラマ出演と思えない程の素晴らしく技巧に長けた演技でした。
同じ人間だけど辿ってきた歴史が違うというキャラクターを一人二役で演じるという、ベテランでも難しい役柄をその見た目通り「色違い」で表現しており、とても見ごたえがありました。
主人公に対して静かに語りかけるような台詞は耳に馴染みやすく、逆に声を張る台詞は下手な恥じらいなどもなく視聴者の気持ちも盛り上げてくれるものばかりでした。

初めてみた役者さんで顔がかっこよかったので気になり調べたらなんと、演技初挑戦との事で驚きました！顔はクールなのであまり笑顔を見せない演技がとっても良かったです！ドラマの中で見せる「やれやれ、、」みたいな演技が特に好きでした！！！とにかく顔がかっこいい！

去年まで仙台の古着屋の店員で、ほぼ演技未経験だったらしいんですが、黒ウォズ、白ウォズとまさかの一人二役でそれをしっかり演じきってました。ただあまりにウォズの演技がよく、そのイメージが定着しているのでこれから新しい役をやるときはかなり大変だろうなと思います。

最初の頃は演技仕事が初めてということもあり、動きもぎこちないところもあったが、一人二役をやり始めてから様々な表情が出てくるようになってきた。キャラクターを掴んでからはアドリブや面白い動きも増えてきていて、キャラクターの成長と共に役者の成長がよく見えてきている。

ドラマ内で、仲間と朝食時に喧嘩になったり、コミカルなシーンでの動きや表情が面白く、思わず笑ってしまいました。
真面目なシーンとのギャップが大きくて驚きます。声も良く、戦闘のシーンではとても格好良いです。

完全に主役を喰っています。決め台詞、「祝え！」が流行しまくってます。とにかくイケメン。プロローグの前回までのあらすじを聞くだけでイケメン。真面目に我が魔王に仕えているのに、どこか可愛くてちょっとずれてて憎めない存在です。

一時は一人二役もこなしていたけど、全く違和感なく見ることができた。クールでスタイリッシュな雰囲気が、少し影のある黒ウォズにピッタリだと思う。最近では、一心不乱に太鼓を叩きまくるという振り切った演技も面白く、新境地が開拓された気がする。

急に二役やったり、二役も違う雰囲気に見えるし、すごいなと感じます。祝福の鬼として、祝福を第一に考えているのが面白いし、顔面の使い方が上手くて、何を思っているのかがすぐわかります。高身長を生かしたアクションも素敵です。

初ドラマとは思えないほどの堂々たる演技をしている。仮面ライダージオウの影の主役と言っても過言ではないであろう。滑舌もはっきりしていて聞き取りやすい声のトーンである。そっと出てきて爪痕を残して、すっと隠れる、印象付けがうまいなと感じる。