俺のスカート、どこ行った？

あんなに主人公のゲイの本質がわかっていて常に味方をする役が校長先生であるということにとても好感があって良かったなあ。しかもそれがただの甘やかしだけでなくしっかりとした信念があってのことだということがよく演技から出ていたので、もともと優しい雰囲気のいとうせいこうさんが演じていたことがぴったりとはまっていて更に良かったのだと思う。

のぶおにしかできないことに期待している雰囲気がよく出ていたと思います。事が起こるたびに淡々と処理していくので冷静な先生かと思っていたら、文化祭で生徒の店に行った時はまるで別人。普段とのギャップが豪林館学園の校長先生らしくてよかったです。

いとうせいこうさんはEテレの「ビットワールド」でのちょっとふざけた雰囲気が好きですが、このドラマでは見事にはっちゃけています。ドラマ自体がおふざけ要素多めなのですが、その中でいとうせいこうさんはノリノリで楽しそう。脇役としていい味出しています。