『半分、青い。』での豊川悦司 (秋風羽織役)の演技はどうでしたか?あえて2択で評価してみて下さい。
豊川悦司 (秋風羽織役) は 「2018年7月期 勝手にアカデミー賞」にノミネート中 (→ 今、何位?)
豊川さんの存在感は抜群でした。人をバカにしたような発言も時々あったのですが基本的にはとても温かい思いやりのある人物を演じていて、ほろっと泣けてくるセリフもありました。少し関わっただけではこの人の良さがわからない、長く深く関わるからこそわかる部分も多かったのだなと感じました。
久しぶりに豊川悦司さんを拝見したのですが、昔の美青年の印象からとても格好良く年齢を重ねています。今回の秋風役も繊細さと強さと優しさと可愛らしさを兼ね備えたとても魅力的な演技をされています。声質と活舌が良いのでセリフがとても聞きやすく心にスッと入ってきます。
世の中の秋風ロスが流行っているのがわかるくらいの存在感で、主役を食ってしまうくらいのインパクトがある。また、あの顔で天然なボケ方もしてしまうところなどはさすがトヨエツと改めて感心した。この後の再登場を期待したい。
役にとても入り込めており、あんなに貫ける役者はあまりいないと思います。また、性格的には疎いのに、漫画の話をするときだけあんなに熱意のこもったセリフを吐け、このギャップがとても素晴らしいと思いました。すずめを本当に認めているんだな、と感じる演技をしているところが好きであんな上司がいたら良いなと思います。
久しぶりの秋風先生の登場、嬉しかったです。娘を送り出す父親のような感慨深げな表情と少し涙ぐんでいるような仕草が、弟子への変わらぬ愛情を感じさせましたし、カメラを正面から見られなかったり俯きがちな目線が照れ隠しをしているようで、秋風先生の人間らしさやチャーミングさが伝わってきたのも良かったです。先生の「乾杯」、ぜひ聴いてみたかったです。
とても個性的なキャラが確立されていてすごく良かったです。ミステリアスだけど時々面白い感じなど最高でした。 変わっていても優しく包容力のある雰囲気も素敵でした。 いつもサングラスなのに最後だけそれを外して涙を見せるシーンがとても印象的でした。
秋風先生の、風変わりな雰囲気がぴったりで、変わり者だけれど、次第に愛情溢れる人間らしい人になっていく感じが、よく表現されていて、さすがベテラン俳優さんだと思いました。ちょっとセクシーな感じも役にあっていたと思います。
「漫画を辞めたら良いと思います」と鈴愛の背中を押してあげる時の表情が鈴愛本人よりも辛そうで、寂しさをこらえて鈴愛を漫画から解放してあげる秋風の親心や深い愛情が感じられました。当初の人間嫌いで自分勝手な姿からは想像も出来ないくらい、愛情深く温かい、魅力的な人物に変わっていきましたね。漫画を愛する熱い情熱と子どものような無邪気さ、天才ゆえの孤独を繊細に時にはコミカルに演じていて、大好きなキャラクターになりました。もう出番がないのが淋しいです。
律に電話をかける時に誰よりもワクワクした好奇心が抑えられないような顔をしていたのが子どもみたいで、本来の秋風らしさが感じられたのが良かったです。そういう昔と変わらない一面を垣間見せつつ、台詞のニュアンスや表情に温かさを滲ませて鈴愛たちへの愛情を丁寧に表現し、秋風の内面の変化や成長を感じさせてくれるので、見た目は全然変わらなくても年月の経過を感じることが出来るのはさすがだと思います。
ウエディングドレス姿の裕子を見る眼差しが、花嫁を送り出す父親のように温かくて感慨深げで、その表情を見ているだけでホロリときてしまいました。号泣する鈴愛にハンカチを差し出そうとするところも師匠というより保護者みたいで、父性と包容力が感じられたのが良かったです。
見るたびに魅力が増してどんどん大好きなキャラクターになっていきます。クビにしたボクテと再会して照れくさそうにダメだしやアドバイスをする姿が、秋風の不器用さと愛情深さが感じられて良かったです。偏屈でワガママな天才漫画家が、指導者としても人間としても懐大きく成長していく姿を丁寧に演じていると思います。最初の頃とキャラが変わってきてますが、唐突さや違和感を全く感じさせない演技力と表現力はさすがだと思います。
ボクテの謝罪を受け入れず破門にするシーンが印象的でした。秋風の頑なな態度からボクテがやってしまった事の重大性が伝わりましたし、秋風の漫画への愛情や情熱も感じられました。ボクテに自分の才能や可能性を信じさせてあげられなかったことを悔やんでいるような少し悲しそうな表情も、弟子への愛情が感じられて良かったです。
満足そうに裕子のデビュー作を見る時の笑顔に父親のような温かさが感じられたのが良かったです。頑張りが報われた裕子に対する労いや次は誰かなと楽しみにしているような期待感も伝わってきて、秋風なりにきちんと愛情を持って鈴愛たちに指導しているんだなと改めて感じられたのも良かったです。
クールな顔、動きで、笑わせてくれる。 今の『半分、青い』の中で、最も見せ場を持っています。秋風先生が出てくると、つい笑う準備をしてしまいます。若い子たちの熱い青春感を、いい感じで笑いに変えてくれる、素敵な役どころです。 ときに、よいことを言うところも、大好きです。
ナルシストであのワガママさはトヨエツでないと、と言わんばかりの演技はさすがです。物凄い天才漫画家でかなりな天然ぶりは演じるのも大変だろうが、テンポ良い喋りかたや、不自然な動きは本当に素晴らしく主役を食ってしまっているくらい面白い。
鈴愛が律との別れについて話すのを聞いて「漫画にしろ」と興奮する姿が良かったです。秋風の漫画にかける情熱が伝わってきて、以前漫画塾で秋風本人が言っていたように、鈴愛が体験した想像ではない生きた経験がいかに漫画家にとって大切な財産なのかということを改めて感じさせられました。
鈴愛が失恋したと知った時の好奇心が抑えられないというような笑顔が、鈴愛を前にすると途端に子供っぽくなる秋風らしさが出ていて良かったです。何があったのか話を聞きたくて仕方ないというワクワク感がニヤけた表情や弾んだ口調から伝わってきます。鈴愛の泣きっぷりを見てドン引きする姿も漫画ちっくで面白かったです。
晴と対面する時のちょっと気取った話し方や落ち着いた態度が仕事中のものと全然違い、世間がイメージする「秋風羽織」を演じているような雰囲気があったのが良かったです。仕事関係者以外には素を見せず夢を壊さないよう配慮するプロ意識が感じられました。和装も良く似合い、渋くてカッコ良かったです。
見た目は胡散臭いところがありますが、「恋をしろ」と鈴愛に沢山の生の経験を積むようアドバイスする姿には説得力があったし、鈴愛を育てたいという師弟愛のようなものも感じられました。言葉一つ一つに重みがあるというか、秋風の人生経験というものが垣間見れるような演技はさすがだと思います。
鈴愛を前にすると出てしまうゴリゴリの河内弁が、ミステリアスな風貌と「秋風羽織」という美しいペンネームとギャップがあって面白かったです。偏屈な変わり者だと思っていましたが、五平餅を食べて泣いてしまったり、熱い漫画指導を始めたり、登場するたびに人間味が増して新たな一面を見せてくれ、毎回インパクトが強くてクスっと笑える演技を見せてくれていると思います。
最初に豊川悦司がこのドラマに登場したシーンでは、うさんくさい風貌にぎょっとしてショックを受けてしまいました。でも毎朝見るうちに慣れてきて、今ではこの姿でも素敵に見えて来てます。かなり強い癖のある漫画家を、しゃべるトーンや姿勢、手振りなどで本物っぽく演じているのがすごいです。わがままにも見えるけれど、きちんと自分の非を認めて謝ることもできる人柄がすごくいいなと感じています。
治療後、ますます熱心に仕事に取り組む姿や鈴愛たちを指導する姿が、菱本に言われたように選ばれた人間の義務を全うしようとしているように感じられました。より強い責任感と覚悟を背負っているような、怖いくらい真剣な表情が印象的でした。
病気が再発したのかどうかはまだ分かりませんが、過去を懐かしんだり若手の育成に励んだり、仙吉と酒を飲みながら泣いてしまったり、秋風の心に何らかの変化が表れていることが伝わってきます。表情も話し方も以前と違って柔らかく温かみのある雰囲気を滲ませているところも、秋風の変化を感じさせて良いですね。
45話で律と語り合うシーンが良かったです。自分の過去について語る表情がいつもの人をちょっと小馬鹿にした感じではなくとても穏やかな懐かしむようなものだったのが印象的で、将来に不安を抱く律を過去の自分と重ねているような感じがしました。回り道をしても良いという台詞も、律を励ますのと同時に漫画家になる前の過去の自分に言い聞かせているような感じがしたのが良かったです。
43話で楡野家に謝りにいくシーンが印象的でした。ちょっと気まずそうな表情や話を切り出したいけど仙吉たちの謝罪の嵐に面食らって言い出せないもどかしさが表情や台詞の間から伝わってきて、気難しい秋風の精一杯の鈴愛への誠意が感じられたのが良かったです。
42話で鈴愛が作った愛犬たちのパネルを見つけるシーンが印象的でした。いつものひねくれた笑いではなく穏やかで優しい笑顔をしていて、「アホらしい」と言いつつも鈴愛の手紙を読んで心が動かされていることが伝わってきました。電子レンジからネームが出てきたときの慌てぶりも面白かったです。
鈴愛に田舎に帰れと嫌味を言ってるのに「私、左聞こえないんで」と軽くあしらわれて悔しそうに唇を噛んだり、鈴愛が撮ってきた船の写真にイチャモンをつけたり、鈴愛に絡むと小学生男子みたいな子供っぽい感じになるところが面白いですし意外と良いコンビになりそうな雰囲気すら感じさせます。仕草や話し方が漫画に出てくるキャラクターみたいに濃いので、出番が少なくても毎回インパクトが強いのはさすがですね。
律と正人の会話を盗み聞きしているときの反応が面白かったです。スプーンを鏡にして律の顔を見ようとしたり、犬の話に感動して涙したり、ちゃっかり2人の話をメモしてネタにしようとしてたり、台詞がなくても細かい表情の変化や仕草がコミカルで、でも悪目立ちすることなく律たちの芝居を邪魔しないさじ加減がさすがだと思いました。
自分の漫画にどれだけ感動したかをストレートに熱弁する鈴愛に圧倒される姿が良かったです。戸惑いや呆れ、ちょっと嬉しそうな気持ちが入り混じった複雑な表情から「その手には乗らない」と言いつつも心が動かされているのが伝わってきました。
五平餅要因として鈴愛を雇ったり、高級なメトロノームをプレゼントされても気に入った古いものを使い続けたり、「本物」への強い拘りや執着が気難しくて理屈っぽい話し方から伝わってくるのが良いですね。関わると色々面倒臭そうで、飯アシが次々辞めていったというのにも説得力があります。
個性が強くて偏屈な一面もあるけど、アシスタントたちを熱心に指導する姿に漫画への情熱と愛情が感じられるのが良いですね。天才と変人の紙一重なところを、神経質で拘りが強そうな話し方や芸術家っぽい風貌で上手く表現していると思います。
意外な役どころで興味を持った。まだ登場したばかりだけど、クセがあるけど、憎めない感じが上手く表現されてると思う。すずめのお父さんが自分の名前を知らなかったときの膨れっ面が可愛かった。これからのすずめとの絡みが楽しみだ。
パーマのかかった長い髪にサングラス、寡黙な感じがミステリアスな雰囲気を出している。本物の芸術家みたい。また、五平餅が大好きになってしまたのが可愛らしく、面白い。すずめのことより、五平餅なのではないか?っと思ってしまう。
ついに主人公の憧れる漫画家として登場した時、独特なオーラがさすがの貫禄で役にぴったりでした。ミステリアスな雰囲気なようで、真っ直ぐ自分の信念を持つ性格で、それなのにちょっと面白いお茶目な所もあって、憎めない可愛らしさも感じます。
鈴愛の漫画を読みながら、淡々と突っ込みをいれてく様子が面白かったです。変人の秋風も呆れてしまう鈴愛のユニークさが際立っていたと思います。「鈴愛を弟子にした本当の目的は何だろう」と視聴者の好奇心をかき立てる、意味深な表情や台詞まわしもさすが。誰かモデルがいるのかなと思わせるような、徹底した濃い演技が素晴らしいです。
おっさんで、わがままな人気少女漫画家をトヨエツが演じるって、そのギャップにまずウケました。 でもこれまでも、「弁護士のくず」で本当にくずな弁護士を演じていたりして、コミカルな要素があることを知っていたので、すんなり受け入れられました。 他の人がこの役を演じたら、嫌な奴だなって感じちゃうような、わがままで、気位が高くてめんどくさい男を魅力的に演じていると思います。 ナレーションにいちいち反応する演技も面白くて好きです。
偏屈で変わり者の濃いキャラクターが漫画みたいで面白いです。ワガママで相当感じが悪い人ですが、豊川さんのどこかコミカルさのあるオーバーな芝居のおかげで不思議と嫌な気がしなくて憎めないです。鈴愛の差し入れの五平餅を食べた時の大げさな感動ぶりも笑えました。
タイトルに意見されたくらいで出版社を変えてしまうワンマンっぷりがハマっています。他人に意見をはさむ隙も与えないようなキビキビした理屈っぽい喋り方も秋風の横暴さが伝わってきて上手いですし、廉子さんのナレーションに反応するちょっとコミカルな一面も良いですね。
あんな繊細で美しい少女漫画を描いている人とは思えない怪しげな風貌と変人っぷりがほんの少しの出番でもしっかり伝わってきたのはさすがですね。描いている作品とのギャップが面白いです。同じく変わり者の鈴愛とどのような絡みを見せてくれるのか今後が楽しみになる印象的な初登場ぶりだったと思います。
豊川さんの存在感は抜群でした。人をバカにしたような発言も時々あったのですが基本的にはとても温かい思いやりのある人物を演じていて、ほろっと泣けてくるセリフもありました。少し関わっただけではこの人の良さがわからない、長く深く関わるからこそわかる部分も多かったのだなと感じました。
久しぶりに豊川悦司さんを拝見したのですが、昔の美青年の印象からとても格好良く年齢を重ねています。今回の秋風役も繊細さと強さと優しさと可愛らしさを兼ね備えたとても魅力的な演技をされています。声質と活舌が良いのでセリフがとても聞きやすく心にスッと入ってきます。
世の中の秋風ロスが流行っているのがわかるくらいの存在感で、主役を食ってしまうくらいのインパクトがある。また、あの顔で天然なボケ方もしてしまうところなどはさすがトヨエツと改めて感心した。この後の再登場を期待したい。
役にとても入り込めており、あんなに貫ける役者はあまりいないと思います。また、性格的には疎いのに、漫画の話をするときだけあんなに熱意のこもったセリフを吐け、このギャップがとても素晴らしいと思いました。すずめを本当に認めているんだな、と感じる演技をしているところが好きであんな上司がいたら良いなと思います。
久しぶりの秋風先生の登場、嬉しかったです。娘を送り出す父親のような感慨深げな表情と少し涙ぐんでいるような仕草が、弟子への変わらぬ愛情を感じさせましたし、カメラを正面から見られなかったり俯きがちな目線が照れ隠しをしているようで、秋風先生の人間らしさやチャーミングさが伝わってきたのも良かったです。先生の「乾杯」、ぜひ聴いてみたかったです。
とても個性的なキャラが確立されていてすごく良かったです。ミステリアスだけど時々面白い感じなど最高でした。
変わっていても優しく包容力のある雰囲気も素敵でした。
いつもサングラスなのに最後だけそれを外して涙を見せるシーンがとても印象的でした。
秋風先生の、風変わりな雰囲気がぴったりで、変わり者だけれど、次第に愛情溢れる人間らしい人になっていく感じが、よく表現されていて、さすがベテラン俳優さんだと思いました。ちょっとセクシーな感じも役にあっていたと思います。
「漫画を辞めたら良いと思います」と鈴愛の背中を押してあげる時の表情が鈴愛本人よりも辛そうで、寂しさをこらえて鈴愛を漫画から解放してあげる秋風の親心や深い愛情が感じられました。当初の人間嫌いで自分勝手な姿からは想像も出来ないくらい、愛情深く温かい、魅力的な人物に変わっていきましたね。漫画を愛する熱い情熱と子どものような無邪気さ、天才ゆえの孤独を繊細に時にはコミカルに演じていて、大好きなキャラクターになりました。もう出番がないのが淋しいです。
律に電話をかける時に誰よりもワクワクした好奇心が抑えられないような顔をしていたのが子どもみたいで、本来の秋風らしさが感じられたのが良かったです。そういう昔と変わらない一面を垣間見せつつ、台詞のニュアンスや表情に温かさを滲ませて鈴愛たちへの愛情を丁寧に表現し、秋風の内面の変化や成長を感じさせてくれるので、見た目は全然変わらなくても年月の経過を感じることが出来るのはさすがだと思います。
ウエディングドレス姿の裕子を見る眼差しが、花嫁を送り出す父親のように温かくて感慨深げで、その表情を見ているだけでホロリときてしまいました。号泣する鈴愛にハンカチを差し出そうとするところも師匠というより保護者みたいで、父性と包容力が感じられたのが良かったです。
見るたびに魅力が増してどんどん大好きなキャラクターになっていきます。クビにしたボクテと再会して照れくさそうにダメだしやアドバイスをする姿が、秋風の不器用さと愛情深さが感じられて良かったです。偏屈でワガママな天才漫画家が、指導者としても人間としても懐大きく成長していく姿を丁寧に演じていると思います。最初の頃とキャラが変わってきてますが、唐突さや違和感を全く感じさせない演技力と表現力はさすがだと思います。
ボクテの謝罪を受け入れず破門にするシーンが印象的でした。秋風の頑なな態度からボクテがやってしまった事の重大性が伝わりましたし、秋風の漫画への愛情や情熱も感じられました。ボクテに自分の才能や可能性を信じさせてあげられなかったことを悔やんでいるような少し悲しそうな表情も、弟子への愛情が感じられて良かったです。
満足そうに裕子のデビュー作を見る時の笑顔に父親のような温かさが感じられたのが良かったです。頑張りが報われた裕子に対する労いや次は誰かなと楽しみにしているような期待感も伝わってきて、秋風なりにきちんと愛情を持って鈴愛たちに指導しているんだなと改めて感じられたのも良かったです。
クールな顔、動きで、笑わせてくれる。
今の『半分、青い』の中で、最も見せ場を持っています。秋風先生が出てくると、つい笑う準備をしてしまいます。若い子たちの熱い青春感を、いい感じで笑いに変えてくれる、素敵な役どころです。
ときに、よいことを言うところも、大好きです。
ナルシストであのワガママさはトヨエツでないと、と言わんばかりの演技はさすがです。物凄い天才漫画家でかなりな天然ぶりは演じるのも大変だろうが、テンポ良い喋りかたや、不自然な動きは本当に素晴らしく主役を食ってしまっているくらい面白い。
鈴愛が律との別れについて話すのを聞いて「漫画にしろ」と興奮する姿が良かったです。秋風の漫画にかける情熱が伝わってきて、以前漫画塾で秋風本人が言っていたように、鈴愛が体験した想像ではない生きた経験がいかに漫画家にとって大切な財産なのかということを改めて感じさせられました。
鈴愛が失恋したと知った時の好奇心が抑えられないというような笑顔が、鈴愛を前にすると途端に子供っぽくなる秋風らしさが出ていて良かったです。何があったのか話を聞きたくて仕方ないというワクワク感がニヤけた表情や弾んだ口調から伝わってきます。鈴愛の泣きっぷりを見てドン引きする姿も漫画ちっくで面白かったです。
晴と対面する時のちょっと気取った話し方や落ち着いた態度が仕事中のものと全然違い、世間がイメージする「秋風羽織」を演じているような雰囲気があったのが良かったです。仕事関係者以外には素を見せず夢を壊さないよう配慮するプロ意識が感じられました。和装も良く似合い、渋くてカッコ良かったです。
見た目は胡散臭いところがありますが、「恋をしろ」と鈴愛に沢山の生の経験を積むようアドバイスする姿には説得力があったし、鈴愛を育てたいという師弟愛のようなものも感じられました。言葉一つ一つに重みがあるというか、秋風の人生経験というものが垣間見れるような演技はさすがだと思います。
鈴愛を前にすると出てしまうゴリゴリの河内弁が、ミステリアスな風貌と「秋風羽織」という美しいペンネームとギャップがあって面白かったです。偏屈な変わり者だと思っていましたが、五平餅を食べて泣いてしまったり、熱い漫画指導を始めたり、登場するたびに人間味が増して新たな一面を見せてくれ、毎回インパクトが強くてクスっと笑える演技を見せてくれていると思います。
最初に豊川悦司がこのドラマに登場したシーンでは、うさんくさい風貌にぎょっとしてショックを受けてしまいました。でも毎朝見るうちに慣れてきて、今ではこの姿でも素敵に見えて来てます。かなり強い癖のある漫画家を、しゃべるトーンや姿勢、手振りなどで本物っぽく演じているのがすごいです。わがままにも見えるけれど、きちんと自分の非を認めて謝ることもできる人柄がすごくいいなと感じています。
治療後、ますます熱心に仕事に取り組む姿や鈴愛たちを指導する姿が、菱本に言われたように選ばれた人間の義務を全うしようとしているように感じられました。より強い責任感と覚悟を背負っているような、怖いくらい真剣な表情が印象的でした。
病気が再発したのかどうかはまだ分かりませんが、過去を懐かしんだり若手の育成に励んだり、仙吉と酒を飲みながら泣いてしまったり、秋風の心に何らかの変化が表れていることが伝わってきます。表情も話し方も以前と違って柔らかく温かみのある雰囲気を滲ませているところも、秋風の変化を感じさせて良いですね。
45話で律と語り合うシーンが良かったです。自分の過去について語る表情がいつもの人をちょっと小馬鹿にした感じではなくとても穏やかな懐かしむようなものだったのが印象的で、将来に不安を抱く律を過去の自分と重ねているような感じがしました。回り道をしても良いという台詞も、律を励ますのと同時に漫画家になる前の過去の自分に言い聞かせているような感じがしたのが良かったです。
43話で楡野家に謝りにいくシーンが印象的でした。ちょっと気まずそうな表情や話を切り出したいけど仙吉たちの謝罪の嵐に面食らって言い出せないもどかしさが表情や台詞の間から伝わってきて、気難しい秋風の精一杯の鈴愛への誠意が感じられたのが良かったです。
42話で鈴愛が作った愛犬たちのパネルを見つけるシーンが印象的でした。いつものひねくれた笑いではなく穏やかで優しい笑顔をしていて、「アホらしい」と言いつつも鈴愛の手紙を読んで心が動かされていることが伝わってきました。電子レンジからネームが出てきたときの慌てぶりも面白かったです。
鈴愛に田舎に帰れと嫌味を言ってるのに「私、左聞こえないんで」と軽くあしらわれて悔しそうに唇を噛んだり、鈴愛が撮ってきた船の写真にイチャモンをつけたり、鈴愛に絡むと小学生男子みたいな子供っぽい感じになるところが面白いですし意外と良いコンビになりそうな雰囲気すら感じさせます。仕草や話し方が漫画に出てくるキャラクターみたいに濃いので、出番が少なくても毎回インパクトが強いのはさすがですね。
律と正人の会話を盗み聞きしているときの反応が面白かったです。スプーンを鏡にして律の顔を見ようとしたり、犬の話に感動して涙したり、ちゃっかり2人の話をメモしてネタにしようとしてたり、台詞がなくても細かい表情の変化や仕草がコミカルで、でも悪目立ちすることなく律たちの芝居を邪魔しないさじ加減がさすがだと思いました。
自分の漫画にどれだけ感動したかをストレートに熱弁する鈴愛に圧倒される姿が良かったです。戸惑いや呆れ、ちょっと嬉しそうな気持ちが入り混じった複雑な表情から「その手には乗らない」と言いつつも心が動かされているのが伝わってきました。
五平餅要因として鈴愛を雇ったり、高級なメトロノームをプレゼントされても気に入った古いものを使い続けたり、「本物」への強い拘りや執着が気難しくて理屈っぽい話し方から伝わってくるのが良いですね。関わると色々面倒臭そうで、飯アシが次々辞めていったというのにも説得力があります。
個性が強くて偏屈な一面もあるけど、アシスタントたちを熱心に指導する姿に漫画への情熱と愛情が感じられるのが良いですね。天才と変人の紙一重なところを、神経質で拘りが強そうな話し方や芸術家っぽい風貌で上手く表現していると思います。
意外な役どころで興味を持った。まだ登場したばかりだけど、クセがあるけど、憎めない感じが上手く表現されてると思う。すずめのお父さんが自分の名前を知らなかったときの膨れっ面が可愛かった。これからのすずめとの絡みが楽しみだ。
パーマのかかった長い髪にサングラス、寡黙な感じがミステリアスな雰囲気を出している。本物の芸術家みたい。また、五平餅が大好きになってしまたのが可愛らしく、面白い。すずめのことより、五平餅なのではないか?っと思ってしまう。
ついに主人公の憧れる漫画家として登場した時、独特なオーラがさすがの貫禄で役にぴったりでした。ミステリアスな雰囲気なようで、真っ直ぐ自分の信念を持つ性格で、それなのにちょっと面白いお茶目な所もあって、憎めない可愛らしさも感じます。
鈴愛の漫画を読みながら、淡々と突っ込みをいれてく様子が面白かったです。変人の秋風も呆れてしまう鈴愛のユニークさが際立っていたと思います。「鈴愛を弟子にした本当の目的は何だろう」と視聴者の好奇心をかき立てる、意味深な表情や台詞まわしもさすが。誰かモデルがいるのかなと思わせるような、徹底した濃い演技が素晴らしいです。
おっさんで、わがままな人気少女漫画家をトヨエツが演じるって、そのギャップにまずウケました。
でもこれまでも、「弁護士のくず」で本当にくずな弁護士を演じていたりして、コミカルな要素があることを知っていたので、すんなり受け入れられました。
他の人がこの役を演じたら、嫌な奴だなって感じちゃうような、わがままで、気位が高くてめんどくさい男を魅力的に演じていると思います。
ナレーションにいちいち反応する演技も面白くて好きです。
偏屈で変わり者の濃いキャラクターが漫画みたいで面白いです。ワガママで相当感じが悪い人ですが、豊川さんのどこかコミカルさのあるオーバーな芝居のおかげで不思議と嫌な気がしなくて憎めないです。鈴愛の差し入れの五平餅を食べた時の大げさな感動ぶりも笑えました。
タイトルに意見されたくらいで出版社を変えてしまうワンマンっぷりがハマっています。他人に意見をはさむ隙も与えないようなキビキビした理屈っぽい喋り方も秋風の横暴さが伝わってきて上手いですし、廉子さんのナレーションに反応するちょっとコミカルな一面も良いですね。
あんな繊細で美しい少女漫画を描いている人とは思えない怪しげな風貌と変人っぷりがほんの少しの出番でもしっかり伝わってきたのはさすがですね。描いている作品とのギャップが面白いです。同じく変わり者の鈴愛とどのような絡みを見せてくれるのか今後が楽しみになる印象的な初登場ぶりだったと思います。