母になる

どんな役を演じても上手い女優さんですが、やっぱりアネゴ的な役がぴったりです。「母になる」でもバリバリ働く男前なキャリアウーマンがはまっています。ドラマの内容は少し重いですが、板谷由夏さんが演じる莉沙子さんが出てくるとほっとします。衣装もかっこいいです。

観ていてあの役は他の女優さんのほうがしっくりくるんじゃないかなと思っています。スタイリストの設定にしては服装も頑張ってる感があり、沢尻エリカが演じる役との仲の良さがいまいち伝わってこないから残念だなと思いながら観てます。

ヘアメイクの役という事もあり、メイクが濃いけどとても似合っている。4話目では思いっきり喧嘩してるけど途中から沢尻エリカたちに訴えるように夫と力を合わせ始めたところがなんだかんだ仲がいい夫婦を演じているところがとてもよかった。

主演の沢尻エリカの印象が強いからかもしれないが、特に印象に残る演技はなかった。
第一話からたびたび出てくるが、いまいち、どういうキャラなのか、わからない。
いてもいなくても同じ。
若作りもきになる。
脇役なのに、派手に見えて、うっとうしい感じがした。

等身大の母親を演じられていて演技がうまいなぁと感じました。たとえば妊娠中に友人たちから取り残された気持ちになっていたシーンの憂鬱な演技や、息子が行方不明になった主人公への少し戸惑った接し方など、リアリティがあり違和感なく見ることができました。

色々なドラマで違ったキャラクターを演じている板谷さん。母になるでは明るくて頼もしい、でも少し抜けている役を上手に演じていて同じ母として、とても共感できます。板谷さんもお子さんがいらっしゃるので、お母さん役を演じる板谷さんはとてもリアリティがあって大好きです。

いつもは板谷由夏さんの演技は好きなんですが、今回の役柄は自身も事件が起こった原因のひとつと言えるのに、それについて葛藤する様子がないこと、主人公の沢尻エリカさんの味方なのか、ゆくゆくは敵となりうるのかなんかよく分からないキャラクターなのが観ていてスッキリしません。

少し大袈裟な演技が気になり、母親がテーマとなっているドラマとしては浮いてしまっているような印象です。母親役というよりは、結衣の賑やかな友達というだけに感じてしまい残念。賑やかな部分と母親の落ち着いた部分をもう少し使いわけて欲しいかなと思います。

演技がうまいとか下手とかのレベルまでいかない問題。役者を使いきれてない感じがする。沢尻エリカ演じる母と本当にママ友なのか？と疑問を抱くくらい出演場面が少ないのと、彼女の演ずる職業は、このドラマに必要なのかと疑問を思う。だとしたら、沢尻エリカの務め先のママ友のほうが親近感が沸く。