獣になれない私たち

メインで出ていた会計士の恒星にまとわりつき、大柄過ぎる巨体を大きく動かし、気持ち悪い言葉の使い方など、ついていけない雰囲気の連続だったのが、何も出来ない晶や恒星たちのエリート人生組よりも、生きる事を諦め捨てていた朱里の心を優しく癒し活動的にさせる手伝いをしたという、極端な演技でありながら人の優しさを上手く表現できていたのが素晴らしく感じた。

元カレのマンションにずっと住みついていた気持ち悪い行動をしていた朱里に、変態と呼ばれるほどに独特な動きと言動が気持ち悪くずっと見ていたが、段々となれてきてドラマの中で唯一笑える場面を出してくれているオアシスのような面白い演技が光っていて、彼がいなかったら見なくなっていたと思う。

ドラマの中で、笑い担当な気がします。登場シーンは少ないですが、とおる大きい声と、オーバーすぎるリアクションといい、イライラするドラマの中で唯一笑える存在です。勢いの中にも細かい表情の演技があり、そこに気付くとなお楽しいです

最近、一ノ瀬さんの出演時間が長くて嬉しいです。妙なテンションで盛り上げてくれて、アドリブもあるのかな？とても見ていて面白いです。あの豪華な共演者の中で、一人暴走する感じはハラハラしますが、とても良いスパイスになっていると思います。

あの巨漢を上手に、気持ち悪く柔らかく動かして、異様に知識が全くない演出をしているのが面白く、さらに可笑しさを出すためにスベりまくるギャグが、登場している人物たちの重々しさを和らげてくれる存在で少しだけホッとできるが、彼こそ当然ワイセツ罪にも見える所が良い。

とにかくきもちが悪くて、嫌悪感を感じてしまうぐらいの強い表現力をお持ちです。
まとわりついて、妙なセリフを言いまくってる顔が気持ち悪くてぞっとします。
わざとらしさや　大げさすぎないところがちょうどいいと思います。