真田丸

私の勝手なイメージですが、草刈さんは軽い色男のような役が定着していたと思うのですが、真田丸の昌幸役でそのイメージがガラッと変わりました。見事に演じ切っておられたと思います。草刈さん本人もこの役への思いは相当熱かったようですね。また次はどんな役を演じてくれるのか、楽しみです。

いままで、あまり拝見する機会がなかったのですが、真田丸のお父さん役が、とてもいい味出てました。大河ドラマは、主役に目がいきがちですが、うまい具合に、邪魔せず、存在感もあり、よかったです。最期の亡くなるシーンはとてもかわいそうでした。

影の主役といって良いくらい最高にはまっていました！素晴らしかったです。豪快であり策士でもあり、様々な面を持つ昌幸を本当に生き生きと魅力的に演じていらっしゃり、歴史の流れを知っていても「昌幸が天下を取るんじゃないか」と期待してしまうくらい勢いを感じる迫力あるお芝居でした。

主人公の父親役なのに、ずる賢さが前面に出た、「こんなに悪い人だったのか」と思わせる迫真の演技で、圧倒的な存在感が素晴らしかったです。特にキャストに目が慣れていなかった当初は草刈さんばかりが目に付くほどのすごい演技の連続でした。

ドラマタイトルになっている真田丸って最後の数話に登場しただけで、そこまでに至る間の主役は真田幸村（堺雅人）だけど、ドラマ真田丸の前半の主役は草刈正雄だったように感じられた。ひさびさにドラマで見たけど歳をとって演技に味や深みが出た感じを受け、時代劇も似合うんだなと思いました。

ドラマの途中で一生涯を終えて亡くなってしまうのだが、抜群の存在感で真田正行の役を演じていたなと思います。大大名ではなかった為、悔しい想いをしながらも、策士として最後まで天下とりの野望に夢を馳せる真田正行が表現できていたと思った。

草刈正雄さん演じる真田昌幸は中々人気が高かったようですね。草刈さんというとあまり最近テレビドラマなどで見かけなかったので、忘れかけてましたが、幽閉されても最後まで精力的に策略をめぐらしたりする様を演じられていたと思います。キャラクター的に明るい雰囲気が印象良かったと思う。