課長バカ一代

真剣な顔をして馬鹿なことをやるという原作のイメージの再現度が非常に高く、白のスーツがやたら似合っていて大変満足でした。特にボールペンの話を延々とする回や、野球の回での指導や演説が素晴らしかったと思います。

歌舞伎界のプリンスがここまでやるとは！
やっぱり表情が豊かで演技もしっかりしてますね～体幹もいいのか姿勢もしっかりしています。
台詞を言う時に、たまに歌舞伎っぽく、力強く活舌良くなるのは仕方がないのかと(笑)

変顔が過剰気味だが、指示されてやっているのであれば良い演技だと言わざるを得ない。こんな課長は実際にはいないのにそれほど違和感なく観ていられるのは、キャラクターを演じる技術が高いからだと思う。時に凛々しく時にとんでもない馬鹿になる二面性をうまく表現している。

歌舞伎役者がやる主人公が番組に合うのかというのを疑問に思いながらの視聴だったが、主人公のキャラクターとよくマッチしており、想像以上に高評価でギャグストーリーということもありよく笑わせてもらった。ちょっとふざけすぎ、もしくは硬いと感じる部分も会ったが全体的にはよかったと感じる。