『越路吹雪物語』での大地真央 (河野美保子役)の演技はどうでしたか?あえて2択で評価してみて下さい。
大地真央 (河野美保子役) は 「2018年1月期 勝手にアカデミー賞」にノミネート中 (→ 今、何位?)
演技へた
瀧本美織ちゃんのままが良かった。変な歌い方が本来の歌の良さを悪くさせて本当にもったいない。物語はすごく面白かったのに、キャスト(後半の越路吹雪役)が残念。
ワザとらしい演技が、観ていてイライラ…。もっとベテランで上手な人だと思っていたので がっかり。 舞台用の演技なのかな。
観ていてしんどいくらいひどかったです。演技の良し悪しはちゃんと製作者がダメだししてから世間に発表してほしいです。
確かに綺麗な方ですがセリフも演技もオーバーで何もかもがわざとらしく感じます。舞台なら良いのでしょうがテレビドラマには向かない方と感じました。はっきり言ってヘタですね。
悲しい演技はこう、喜ぶ演技はこうと、芝居の型が決まっているように感じます。だから何をやっても同じに見えるし下手くそに見えるんだと思います。最終回の病床のシーンでのわずかな台詞ですらわざとらしさと棒読みがひどく、テレビ向きの女優さんじゃないんだなと痛感しました。役の雰囲気は合っていたと思いますが、演技があまりにお粗末でした。
舞台が多いせいなのか、他の役者さんに比べ自然じゃないと、感じてしまう。
演技は上手くないですが、大地さんが持つパッと明るく華やかな雰囲気がコーちゃんに合っていますし、この明るさが余命3か月という悲劇性をより強く印象づけていると思います。こういうオーラというものは持って生まれたもので訓練ではどうにも出来ないことなので、大地さんの最大の魅力だと思います。演技や歌がもっと上手ければ良かったのになとつくづく残念でなりません。
57話で時子が稽古場に来てくれないと拗ねていましたが、子役の真似をしているような違和感があり、大人の女性、しかも大スターが子供みたいにむくれるというギャップの魅力が全然演じきれていないと思いました。棒読みっぽく聞こえる独特の台詞まわしも長年のクセなんでしょうね。どんな役をやっても同じでつまらないです。
朝ドラにガッカリし、またまたガッカリしました。歌は上手いですが、ワザとらしくオーバーな演技は見てて疲れます。
正直、演技はひどいですがステージ上の華やかな姿はさすがだなと思います。楽屋での不安げな様子とは全く違い、一人でも広い舞台を埋められる存在感と晴れやかな笑顔、生き生きとしたパフォーマンスはスターとしての説得力があると思います。せっかく舞台姿は良いのに、台詞を喋りだすと途端に学芸会になってしまうのが勿体ないですね。
暑苦しい
55話で秋子と対面する演技がひどかったです。せっかくの感動的なシーンなのに大地さんのわざとらしい芝居のせいで逆に気持ちが冷めてしまい涙が引っ込んでしまいました。涙を流していても全然感情が伝わってこないし、どんなシーンでも「熱演している私を見て!」と非常に自己アピールの強い演技に見えるのが残念です。
54話で「イカルスの星」を歌うシーンが印象的でした。男役時代を彷彿とさせるようなよく響く低音がカッコ良く、噛みしめるように大切そうに歌う姿から、法美・時子と作った大事な特別な歌なんだなというのが伝わってきたのが良かったです。
53話の「愛の讃歌」の歌唱シーンが良かったです。大地さんの歌そのものは音程がズレてるしリズム感もイマイチなんですが、表現力が素晴らしく、今まで何度も聞いてきたものとは全く別物の、よりしっとりと女の情感たっぷりの新しい「愛の讃歌」で、浅利さんと譜面がボロボロになるまで稽古を重ねたという説得力が感じられたのが良かったです。
棒読みのせいか、いつも1人で芝居しているように見えるのが気になります。相手の台詞を聞いて役の感情を高めて自分の台詞を言うというのではなく、相手がこの台詞を言ったら次は自分がこの台詞を喋って…と台本の段取りが丸ごとそのまま見えるような、教科書の朗読みたいな感じがして感情が全然伝わってきません。舞台経験豊富なのだからもっと繊細な感情表現が身についてそうなのに…見た目はスターっぽくて似合っているのに勿体ないです。
若く見えるのを強調したいのかもだけど あまりに不自然な子供っぽい演技。 宝塚のスターだったと思えない歌唱力と演技力で ちょっと唖然とします。宝塚が大好きなだけに残念で仕方ないです。
兎に角わざとらしい… 歌唱力はやはりそれなりに認めますが…それも越路吹雪のそれとはどうなのでしょいか?あの独特のブリッコ?みたいな演技視ていてはずかしいです。
「社長と喧嘩別れしてでも東宝を辞める」と、相当浅利氏との仕事にこだわっていますが、どこに惚れこんでいるのか、何に感動しているのかが大地さんの棒読み演技から何も伝わってこないので全く説得力がなく、社長や前田部長がコーちゃんの気まぐれや我儘に振り回されているように見えてしまうのが残念です。大地さんの演技が表面的で薄っぺらいので、その場の思いつきみたいな感じがしてしまいます。
50話では久しぶりに明るく生き生きとした笑顔が見られたのが良かったです。浅利慶太に会えると聞いて大声をあげて喜びまわる姿が子供みたいに可愛かったです。肝心の浅利氏との対面では泥酔して絡んでしまいますが、酔っ払いながらも「あなたと一緒に仕事がしたい」と訴える真剣な眼差しからコーちゃんの本気度がちゃんと伝わってきたのが良かったです。
芝居が大げさでわざとらしい。
49話で父を思って「枯葉」を歌うシーンが印象的でした。目の前に父がいるかのように真っすぐ見据えて涙をこらえて歌う姿が壮絶で、悲しみとどこか懐かしさが滲む歌声が心に響きました。泣いているので音程は合ってないんですが、そんなことはどうでも良いくらい、深い悲しみと父への愛情が伝わってくる良いシーンだったと思います。
48話は時子に「1人になんかしない」と泣いて訴えるなど感情的になるシーンが多かったですが、泣く演技がオーバー過ぎて逆に嘘っぽく見えてしまったのが残念でした。日常生活であんなハキハキ大げさな口調で喋らないし、大地さんの台詞まわしは台本が見えるというか、役で喋っているというより台本を朗読しているような感じがします。
セリフが不自然。大げさワザとらしい。
不自然
女版キムタクですよね。何の役をやっても大地真央にしかみえません。どのドラマでも大地真央役で出演しているみたい。そして演技がテレビ向きじゃなくて暑苦しい。
もともと台詞まわしが舞台っぽいというか、わざとらしさがあってそれが大地さんの味なんですが、47話は棒読み感が増していまいちコーちゃんの心情が伝わってこなかったのが残念です。感情が高ぶる芝居が多かったせいでしょうか。市毛さんも吉田さんも、周りの俳優さんたちはちゃんとテレビ用の演技をしているのに、大地さんだけオーバーな舞台演技のままなのも違和感を感じます。
演技が下手です。 声もわざとらしい。
46話では時子に対して「マネージャーやめてもらうから」などキツい言葉をぶつけることが多かったですが、憮然とした表情に悲しみが滲んでいるのが印象的でした。時子の体を心から心配する気持ちや嘘をつかれた怒りや悲しさなど、コーちゃんの複雑な思いが伝わってくる良い演技だったと思います。1人でスタジオに向かうシーンでは、会う人に「岩谷さんは?」と聞かれるたびに時子の不在を実感して戸惑いと寂しさが混ざったような表情をしていたのが印象的で、コーちゃんにとって時子の存在がいかに大切なものなのか、しっかり伝わってきたのが良かったと思います。
コーちゃん役が大地さんに代わってからステージシーンが多くなって、ナレーションで語られるばかりでいまいち実感がなかった越路さんのスターぶりに説得力が生まれたと思います。いつまでも新婚さんみたいに初々しく可愛い奥さんぶりも可愛いです。45話の時子との喧嘩シーンは遠慮のない物言いと感情むきだしの表情で、お互いすべてをさらけ出せる特別な関係だという印象をより強いものにしていたと思います。
44話の奥様姿が幸せそうでエプロンも似合っていて可愛かったです。ステージでの華やかなドレス姿とはまた違った庶民的な雰囲気が魅力的でした。時子が作詞した他人の曲ばかりヒットすることに嫉妬してむくれる姿が小さな子供みたいでチャーミングでした。
43話で記者から必死で内藤の姿を隠そうと両手を広げたりバレエのポーズを取ったりする姿がお茶目で可愛らしかったです。こういうチャーミング一面と華やかな舞台姿とのギャップがコーちゃんの魅力だなと改めて感じました。ウエディングドレス姿も全く違和感なく似合っていてとても美しかったです。
以前コーちゃんが「私はお時さんがいないとダメなの」と言っていましたが、42話の大地さんの演技にそれがよく表れていたと思います。帰ろうとする時子を用事を確認するふりをして引きとめたり、法美に会えない寂しさを紛らわすようにはしゃいで時子にステーキを奢らせたり、法美の事故の知らせを聞いて不安そうに時子にしがみついたり、自分勝手に時子を振り回しているけど大地さんが小さな子どもみたいなチャーミングさを醸し出しているので全然嫌な感じがしません。時子を心から信頼して本音をさらけ出しているのが、自然体で遠慮のない雰囲気から伝わってくるのがとても良いです。
41話で八重子の夫と対面するシーンが素晴らしかったです。夫が語る八重子の思い出を、八重子本人を見るように大切に愛しむように聞いている姿が印象的で、「スター越路吹雪」ではなく田舎にいた頃の「河野美保子」に戻ったような、穏やかな表情をしていたのが良かったです。
内藤の不在に目が泳いで動揺したり煙草を持つ手が震えていたり、時子に子供みたいな笑顔で甘えたり、コーちゃんの繊細で寂しがり屋な性格を丁寧に表現していると思います。煙草を片手に颯爽と廊下を歩く姿は貫録たっぷりでカッコ良いのに、楽屋に入るとワガママな駄々っ子みたいになるギャップも、とてもナチュラルにチャーミングに演じていると思います。
舞台で歌う姿が本当に華やかで存在感があり、スターとしての説得力があります。普段の無邪気な姿も可愛らしくて、舞台姿とのギャップがあるのが良いですね。内藤と一緒にいたいと駄々をこねたり、「法美さんに嫌われちゃった」と泣き出す時の子供みたいな表情から、コーちゃんの少女のように純粋で真っ直ぐな性格が伝わってくるのも良かったです。
1話冒頭、キョロキョロと定まらない視線やそわそわとタバコを吸う様子、不安げな表情などで、大スターなのに極度の緊張魔だった越路さんの人間っぽさを上手く表現していたと思います。パッとスポットライトが当たった瞬間、一気に表情が変わってスター然とするところも良かったです。広い舞台を1人で埋めてしまう圧倒的な存在感と堂々とした歌唱もさすがでした。
演技へた
瀧本美織ちゃんのままが良かった。変な歌い方が本来の歌の良さを悪くさせて本当にもったいない。物語はすごく面白かったのに、キャスト(後半の越路吹雪役)が残念。
ワザとらしい演技が、観ていてイライラ…。もっとベテランで上手な人だと思っていたので がっかり。
舞台用の演技なのかな。
観ていてしんどいくらいひどかったです。演技の良し悪しはちゃんと製作者がダメだししてから世間に発表してほしいです。
確かに綺麗な方ですがセリフも演技もオーバーで何もかもがわざとらしく感じます。舞台なら良いのでしょうがテレビドラマには向かない方と感じました。はっきり言ってヘタですね。
悲しい演技はこう、喜ぶ演技はこうと、芝居の型が決まっているように感じます。だから何をやっても同じに見えるし下手くそに見えるんだと思います。最終回の病床のシーンでのわずかな台詞ですらわざとらしさと棒読みがひどく、テレビ向きの女優さんじゃないんだなと痛感しました。役の雰囲気は合っていたと思いますが、演技があまりにお粗末でした。
舞台が多いせいなのか、他の役者さんに比べ自然じゃないと、感じてしまう。
演技は上手くないですが、大地さんが持つパッと明るく華やかな雰囲気がコーちゃんに合っていますし、この明るさが余命3か月という悲劇性をより強く印象づけていると思います。こういうオーラというものは持って生まれたもので訓練ではどうにも出来ないことなので、大地さんの最大の魅力だと思います。演技や歌がもっと上手ければ良かったのになとつくづく残念でなりません。
57話で時子が稽古場に来てくれないと拗ねていましたが、子役の真似をしているような違和感があり、大人の女性、しかも大スターが子供みたいにむくれるというギャップの魅力が全然演じきれていないと思いました。棒読みっぽく聞こえる独特の台詞まわしも長年のクセなんでしょうね。どんな役をやっても同じでつまらないです。
朝ドラにガッカリし、またまたガッカリしました。歌は上手いですが、ワザとらしくオーバーな演技は見てて疲れます。
正直、演技はひどいですがステージ上の華やかな姿はさすがだなと思います。楽屋での不安げな様子とは全く違い、一人でも広い舞台を埋められる存在感と晴れやかな笑顔、生き生きとしたパフォーマンスはスターとしての説得力があると思います。せっかく舞台姿は良いのに、台詞を喋りだすと途端に学芸会になってしまうのが勿体ないですね。
暑苦しい
55話で秋子と対面する演技がひどかったです。せっかくの感動的なシーンなのに大地さんのわざとらしい芝居のせいで逆に気持ちが冷めてしまい涙が引っ込んでしまいました。涙を流していても全然感情が伝わってこないし、どんなシーンでも「熱演している私を見て!」と非常に自己アピールの強い演技に見えるのが残念です。
54話で「イカルスの星」を歌うシーンが印象的でした。男役時代を彷彿とさせるようなよく響く低音がカッコ良く、噛みしめるように大切そうに歌う姿から、法美・時子と作った大事な特別な歌なんだなというのが伝わってきたのが良かったです。
53話の「愛の讃歌」の歌唱シーンが良かったです。大地さんの歌そのものは音程がズレてるしリズム感もイマイチなんですが、表現力が素晴らしく、今まで何度も聞いてきたものとは全く別物の、よりしっとりと女の情感たっぷりの新しい「愛の讃歌」で、浅利さんと譜面がボロボロになるまで稽古を重ねたという説得力が感じられたのが良かったです。
棒読みのせいか、いつも1人で芝居しているように見えるのが気になります。相手の台詞を聞いて役の感情を高めて自分の台詞を言うというのではなく、相手がこの台詞を言ったら次は自分がこの台詞を喋って…と台本の段取りが丸ごとそのまま見えるような、教科書の朗読みたいな感じがして感情が全然伝わってきません。舞台経験豊富なのだからもっと繊細な感情表現が身についてそうなのに…見た目はスターっぽくて似合っているのに勿体ないです。
若く見えるのを強調したいのかもだけど あまりに不自然な子供っぽい演技。
宝塚のスターだったと思えない歌唱力と演技力で ちょっと唖然とします。宝塚が大好きなだけに残念で仕方ないです。
兎に角わざとらしい…
歌唱力はやはりそれなりに認めますが…それも越路吹雪のそれとはどうなのでしょいか?あの独特のブリッコ?みたいな演技視ていてはずかしいです。
「社長と喧嘩別れしてでも東宝を辞める」と、相当浅利氏との仕事にこだわっていますが、どこに惚れこんでいるのか、何に感動しているのかが大地さんの棒読み演技から何も伝わってこないので全く説得力がなく、社長や前田部長がコーちゃんの気まぐれや我儘に振り回されているように見えてしまうのが残念です。大地さんの演技が表面的で薄っぺらいので、その場の思いつきみたいな感じがしてしまいます。
50話では久しぶりに明るく生き生きとした笑顔が見られたのが良かったです。浅利慶太に会えると聞いて大声をあげて喜びまわる姿が子供みたいに可愛かったです。肝心の浅利氏との対面では泥酔して絡んでしまいますが、酔っ払いながらも「あなたと一緒に仕事がしたい」と訴える真剣な眼差しからコーちゃんの本気度がちゃんと伝わってきたのが良かったです。
芝居が大げさでわざとらしい。
49話で父を思って「枯葉」を歌うシーンが印象的でした。目の前に父がいるかのように真っすぐ見据えて涙をこらえて歌う姿が壮絶で、悲しみとどこか懐かしさが滲む歌声が心に響きました。泣いているので音程は合ってないんですが、そんなことはどうでも良いくらい、深い悲しみと父への愛情が伝わってくる良いシーンだったと思います。
48話は時子に「1人になんかしない」と泣いて訴えるなど感情的になるシーンが多かったですが、泣く演技がオーバー過ぎて逆に嘘っぽく見えてしまったのが残念でした。日常生活であんなハキハキ大げさな口調で喋らないし、大地さんの台詞まわしは台本が見えるというか、役で喋っているというより台本を朗読しているような感じがします。
セリフが不自然。大げさワザとらしい。
不自然
女版キムタクですよね。何の役をやっても大地真央にしかみえません。どのドラマでも大地真央役で出演しているみたい。そして演技がテレビ向きじゃなくて暑苦しい。
もともと台詞まわしが舞台っぽいというか、わざとらしさがあってそれが大地さんの味なんですが、47話は棒読み感が増していまいちコーちゃんの心情が伝わってこなかったのが残念です。感情が高ぶる芝居が多かったせいでしょうか。市毛さんも吉田さんも、周りの俳優さんたちはちゃんとテレビ用の演技をしているのに、大地さんだけオーバーな舞台演技のままなのも違和感を感じます。
演技が下手です。
声もわざとらしい。
46話では時子に対して「マネージャーやめてもらうから」などキツい言葉をぶつけることが多かったですが、憮然とした表情に悲しみが滲んでいるのが印象的でした。時子の体を心から心配する気持ちや嘘をつかれた怒りや悲しさなど、コーちゃんの複雑な思いが伝わってくる良い演技だったと思います。1人でスタジオに向かうシーンでは、会う人に「岩谷さんは?」と聞かれるたびに時子の不在を実感して戸惑いと寂しさが混ざったような表情をしていたのが印象的で、コーちゃんにとって時子の存在がいかに大切なものなのか、しっかり伝わってきたのが良かったと思います。
コーちゃん役が大地さんに代わってからステージシーンが多くなって、ナレーションで語られるばかりでいまいち実感がなかった越路さんのスターぶりに説得力が生まれたと思います。いつまでも新婚さんみたいに初々しく可愛い奥さんぶりも可愛いです。45話の時子との喧嘩シーンは遠慮のない物言いと感情むきだしの表情で、お互いすべてをさらけ出せる特別な関係だという印象をより強いものにしていたと思います。
44話の奥様姿が幸せそうでエプロンも似合っていて可愛かったです。ステージでの華やかなドレス姿とはまた違った庶民的な雰囲気が魅力的でした。時子が作詞した他人の曲ばかりヒットすることに嫉妬してむくれる姿が小さな子供みたいでチャーミングでした。
43話で記者から必死で内藤の姿を隠そうと両手を広げたりバレエのポーズを取ったりする姿がお茶目で可愛らしかったです。こういうチャーミング一面と華やかな舞台姿とのギャップがコーちゃんの魅力だなと改めて感じました。ウエディングドレス姿も全く違和感なく似合っていてとても美しかったです。
以前コーちゃんが「私はお時さんがいないとダメなの」と言っていましたが、42話の大地さんの演技にそれがよく表れていたと思います。帰ろうとする時子を用事を確認するふりをして引きとめたり、法美に会えない寂しさを紛らわすようにはしゃいで時子にステーキを奢らせたり、法美の事故の知らせを聞いて不安そうに時子にしがみついたり、自分勝手に時子を振り回しているけど大地さんが小さな子どもみたいなチャーミングさを醸し出しているので全然嫌な感じがしません。時子を心から信頼して本音をさらけ出しているのが、自然体で遠慮のない雰囲気から伝わってくるのがとても良いです。
41話で八重子の夫と対面するシーンが素晴らしかったです。夫が語る八重子の思い出を、八重子本人を見るように大切に愛しむように聞いている姿が印象的で、「スター越路吹雪」ではなく田舎にいた頃の「河野美保子」に戻ったような、穏やかな表情をしていたのが良かったです。
内藤の不在に目が泳いで動揺したり煙草を持つ手が震えていたり、時子に子供みたいな笑顔で甘えたり、コーちゃんの繊細で寂しがり屋な性格を丁寧に表現していると思います。煙草を片手に颯爽と廊下を歩く姿は貫録たっぷりでカッコ良いのに、楽屋に入るとワガママな駄々っ子みたいになるギャップも、とてもナチュラルにチャーミングに演じていると思います。
舞台で歌う姿が本当に華やかで存在感があり、スターとしての説得力があります。普段の無邪気な姿も可愛らしくて、舞台姿とのギャップがあるのが良いですね。内藤と一緒にいたいと駄々をこねたり、「法美さんに嫌われちゃった」と泣き出す時の子供みたいな表情から、コーちゃんの少女のように純粋で真っ直ぐな性格が伝わってくるのも良かったです。
1話冒頭、キョロキョロと定まらない視線やそわそわとタバコを吸う様子、不安げな表情などで、大スターなのに極度の緊張魔だった越路さんの人間っぽさを上手く表現していたと思います。パッとスポットライトが当たった瞬間、一気に表情が変わってスター然とするところも良かったです。広い舞台を1人で埋めてしまう圧倒的な存在感と堂々とした歌唱もさすがでした。