集団左遷!!

尾美としのりさん、毎日、辛い思いをしながら、本当に御苦労様です。 私は大好きなので、疲れたら安静にして下さい。

尾美としのりさん、さすがベテラン俳優であり、尾美さんは人気があって優しい所だと思います。本当に大好きで－す。

｢梅原尊｣役を演じる、尾美としのりさんは、｢集団左遷｣のドラマを観た中で、また観たいなぁ～。と思い、粘り強く、真面目な尾美としのりさんの事がとても、大好きです。

新聞社に行くのを躊躇う片岡に「ブレんなよ」と喝を入れるシーンが格好良かったです。口調も表情も軽めというか、良い感じで力が抜けているところも片岡を緊張させないための配慮っぽくて梅原の人柄の良さを感じました。優しさと誠実さを感じる笑顔や穏やかで落ち着きのある語り口も、熱血で暴走しがちな片岡と対比になっていてバランスが良かったです。

主人公との友情をとるか、上司の命令に従って保身を選ぶかという苦悩を表現されて、リアルな感じが出ていて素晴らしかったです。
ドラマ内で彼の光と影それぞれの心境をうまく演じられ、ストーリーの展開に影響を与えるほどの存在感がありました。

尾美さんの笑顔が好きなので、最終回を前に第9回でやっと本当に笑ってくれたのは嬉しかったです。それまでの、専務の側近のような形で緊張感のある演技や片岡と接する時の何かを隠した苦しそうな顔なども、見どころはありました。

鮫島が裏金を渡す瞬間を目の当たりにして目が泳いだり、片岡からの着信に動揺したり、悪になりきれない梅原の人の良さや気の弱さが表情や仕草からしっかり伝わってきて、片岡が「梅ちゃんなら大丈夫」と信頼し続ける説得力がありました。片岡の言葉を思い出して自分がどうすべきか葛藤して気持ちが動いていく様も、細やかな表情の変化で丁寧に演じていて、証拠となる手帳を真山に託す流れに唐突感がなかったところも良かったと思います。