※まだ評価はありません。
脚本・ストーリー 2.8 /5.0(56%) | 894位 /1089件中 |
キャスト 3.7 /5.0(74%) | 699位 /1089件中 |
演出 3.2 /5.0(64%) | 757位 /1088件中 |
音楽 3.3 /5.0(66%) | 647位 /1089件中 |
感動 3.0 /5.0(60%) | 565位 /1084件中 |
笑い 2.5 /5.0(50%) | 697位 /1084件中 |
スリル・興奮 2.1 /5.0(42%) | 989位 /1081件中 |
脚本・ストーリー 2.8 /5.0(56%) | 894位 /1089件中 |
キャスト 3.7 /5.0(74%) | 699位 /1089件中 |
演出 3.2 /5.0(64%) | 757位 /1088件中 |
音楽 3.3 /5.0(66%) | 647位 /1089件中 |
感動 3.0 /5.0(60%) | 565位 /1084件中 |
笑い 2.5 /5.0(50%) | 697位 /1084件中 |
スリル・興奮 2.1 /5.0(42%) | 989位 /1081件中 |
こちらのお父さんも思い残しがあって今生に出てきたってところか。星太郎さんに花火職人を押し付けてしまったのではないか、他の道を見せてこなかったから生きる道を狭めてしまったのではないかと。そして母親と会わせなかったことも多少はひっかかっていたのだろう。星太郎さんが母親と会うことができて、星太郎さんの作った花火を見て思いが昇華して天国へと行ったのだろう。ただ星太郎さんのお父さんへの想いは消えないからまだ幻は消えない。それだっていい。ひかりちゃんと変に恋愛関係にならなかったのが爽やかで良かったです。
父と母は別れた後に自分には内緒で愛人関係になっていたなんて、自分だったらすごく傷つくだろうな。自分だけ母親を恋しい気持ちを我慢してお父さんだって辛いんだと頑張ってきたのはなんだったのかと両親共に嫌いになってしまいそうだ。星太郎は復讐なんて言ったけどほんとは会いたかったんだね。出会い直したのだからこれからの話をしよう‥なんてサラッとした人なんだ。でもなんで?が渦巻く星太郎に答えないのはずるすぎる。そこを見ないふりして歩いたって後で辛くならないのかな。真正面から答えをもらうのは子供じみているのだろうか。
なんでも曝け出して知ることがいいことなのかなーとドラマを見ながら思いました。親子だって夫婦だって知らないことがあってもいいと思う。お父さんが遠回しにでも星太郎とお母さんを会わせたいと思っているならともかく、今回の告白は星太郎を傷つけただけのような気がします。子供は親をよく見ていて傷つけたくないと小さな心を痛めていることもあるのに、なかなか自由な親で参りますね。ひかりちゃんはお母さんと知り合いで星太郎の様子を見に来たのかと思ってましたがそうではない様子。でもお母さんと星太郎の間に入れるのはひかりちゃんしかいないから頑張ってほしい。
ひかりちゃん!実は見える人だったのね!まぁびっくり。なのに星太郎に見えているお父さんがひかりちゃんには見えてない。それは星太郎が作り出した妄想ってところだったのでしょうか?心が通じ合ったすごくいい親子だなと思っていたけど、星太郎が作り出していたから当然だったってことか。ほんとのお父さん登場でなんだか不穏な空気。墓場まで持っていきたい秘密があるのに今になってバラしたくなったのか?それを知って星太郎が幸せになるならいいけど独りよがりの告白ならやめてあげてほしいな。
同窓会もその時の花火を上げるのも回想もなくセリフのみ、元カノも登場したけど他の人と結婚してお腹に子供までいる順調さにとりつく島もない。伝えたいことはこういうことじゃないんだとは思いますが、花火の下で喜んでいる人たちくらい入れても良かったんじゃないかな。予算がないのか、かなり質素に作られた印象。その分キャストが豪華だからいいんだけれどやっぱり物語が狭くなるのは否めない。ひかりちゃんが言ったお父さん死んだんですか?が引っかかっている。
子供を大人のゴタゴタに付き合わせたらいけないと心から思う。当人同士どちらが悪くてもそれは大人同士自己責任で離婚でもなんでもしたらいい。でもやるべきことは二人の間に生まれた子供のフォローでしょ?親が一人になるんだったら倍幸せにするくらいの気持ちでいてほしい。周りの大人にいろんなことを吹き込まれて、それを大人になっても親にも言えなくて苦しんだ星太郎の気持ちを思うとほんとにいたたまれない。なんでそんなこと思いやってあげられないのかね。
お父さんと星太郎さんが居間で大の字になって笑うシーンにとても胸が熱くなりました。お父さんにとっての妻、星太郎さんにとっての母、それぞれ一番大事な人がいなくなってしまったことを埋め合わせるように言葉にはしなくても気を使い合いながら支え合ってきた。あーなんていい親子なんだ。2人にしかわからない傷があって2人にしか癒せない傷。お父さんを亡くした悲しみが一層増しました。そのかわりにひかりちゃんがなれるのか、なってくれるのか見守りたいです。
ドラマの中とはいえ花火の製造過程を知ることができてとても面白かったです。火がつけば一瞬で大空へと消えて行く花火はあんなに手間暇かけて作られているなんて知らなかったし、すごく粋な仕事だなと感心しました。さてお父さんですが、そろそろ出てきた理由が知りたくなってきました。奇妙な3人の同居生活もそれぞれ他者を受け入れる寛容さが大人っぽくていいですね。特にひかりにはお父さんは見えていないのに気にしていない様子。素敵な関係になってきました。
仕事もルーティンで彼氏もいなきゃ困る程度の愛情で家はあるけど小言付き、じゃなかなかしんどいよね。幸せじゃないけど不幸でもない毎日って案外辛い。そこを少しずつ捨ててきたっていうのがリアルかなと思いました。そして最後に30万を使って花火を上げるなんて粋だわ。これから花火職人になるなんて新しいことにチャレンジするなんて羨ましい。そしてこちらも見逃せないお父さん問題!どこから来てどこへいくのかすごく気になるところだね。
深夜帯にも関わらず高橋一生さん、橋爪功さん、本田翼さんとキャストがとても豪華で驚きました。高橋さんと橋爪さんの親子の会話のテンポがすごく良くてずっと聞いていたいなと思っていたらお父さんが急死。テンポの良い会話が消え、家の中が荒れ、急に訪れた死の大きさを思い知りました。そんな時に現れた本田さんは天使のよう、笑顔がとても素敵です。死んだお父さんのお導きかと思っていたらお父さんまで再登場。すぐいなくなるのかと思ったら案外いるからびっくりです。これから3人の生活が始まるのかな。楽しみです。