アライブ がん専門医のカルテ

最終話の薫先生の苦しみに寄り添う演技が素晴らしかった。

下手だと思ってたら、上手になってた！

お医者さんぽくなく、喋り方など声のトーンなど
どの役でも同じで今回はなんか違う！！と思わせててくれるところがなかった。
子供がいる設定も違和感がありました。
正統派すぎだし、なんか固いつまらない人だといった印象でした。

昔からルックスが大好きな松下奈緒さん。いくつになっても相変わらずきれいでその存在を見ているだけで個人的には眼福です。また、悲しい運命を背負いながらも強く生きるかっこいい女医そのものに見える演技力の高さも素敵です。

前回薫先生から匠さんの医療過誤をしてしまった告白を聞いた瞬間の演技が圧巻でした。信じていた薫先生の裏切りと「助かったかもしれない」という気持ちとで、複雑で混乱したら感情が表情にリアルに演じられていました。さらに、「消えて」という台詞とともに涙がこぼれ落ちたのが本当にすごかったです。

さまざまな辛いことを抱えながらもいつも懸命に生きている心をとても魅力的に演じていて、このドラマを通して松下奈緒さんのことをますます好きになりました。個人的には辛いこと続きの心が幸せになれる展開を望みます。

演技がいつも一緒で、観ていて感情移入できない。前向きに明るく頑張る主人公しかできない印象。今回も同じ感じで、松下奈緒っぽい役だけど、代わり映えしないし、演技が大袈裟で好きではない。そして、木村佳乃さんと同じ画面に映ると顔と顔の作りが大きくてそちらに目が行ってしまう。

この人が主役でヒロインなのだと思ってドラマを観ていたら、ちょっと…いやかなり残念な感じになります。演技は下手ではないと思いますが、何となく薄っぺらくて軽く、存在感がない印象で、完全にもう一人の木村佳乃に食われてしまっています。平穏なほんわかドラマではないので、役柄が不向きなのかなと思います。

この人は学校の先生かお医者さんかっていう二択で生きているのかい？私はそれ以外見たことないんだよね。目力が強くて清潔感があって、だから先生って呼ばれる役が多いのかもしれないね。似合いすぎるからこそそこから抜けられない気がする。それもそれで女優さんとしては損してる気がするね。

医師である一方で、昏睡状態の患者の家族という複雑な中で、患者の前での自信のある表情と、強い母親でいようとする姿、患者の家族で不安な表情など多くの複雑な表情がリアルに表現されていると思いました。涙を流すシーンは特に印象的でした。

実は、彼女の民放出演ドラマは今までほとんど観ておらず、私の中ではNHKの朝ドラで固定されてしまっていた。今回の女医役は、プライベートで苦難を抱えているので、本業との両立が中々大変そうではあるが、松下の「凛とした佇まい」は観ていてほっとする。今後、この役柄を通じて、どことなく優等生っぽいイメージを崩していってほしいと思う。

役にとてもあっていて、優しく素敵な女医。
でもその反面辛い過去も抱えていて、そこの演技の切り替えがとても上手。