『あんぱん』での江口のりこ (朝田羽多子 役)の演技はどうでしたか?あえて2択で評価してみて下さい。
江口のりこ (朝田羽多子 役) は 「2025年7月期 勝手にアカデミー賞」にノミネート中 (→ 今、何位?)
さすが江口さん、軽妙さと重厚さとをうまく織り交ぜ、羽多子という人物がとても魅力的に表現されていました。松嶋さん演じる登美子とからむシーンも、軽妙かつ意味深でとてもよかったです。 のぶたち三姉妹は父親を早く亡くし、父親代わりは釜次だったわけですが、釜次も亡くなった後は羽多子が単に母親というだけではなく、「親」として父親の役割も果たしていました。それは結太郎の言葉や想いを代弁する形でしたが、羽多子の行動力がそれを意味あるものに変えていたと思います。
映画を見終わった登美子さんと出会した時、アンパンマンが売れずに渋い顔をしている崇を見た時などちょっとした時にかける言葉が面白くて温かい。家族への愛が感じられます。ご飯を食べる健ちゃんを見ている顔が優しくて好きです。
羽多子さんももうちょっと歳を取ってもいいきがするけど、崇の家の電話を取るところがちょっとしたコントみたいで楽しませてもらいました。すぐにまいど!と言っちゃうところはコンタくんの食堂を思い出させるし繋がりが見えて良かったです。
女たちの宴会を仕切っていたのは羽多子さんだよね。伸びやかな声で誰かと誰かを繋いだり、間に入ったりしながら場を円滑に回していた。さすが大家族の朝田家を仕切ってきただけあるなと思った。みんなをよく見て誰も嫌な思いをしないようにするところが一家のお母さんっぽくてよかった。
本気でのぶを怒らせてしまったと落ち込む崇にその理由を聞いて、蘭子たちと目配せしながらちょっと笑っちゃう羽多子さんが面白かったです。日本中みんなが同じ顔をしたことでしょう。全てを教えてあげない優しさも良かったです。
高知の空襲を聞いた時の演技が心に残っています。次郎さんが亡くなったときも、メイコが家出した時も、心配の度合いは違えど、その程度の違いを丁寧に母だなと感じさせられます。そして、ホッとした時の表情がやっぱり母なのです。子どもの言葉に真剣に耳を傾ける姿も見習いたいなと思わされます。
のぶのいる高知が空襲に遭っていると聞くや否や震える手で水筒に水を入れ転げそうになりながら支度を急いでいる羽多子さんを見て親だったらそうだよなーと共感しました。どこまで行けるかどうなってるのか分からなくたってじっとしてはいられない。現地で子供達が動揺する中、大丈夫だと自分に言い聞かせるところも母だなと思いました。
最初の頃は、なんか演技が固いかな、と思っていたけどだんだん母親の顔つきになっていき、今ではしっかりオバさん風情。 いいお母さんです。
この方の演技からは何というか居心地の悪さみたいなものを感じる。 この時代の生きにくさみたいなものが現れているのかなと。 千代子さんと一緒に亡き夫に怒りながらのシーンはとても良かったし、羽多子さんの根っこが見えた気がした。
蘭子を気遣う目が優しいよね。自分が恋したように娘の気持ちが手にとるように分かるから応援したい気持ちがあるんだろうなと思った。そこを見守りつつもグイグイ押さないのが羽多子さんのいいところ。みんなが宴会で揉めてるところに豪ちゃんに感心を持っていくいい働きも羽多子さんらしかったです。
結太郎さんからの手紙を持ってきたときの表情がもう乙女で。これが支えだったのだと得心した。文箱を抱えて困っている姿も、今までも裏ではあのようにしていたのだと時間を感じた。
あまり大きくは表情が変わらないあたりが、何事にも動じなかったと聞く明治女の芯の強さを感じる。そんな中でものぶに亡き夫が同じことを言ってたと言われた時の声色と横顔が嬉しそうで。亡くなっても心の拠り所であり指針になっているところは今も昔も変わらないよねとホッとする。
のぶとの会話の中で亡き夫のことが出てくると嬉しそうにどんなことを言っていたのか聞いていたところに夫婦関係の良さが伝わってきました。今でもまだ朝田家の真ん中に結太郎がいるようで心が温まります。羽多子さんの心の拠り所なんでしょうね。
最初、意外と大きくていらっしゃるんだと驚いた。 でもすぐに演技で気にならなくなりました。 見守る演技が素敵です。
さすが江口さん、軽妙さと重厚さとをうまく織り交ぜ、羽多子という人物がとても魅力的に表現されていました。松嶋さん演じる登美子とからむシーンも、軽妙かつ意味深でとてもよかったです。
のぶたち三姉妹は父親を早く亡くし、父親代わりは釜次だったわけですが、釜次も亡くなった後は羽多子が単に母親というだけではなく、「親」として父親の役割も果たしていました。それは結太郎の言葉や想いを代弁する形でしたが、羽多子の行動力がそれを意味あるものに変えていたと思います。
映画を見終わった登美子さんと出会した時、アンパンマンが売れずに渋い顔をしている崇を見た時などちょっとした時にかける言葉が面白くて温かい。家族への愛が感じられます。ご飯を食べる健ちゃんを見ている顔が優しくて好きです。
羽多子さんももうちょっと歳を取ってもいいきがするけど、崇の家の電話を取るところがちょっとしたコントみたいで楽しませてもらいました。すぐにまいど!と言っちゃうところはコンタくんの食堂を思い出させるし繋がりが見えて良かったです。
女たちの宴会を仕切っていたのは羽多子さんだよね。伸びやかな声で誰かと誰かを繋いだり、間に入ったりしながら場を円滑に回していた。さすが大家族の朝田家を仕切ってきただけあるなと思った。みんなをよく見て誰も嫌な思いをしないようにするところが一家のお母さんっぽくてよかった。
本気でのぶを怒らせてしまったと落ち込む崇にその理由を聞いて、蘭子たちと目配せしながらちょっと笑っちゃう羽多子さんが面白かったです。日本中みんなが同じ顔をしたことでしょう。全てを教えてあげない優しさも良かったです。
高知の空襲を聞いた時の演技が心に残っています。次郎さんが亡くなったときも、メイコが家出した時も、心配の度合いは違えど、その程度の違いを丁寧に母だなと感じさせられます。そして、ホッとした時の表情がやっぱり母なのです。子どもの言葉に真剣に耳を傾ける姿も見習いたいなと思わされます。
のぶのいる高知が空襲に遭っていると聞くや否や震える手で水筒に水を入れ転げそうになりながら支度を急いでいる羽多子さんを見て親だったらそうだよなーと共感しました。どこまで行けるかどうなってるのか分からなくたってじっとしてはいられない。現地で子供達が動揺する中、大丈夫だと自分に言い聞かせるところも母だなと思いました。
最初の頃は、なんか演技が固いかな、と思っていたけどだんだん母親の顔つきになっていき、今ではしっかりオバさん風情。
いいお母さんです。
この方の演技からは何というか居心地の悪さみたいなものを感じる。
この時代の生きにくさみたいなものが現れているのかなと。
千代子さんと一緒に亡き夫に怒りながらのシーンはとても良かったし、羽多子さんの根っこが見えた気がした。
蘭子を気遣う目が優しいよね。自分が恋したように娘の気持ちが手にとるように分かるから応援したい気持ちがあるんだろうなと思った。そこを見守りつつもグイグイ押さないのが羽多子さんのいいところ。みんなが宴会で揉めてるところに豪ちゃんに感心を持っていくいい働きも羽多子さんらしかったです。
結太郎さんからの手紙を持ってきたときの表情がもう乙女で。これが支えだったのだと得心した。文箱を抱えて困っている姿も、今までも裏ではあのようにしていたのだと時間を感じた。
あまり大きくは表情が変わらないあたりが、何事にも動じなかったと聞く明治女の芯の強さを感じる。そんな中でものぶに亡き夫が同じことを言ってたと言われた時の声色と横顔が嬉しそうで。亡くなっても心の拠り所であり指針になっているところは今も昔も変わらないよねとホッとする。
のぶとの会話の中で亡き夫のことが出てくると嬉しそうにどんなことを言っていたのか聞いていたところに夫婦関係の良さが伝わってきました。今でもまだ朝田家の真ん中に結太郎がいるようで心が温まります。羽多子さんの心の拠り所なんでしょうね。
最初、意外と大きくていらっしゃるんだと驚いた。
でもすぐに演技で気にならなくなりました。
見守る演技が素敵です。