オー！マイ・ボス！恋は別冊で

編集部をまとめて奈未にも成長の機会を何度も与えて育ててくれる良い先輩だなと思っていたので、3年後に新しい編集長になっていたのがとても嬉しかったです。さっぱりはっきりした性格も見ていて気持ち良くて、新しい職場にこんな先輩がいてくれたら頼もしいだろうなっていつも奈未が羨ましかったです。撮影現場で潤之介の幻覚を見る奈未を心配する姿は、先輩を通り越してお母さんみたいで、和美の面倒見の良さと世話好きな一面が感じられて良かったです。

最初は奈未をいじめる先輩かと思ったら、少しずつ「やってみる？」と無理のない程度に編集の仕事もやらせてて、奈未が仕事が楽しい！と編集の仕事が自分の夢にまでなったのは、和田さんのおかげでもあるのでは。最後はちゃんと編集長になってたしね。でも秋山さん、「カメラを止めるな」のヒロインの子だったというのは、終わってから気づきました！

自分で小道具をセレクトしてきた奈未を「いいじゃん」って褒めてあげるシーン、口調が自然でさりげないからお世辞感が全然ないのが良かったです。大げさに褒めないけどちゃんとやる気や積極性を認めてあげて次の仕事も任せてくれるし、後輩のモチベーションを上げて伸ばしてあげる姿が出来る先輩って感じで頼もしくて格好良いです。半田に「辞めちまえ！」って毒吐くシーンも迫力あって良かったです。

奈未に社長の紹介文を任せてあげるし、任せっぱなしではなくちゃんと結果も褒めてあげるし、その子のキャパに合った仕事を与えて経験を積ませて新人を育てられるところが素敵な先輩だなって思います。自分のせいで空気が重くなった時もすぐに「ごめん！」って明るく謝って引きずらないし、さっぱりサバサバと気持ちの良いキャラクターも良いですね。

ハキハキした口調とベテラン編集者らしいテキパキとした指示、堂々と自信を持って仕事をこなす姿が格好良いです。ファッションに興味を持ち始めた奈未をパーティーに誘ってあげたり、社内報の作成に煮詰まってる時もサラっとアドバイスしてあげたり、気にしていないようでいてちゃんと後輩の様子を見守っていて、必要な時に手を差し伸べてあげるところが頼もしいお姉さんという感じで素敵です。