CODE-願いの代償-

この手のドラマを見慣れている人なら、すぐに百田の都合の良すぎる言動から怪しいと思うし、事実、彼はコードプレーヤーでした。自殺というか、自裁と言った方が適切かも知れませんが、それほどの潔さがあるなら、もっと前に決別しろよと思わなくもありません。さて演じる三浦さんですが、脇役として悪い役も良い役もこなす方なので、今回はどっちかなと、ある種の期待をさせてくれます。芝居も等身大な感じがあるため、悪役でも納得感があります。よいバイプレーヤーだと思います。

百田の存在って大きかったのだと感じる。百田が自殺して以降、ドラマの内容のアラばかりが気になって。

うわー騙された。こんなに誠実そうなのにそっち側の人だったなんてびっくりよ。最後の指令を無視できないって言っていたのに、二宮を殺せって指示が出た時には迷わず銃口を自分に向けた潔さがとてもカッコよかった。

ガッチリした体型がスポーツマンの爽やかさと安定感をもたらし、いかにも頼りになるホワイト人材って感じ。危なっかしい二宮とは対照的で地に足がついている感じがとてもいいです。この人が裏切ることがあったら、なにも信じられなくなりそうです。