コントが始まる

熱い思いはあるが、なぜかうまくいかないという役柄がかなりハマっていると思います。菅田さん、神木さんは華がある感じですが、仲野さんがそこに入ることで、うまくまとまっていて、グループ感が出ています。お笑い芸人としては面白くないけど、一般人としては面白いという絶妙なところの良さがよく出ています。

メインの三人の中で一番良い。
見所も見せ場も多く存在感もあり目を引く。
役としても役者としても作品の要。
今後もぜひ色々な作品で見てみたい。

マクベスの中でいちばん芸人さんに見えます。こういう売れない若手芸人さんすごくいそうです。コントで変装することも多くてそのクオリティも毎回すごいなと思います。なっちゃんへの気持ちもすごくストレートなので愛されるなっちゃんがうらやましいです。

話しながら込み上げてきてジワジワ泣けてくる演技がすごかった。我慢できずに涙が出てしい顔がくしゃくしゃになっていく。思わずもらい泣きしてしまいました。秘密をバラされて恥ずかしい演技もプライベートを隠し撮りしたみたいな自然体。仲野太賀さん凄すぎる。

怒るときの本気度がいい（笑）あれは同年代の子が集まってるからこそ出る本気！みんなが本気でぶつかるからほんに絆が見えるし友達っぽさも出る。あとの二人に比べて男っぽさもありワイルドでいいと思う。知名度は低いかもだけど私は好き。

泣きの演技が凄くてもらい泣きしました。笑いながら話していたのに感極まって涙が出てくる、あの込み上げて来る感じが凄かった。面白い顔芸にばかり注目していたけど、こんなに演技力があるなんてと今回のドラマで気付かされました。

メインの役どころの４人の中では、最も地味な感じがしますが、残り3人が個性が明確で華があるので、地味な存在が、潤滑油的な存在として最も欠かせない役になっているように感じました。自己主張しすぎず、かといって、埋もれることなく、ちょうどよい存在感を出していて良かったです。

マクベスでは完全なムードメーカー的な位置づけで、常にワイワイやっていますが、オーディションの結果が駄目で解散を聞いた時の笑いながら悔し泣きする姿に、夢破れた若者の無念さと多少のやりきった感、そしてこの仲間とここまでやれて良かったという様々な感情が入り混じっていました。ジーンとしました。

このドラマの中では、飲食をしているシーンが多く出てきていて、そのシーンによってマクベス3人の心情が、結構わかりやすく出ている。その中でも、解散ライブ最後のラーメン屋のシーン。食べ終わったあとの、美濃和の涙が素晴らしかった。最初は強がって笑っていたのに、どんどん感情が出てきて、気付いたら涙を流して感情を爆発させていた。組んだ当初のラーメン屋のシーンとは対照的で、言葉には表すことができない淀みない感情を表現されていて、自然と感情移入していた。

お笑い芸人のような鋭いツッコミやテンポ感のある会話が、聞いていてとても心地よさを感じました。
キレるシーンや笑いながら泣くシーンでは表情がコロコロ変わっていて、演技とは思えないほど引き込まれる感覚になりました。