『舟を編む 〜私、辞書つくります〜』での池田エライザ (岸辺みどり役)の演技はどうでしたか?あえて2択で評価してみて下さい。
池田エライザ (岸辺みどり役) は 「2025年7月期 勝手にアカデミー賞」にノミネート中 (→ 今、何位?)
辞書なんてって言っていたみどりがどんどん辞書にハマっていき自分で好きだと公言するほどになっていくサマは見てみて清々しかった。最初から好きではない素人のみどりちゃんを入れることで新鮮さが感じられるんだよね。最後はどっぷりハマっちゃってメモを取る前のめりの姿勢も微笑ましかったです。
言葉なんて無力だと絶望する馬締に憤るシーンが良かったです。泣きそうなくらい必死な表情と真っすぐで熱い言葉の数々が、みどり自身、馬締からの言葉に何度も背中を押されてきたからこその説得力を感じさせ、憤りだけではないもどかしさや悔しさも伝わってきて見応えがありました。小さく手を振り合ったり、名前呼びやタメ口の会話など、宮本と微笑ましいカップルぶりも可愛らしかったです。
宮本さんに送った動画のメッセージがかわいすぎてびびった。あれで脈がなかったらヤバいでしょと思うかわいさ。その後宮本さんに告白していて良かったよ、あれで好きじゃなかったら魔性すぎる笑。かぐやさんとの女子トークのまったり感も好きだなー。
エライザさんの演技が好きです。良い俳優は必ず陰陽を抱えていて、特にその陰の部分が魅力的であればあるほど、陽の部分もまた光り輝くと思います。その意味でエライザさんはいつも優れた陰の面を見せてくれます。 みどりという役は、辞書編集に携わることで、本当の意味で言葉を、コミュニケーションを学んで行きます。それを時には少女のように、時には大人の女のように、表情を変える姿がとてもいい。 とても素敵でした。
宮本に告白するシーン、涙でキラキラ光る大きな目やはにかんだ笑顔が可愛らしかったです。その愛らしさの中に大好きな人と一緒にいられる嬉しさや幸せ、嫌われて離れていったらどうしようという僅かな不安、みどり自身が「恋愛」の語釈に記した感情が透けて見えたのも良かったと思います。
血潮という項目が無いことに気づき弾けるように走り出すみどり、震える手で血潮のカードに大渡海の文字を見つけて落胆する様子。そして追いかけていた馬締さんに咄嗟にカードを隠すところなど、みどりの口から心臓が飛び出そうな緊張と驚きと動揺が手に取るように分かった。
仕上がった紙の確認をしている時の表情がとても良かった。何度もページを捲り、噛み締めるようにぬめり感を確認したり、太陽に透かしてみたり、そうやって紙に触れるうちにどんどん目が潤んできたり、零れた涙から紙を守ったり、究極の紙の仕上がりに胸がいっぱいになっている様子が台詞がなくても伝わってきて、見ているこちらも胸にくるものがありました。その表情に、感動だけでなく宮本や工場の担当さんたちへの深い感謝とリスペクトが滲んでいたのも良かったです。
凛子がお礼を言ったようにみどりの成長が著しくてキラキラしていて本当に見ていて楽しい。お礼を言いたくなる気持ちが分かるなと思う。自分が客寄せパンダになるとみんなの顔を見ながら言った時の信頼する人たちを見る顔が良かった。チームとしてみんなのことを慕っているのがよく分かった。
凛子と話す時も、ハルガスミを説得する時も、辞書について語る時の生き生きとした姿がとても素敵。大きな目がキラキラしていて、笑顔が溢れて声も弾んで、辞書作りが楽しくて仕方ないんだなあって情熱が伝わってくる。ハルガスミの「尊い」発言に食らいつくように用例採集始めちゃう姿も馬締にそっくりで面白かったです。
紙の大渡海を出版するために苦肉の策を投じたり、「付録」を辞書引きして意味を知り深く後悔したり、道を歩きながら悔し涙を流したり、最初は島流しなんて言ってたけど、今では辞書のことも言葉と向き合うことも、辞書編集部の仲間たちのことも大好きでかけがえのないものになってるんだなって伝わってきたのが良かった。荒木さんたちとピョンピョンくるくるするシーンもほのぼのと微笑ましかったです。
戦隊ヒーローも似合ってしまうのは流石だなと思った。そしてみどりとしての心情もさすが。母への渇望した愛情がすごく伝わってくる。姉と母のテンポの良いいつものやり取りに目を逸らしたり、母と2人きりになるとなにか言葉をかけてほしいのかそわそわしたり切なくて愛おしい気持ちになりました。
お母さんのことが大好きだからこそ抱えるモヤモヤや不安の滲む表情、「からかう」が山梨の方言だと気付いてバス乗り場まで必死に駆ける姿、お母さんから愛情いっぱいのハグを受けた時の嬉しそうに潤んだ眼差し、台詞以上にみどりの心情が伝わってくる演技がとても良い。辞書引き戦隊も可愛らしかったし、本番では照れたりせずしっかりなりきるところもみどりの真面目さが感じられて良かったと思います。
図案会議での天童や佐々木との良い掛け合いがコミカルで楽しかったです。ポンポンとテンポの良いやりとりが小気味良くて、みどりが辞書編集部にすっかり馴染んでいるのが感じられたのも良かった。夏川の息子への愛情に気付いた時の感極まったような、自分のことのように嬉しそうな表情もとても良かったです。
突然配属されてまもない部署に1人取り残される不安や恐怖は想像して余りあります。こんな時は何もありませんようにと願うほど何か起きちゃうんだよね。まじめさんの電話を祈るように待っちゃうみどりがかわいすぎました。
馬締や松本、今回の秋野や西岡、様々な人々との関わりの中で少しずつ辞書作りや言葉に興味を持っていく様が自然で良いですね。香具矢の言葉をメモする時に「震える」って興奮して喜んでる姿もちょっと馬締に似てきてて面白い。媚のない素直でくだけた感想や視点も新鮮で、有識者の松本たちにはない感性、センスが感じられて、なぜみどりが辞書作りに抜擢されたのか、辞書作りに向いていると言われる説得力があるところも良いなと思います。
馬鹿禁止を発令された天童へのドヤ顔や、「恋愛」の語釈を考えている時の真剣に、時に悩み考え込む表情、昇平と互いに素直に思いを語り合った後のすっきりした笑顔や失恋を実感した切ない眼差し、ネガティブ一直線の1話では見られなかったみどりの様々な表情が見られて一気に親近感が増しました。特に昇平との場面で見せた色んな「あきらめる」の顔、語釈と並んでも違和感なく「なるほど」と思える説得力があってとても良かったです。
なんといっても圧倒的に美しい。冒頭のシーンだけでも充分引きのある女優さんだと思う。何気ない言葉でどれだけ周りの人を傷つけていたかはっとするシーンも良かったし、海辺で泣いた後区切りをつけたように晴れやかになったところも潔くてよかった。
冒頭の嘆息からの、涕泣、嗚咽、慟哭の流れが凄くて、開始数秒なのにグッとドラマの世界観に引き込まれてしまいました。「泣く」の2文字で片づけることも出来るこれらの言葉の違いを、一言も発することなく見事に表現する繊細で丁寧な演技が素晴らしかったです。
辞書なんてって言っていたみどりがどんどん辞書にハマっていき自分で好きだと公言するほどになっていくサマは見てみて清々しかった。最初から好きではない素人のみどりちゃんを入れることで新鮮さが感じられるんだよね。最後はどっぷりハマっちゃってメモを取る前のめりの姿勢も微笑ましかったです。
言葉なんて無力だと絶望する馬締に憤るシーンが良かったです。泣きそうなくらい必死な表情と真っすぐで熱い言葉の数々が、みどり自身、馬締からの言葉に何度も背中を押されてきたからこその説得力を感じさせ、憤りだけではないもどかしさや悔しさも伝わってきて見応えがありました。小さく手を振り合ったり、名前呼びやタメ口の会話など、宮本と微笑ましいカップルぶりも可愛らしかったです。
宮本さんに送った動画のメッセージがかわいすぎてびびった。あれで脈がなかったらヤバいでしょと思うかわいさ。その後宮本さんに告白していて良かったよ、あれで好きじゃなかったら魔性すぎる笑。かぐやさんとの女子トークのまったり感も好きだなー。
エライザさんの演技が好きです。良い俳優は必ず陰陽を抱えていて、特にその陰の部分が魅力的であればあるほど、陽の部分もまた光り輝くと思います。その意味でエライザさんはいつも優れた陰の面を見せてくれます。
みどりという役は、辞書編集に携わることで、本当の意味で言葉を、コミュニケーションを学んで行きます。それを時には少女のように、時には大人の女のように、表情を変える姿がとてもいい。
とても素敵でした。
宮本に告白するシーン、涙でキラキラ光る大きな目やはにかんだ笑顔が可愛らしかったです。その愛らしさの中に大好きな人と一緒にいられる嬉しさや幸せ、嫌われて離れていったらどうしようという僅かな不安、みどり自身が「恋愛」の語釈に記した感情が透けて見えたのも良かったと思います。
血潮という項目が無いことに気づき弾けるように走り出すみどり、震える手で血潮のカードに大渡海の文字を見つけて落胆する様子。そして追いかけていた馬締さんに咄嗟にカードを隠すところなど、みどりの口から心臓が飛び出そうな緊張と驚きと動揺が手に取るように分かった。
仕上がった紙の確認をしている時の表情がとても良かった。何度もページを捲り、噛み締めるようにぬめり感を確認したり、太陽に透かしてみたり、そうやって紙に触れるうちにどんどん目が潤んできたり、零れた涙から紙を守ったり、究極の紙の仕上がりに胸がいっぱいになっている様子が台詞がなくても伝わってきて、見ているこちらも胸にくるものがありました。その表情に、感動だけでなく宮本や工場の担当さんたちへの深い感謝とリスペクトが滲んでいたのも良かったです。
凛子がお礼を言ったようにみどりの成長が著しくてキラキラしていて本当に見ていて楽しい。お礼を言いたくなる気持ちが分かるなと思う。自分が客寄せパンダになるとみんなの顔を見ながら言った時の信頼する人たちを見る顔が良かった。チームとしてみんなのことを慕っているのがよく分かった。
凛子と話す時も、ハルガスミを説得する時も、辞書について語る時の生き生きとした姿がとても素敵。大きな目がキラキラしていて、笑顔が溢れて声も弾んで、辞書作りが楽しくて仕方ないんだなあって情熱が伝わってくる。ハルガスミの「尊い」発言に食らいつくように用例採集始めちゃう姿も馬締にそっくりで面白かったです。
紙の大渡海を出版するために苦肉の策を投じたり、「付録」を辞書引きして意味を知り深く後悔したり、道を歩きながら悔し涙を流したり、最初は島流しなんて言ってたけど、今では辞書のことも言葉と向き合うことも、辞書編集部の仲間たちのことも大好きでかけがえのないものになってるんだなって伝わってきたのが良かった。荒木さんたちとピョンピョンくるくるするシーンもほのぼのと微笑ましかったです。
戦隊ヒーローも似合ってしまうのは流石だなと思った。そしてみどりとしての心情もさすが。母への渇望した愛情がすごく伝わってくる。姉と母のテンポの良いいつものやり取りに目を逸らしたり、母と2人きりになるとなにか言葉をかけてほしいのかそわそわしたり切なくて愛おしい気持ちになりました。
お母さんのことが大好きだからこそ抱えるモヤモヤや不安の滲む表情、「からかう」が山梨の方言だと気付いてバス乗り場まで必死に駆ける姿、お母さんから愛情いっぱいのハグを受けた時の嬉しそうに潤んだ眼差し、台詞以上にみどりの心情が伝わってくる演技がとても良い。辞書引き戦隊も可愛らしかったし、本番では照れたりせずしっかりなりきるところもみどりの真面目さが感じられて良かったと思います。
図案会議での天童や佐々木との良い掛け合いがコミカルで楽しかったです。ポンポンとテンポの良いやりとりが小気味良くて、みどりが辞書編集部にすっかり馴染んでいるのが感じられたのも良かった。夏川の息子への愛情に気付いた時の感極まったような、自分のことのように嬉しそうな表情もとても良かったです。
突然配属されてまもない部署に1人取り残される不安や恐怖は想像して余りあります。こんな時は何もありませんようにと願うほど何か起きちゃうんだよね。まじめさんの電話を祈るように待っちゃうみどりがかわいすぎました。
馬締や松本、今回の秋野や西岡、様々な人々との関わりの中で少しずつ辞書作りや言葉に興味を持っていく様が自然で良いですね。香具矢の言葉をメモする時に「震える」って興奮して喜んでる姿もちょっと馬締に似てきてて面白い。媚のない素直でくだけた感想や視点も新鮮で、有識者の松本たちにはない感性、センスが感じられて、なぜみどりが辞書作りに抜擢されたのか、辞書作りに向いていると言われる説得力があるところも良いなと思います。
馬鹿禁止を発令された天童へのドヤ顔や、「恋愛」の語釈を考えている時の真剣に、時に悩み考え込む表情、昇平と互いに素直に思いを語り合った後のすっきりした笑顔や失恋を実感した切ない眼差し、ネガティブ一直線の1話では見られなかったみどりの様々な表情が見られて一気に親近感が増しました。特に昇平との場面で見せた色んな「あきらめる」の顔、語釈と並んでも違和感なく「なるほど」と思える説得力があってとても良かったです。
なんといっても圧倒的に美しい。冒頭のシーンだけでも充分引きのある女優さんだと思う。何気ない言葉でどれだけ周りの人を傷つけていたかはっとするシーンも良かったし、海辺で泣いた後区切りをつけたように晴れやかになったところも潔くてよかった。
冒頭の嘆息からの、涕泣、嗚咽、慟哭の流れが凄くて、開始数秒なのにグッとドラマの世界観に引き込まれてしまいました。「泣く」の2文字で片づけることも出来るこれらの言葉の違いを、一言も発することなく見事に表現する繊細で丁寧な演技が素晴らしかったです。