※まだ評価はありません。
脚本・ストーリー 3.1 /5.0(62.2%) | 783位 /1087件中 |
キャスト 4.0 /5.0(79.2%) | 551位 /1087件中 |
演出 3.5 /5.0(69.2%) | 630位 /1086件中 |
音楽 3.1 /5.0(62.8%) | 717位 /1087件中 |
感動 3.6 /5.0(71.2%) | 265位 /1082件中 |
笑い 3.0 /5.0(60%) | 438位 /1082件中 |
スリル・興奮 4.1 /5.0(81%) | 138位 /1079件中 |
脚本・ストーリー 3.1 /5.0(62.2%) | 783位 /1087件中 |
キャスト 4.0 /5.0(79.2%) | 551位 /1087件中 |
演出 3.5 /5.0(69.2%) | 630位 /1086件中 |
音楽 3.1 /5.0(62.8%) | 717位 /1087件中 |
感動 3.6 /5.0(71.2%) | 265位 /1082件中 |
笑い 3.0 /5.0(60%) | 438位 /1082件中 |
スリル・興奮 4.1 /5.0(81%) | 138位 /1079件中 |
面白かった
甲子園出場するのに3000万!!いやそれ以前にそれほど強くするにはもっと違うところでお金がかかるしやっぱり公立が目指す甲子園って難しいんだね。なんでも簡単に描くんじゃなくて泥臭く戦っていくのが面白い。そして生徒の一人一人が子どもらしく背伸びしない演技がとてもいい。変に個性的すぎずどこにでもいる野球部に見える。溌剌と真摯に野球に向き合う姿が心を打つ。これが高校野球の素晴らしいところなんだろうな。全然野球に興味なかったけど一回も欠かすことなく見入ってしまった。
基本線はコロナ禍で青春できなかった人たちへのエールなのかもしれませんね。高校野球のトーナメント戦のように、あるいは南雲の過ちのように、何事もやり直すことはできないけれど、またいろんな形でリベンジするチャンスはあるし、人生は思いもよらない形で続いていく。そんなことを伝えたかったのかなという気がします。紆余曲折はあるもののシンプルな展開だし、予想通りのカタルシスが待っている内容でしたが、スポーツものはだから良いという面もある。どうでもいいけど相手チームの元木監督さん、あの場面でサードを前進させる意味はないと思うなあ。バントさせていいから確実にアウトを重ねる場面だよ。むしろバスターの可能性を考えて、進塁を止めるため、外野を前進させるんじゃないかな。まあそれは野球論なので別にいいんだけど。とにもかくにも、シンプルに楽しめるドラマでした。
本当に両校の選手が試合をしているのを実況しているんじゃないかというほど自然で一生懸命なプレイについつい熱くなる。山住先生の退場が気になったけど結果出ないのね。そこがなんとも不完全燃焼。今回は師弟対決になったけど場を鎮めるのは賀門先生の貫禄がち。どこかの会見でもこんなの見たななんて思ったけどこっちの方が正攻法でみんな納得。そういう小ネタを挟みつつやるのが地方大会。ローカル感もあってすごく面白かったです。
越山高校が勝つってわかりながら見ていても、気持ちを逸らされない試合展開や球児たちの振る舞いにはちょっと感動。決勝での越山高校の応援に星葉高校の応援団を差し向けてくれるという、賀門監督の計らいも粋で素敵ですね。
三重大会の準決勝の解説に田中将大って豪華すぎるだろww。まあ現実の田中ではない設定なんだろうけど。いろいろあったけど見事に越山が決勝進出ですね。奇襲VS奇襲のような形になりましたが、野村克也じゃないけど奇襲は弱者の戦法。強者がそれに乗っかる必要はなかったかな。まあ野球はアベレージのスポーツだから、サッカーとかラグビーよりも、強者が勝つのは難しい。だから面白い。また賀門の態度は大人として教育者として見事でした。最後は公立あるあるでお金の問題になるようだけど、これだけ頑張りを見せれば、きっと犬塚だけに頼らなくても地元の人たちも支援してくれるでしょう。
いつもの回に増して時間の経過が遅かったので中途半端で終わったような気もしますがそれだけ重要な時を過ごしているのですね。これも世の中の常なのでしょうが、勝てば南雲の過去さえもいいように扱われてきている気がしてなんとも言えない気分です。普段高校野球を見ていないのですが、監督の采配がとても重要なスポーツなのだなと思いました。だからこそ生徒との信頼関係が重要だし山住先生と南雲先生の塩梅がちょうど良かったのに‥山住先生、無事でありますように。
打球が直撃した山住先生は、生徒たちに心配かけまいと平静を装ってたけど、やっぱり何かダメージあったっぽいですね。でもなんでちょっと病院にいって診てもらわなかったんだろ。放置していて悪化することでもあったら、野球部員の生徒たちや南雲にも余計に迷惑をかけるって想像できないのかな。
優勝候補相手に、奇襲を仕掛けるという感じですね。正直、多くの監督がこういう場面ではエースを登板させるでしょう。それは負けても言い訳できるという理由も絶対にある。奇襲をしかければ負けた時、全責任を監督が背負うことになる。それはたとえば現ロッテの佐々木朗希を甲子園のかかった試合で投げさせなかった時の監督批判を思い出せばわかります。なので南雲の決断は、ただの奇襲ではなく、自分なりのゲームプランと裏付けを持ったものなのでしょう。山住さん、ちょっと心配ですが、彼女のためにも頑張って欲しいところです。
横田先生の人生観詰まった話はとても良かったし、こちらの言って欲しいことを全部言ってくれるので気持ちよかった。‥でも今まで学校の許可取ってなかったんかい!って気持ちも出ちゃったなー笑。やっぱり監督として生徒の前に立たせる前にやることあったよね。あれだけ迷惑をかけた校長に挨拶もなしとは驚いた。なんか南雲先生ってチグハグ、誠実そうで誠実じゃない。まぁ人間なんてそんなものだけど。生徒の熱意だけじゃ戻れないのが大人の世界だと思う。ちょっと戻ってきた経緯は甘いかな。
生徒役の方々の野球をしている姿(特に守備)に、いつも感動しています。繰り返して見たくなる唯一のドラマです。
横田が良いところを持っていきましたね。でもあの場面でもっとも教育者として経験を積み重ねているのは彼。他はいずれも未熟者。だからこそ自分たちだってミスをしながら成長しているのに、ミスをしてはダメという面が強くでる。それも経験し定年を迎える横田だから、自分もミスをしながら生きて来たことを素直に受け入れ、他者のミスも受け入れられるということなのでしょう。まあ何よりも大事なのは選手たちが自分で指導者を選んだということ。自分たちの選んだ結果ならば、どうあれ受け入れられるからね。まあご都合主義ではあるけど、作り手のメッセージとしては伝わってくるので、良しとしましょう。いよいよここから快進撃です。
嘆願書に泣いた。自分が一生懸命やってきたことが無駄じゃなかったって思えるし、現役生も卒業生も自分のために名前を連ねてくれたなんてこんなに嬉しいことはない。ただ教師になることはできないんだよね?それがなにより切なかった。もうちょっとどうして無免許で見切り発車しなきゃいけなかったのか掘り下げてもよかったような?でも監督にはなれるの?生徒が良ければって話には普通はならないでしょ?校長がそれを許すとは思えない。落とし所はどこになるのだろう。
まだほんの子供なのに、陰湿で執念深い椎野という生徒にはビックリ。過去には「山住先生にホテルに連れ込まれた」とウソをついて彼女を追い詰めただけじゃ飽き足らず、今回は越山との試合に負けたときにもまた山住先生を陥れる発言して、高校生くらいでもあんなに陰険な性格になってしまうのかと見ていてイヤ~な気分になった。でもああいう子の存在で、越山高校野球部の生徒たちの気質の良さが、より引き立つ感じかな。
被害を受けた筈の生徒からの嘆願書が多くて、給与も返還するというなら不起訴処分は妥当なところでしょうね。美香の元旦那が浮気は犯罪じゃないと言ってたけど、民事の不法行為にはなり得る。子どもが心配な気持ちはわからなくないけど、刑事か民事かの違いで自分の方がまだいいというのは言い過ぎ。犯罪にはならなくても敵チームの椎野みたいに、卑劣で救いがたい人間もいる。子どもでも偽りでひとりの人間の人生を変えることもある。結局、もっとも大事なことは自分勝手な振る舞いや行いは、何ら財産にはならないけど、無私な想いから出てくる厚意はちゃんとリスペクトされるということなのでしょう。とりあえず越山1勝目、よかったですね。
よくある学園ものの先生行かないで〜とみんなが駆け寄るとか、体育館で本人が大演説とかないのがすごくよかったと思う。そういうのってありがちだけど一気に現実感が薄れて薄っぺらくなってしまうから。起こしてしまったことに対してじっと頭を低くして周りの喧騒をやり過ごすのが正解よね。シンプルになんで単位取り忘れたん?とは思うけど、子供たちは懐いているしいい指導ができると思っているからどうにか戻してあげたい。どんな秘策がでるのか楽しみだな。
一度決めたことは最後までやり通すと言った青空君の言葉にちょっと感動。学校でイジワルなことを言われても誰にも一言の泣き言も言わないし、本当にすごく芯が強くてかっこいい。一方で、事件が発覚した途端に南雲先生の悪口を言い出す元同僚教師たちは最低だし、ああいう人間がエラそうに教師をしているということを考えると、教員免許って何だろうって気にもなるわ。
いい先生だったか、あるいはいい人だったか、と教員免許を持っていなかったことは別問題です。たとえ不起訴になっても、その条件には不正に得た給与は返還する意思を見せているなどの条件もある筈で、それを償わない限り、再び高校野球に関わることは難しいと思うんだけどね。南雲の事情も分かるし、悪い人でないのも分かる。彼が慕われているのも理解できるけど、教育とは何かを問いたいのならば、ズルはしたけどいい人というのは通用しない。教育者だからといって聖人などではなく、必ずしも人格者というわけじゃないのは、誰だってわかっている。だから資格や免許があって、最低限のスキルがあることを認定している。その前提を反古にしておいて、いい人だからと後付けしても説得力はない。
結局今季最後まで残ったのはこの作品でした。
偽教師と言う設定がどうなのかな~と思っていましたが、
回を追うごとに引き込まれていきました。
主演の鈴木亮平の演技力。
そして「八日目の蝉」で最優秀脚本賞を受賞した
奥寺佐渡子が脚本を書いている。
ちょっとレベルが違う気がする。
この物語に南雲先生の無免許問題って必要だったのかな?と思う。スポ根系に一捻り加えたいってことがあったんだと思うけど、モデルになった先生もおられるようだし迷惑がかかるからもう少し違う問題にしたらよかったのにと思います。結果保護者なり生徒なりが引き戻すってことになるんだろうけど、だからと言って単位が足りない問題が解決するわけじゃない。人情と資格は全くの別ものじゃん。南雲先生が鈴木亮平さんだからいい人に見えるけどやってることは犯罪だからね。
南雲先生が苦悩する気持ちはわかるけど、でもそもそもウソというか詐欺を始めたのは彼自身なんだし、何をいまさら苦しんでるの?って気もする。野球部にさえ関わらなかったら、ずーっと皆を欺いたまま教師を続けるつもりだったのかな。いまいちよくわからない人だわ。
南雲の決断と丹羽校長の判断はやむを得ないでしょうね。これが専門学校だったりすると、無資格者の授業を受けた学生たちの単位すら危ういケースもあります。もちろん教師として受け取った給与も民事訴訟を起こされて、返還しなければならないでしょう。普通に考えれば、将来的な教員復帰はもちろん、野球部監督も無理です。でも南雲はいずれ監督になるようだから、そこのあたりのドラマが見どころになりそうです。野球部員や生徒たちの要望なのですかね。それとも賀門あたりが動くのか。まずは罪を償うところからです。
南雲先生が控えめに見えたのはできるだけ目立たないように教員生活を送りたかったからなんだね。これがバレればただでは済まない大きな事件になるから打ち明けられた方は悩むだろうな。まぁあの南雲先生の様子を見ている限り単位が足りないなんてことが起こりそうもないけどね。ただ子供たちの気持ちはがっつり掴んでいるしこれからぐんぐん伸びる時だから今先生に辞められるのはきつい。離れ難いのはお互いなのが辛いところ。山住先生の機転でどこまで隠すことができるのか違うところでもドキドキさせてくるね。
南雲先生が教員免許を持ってないとは、想定外の設定にびっくり。そんなことを打ち明けられた山住先生のほうも、対応に困ると言うか気持ちの負担が大き過ぎるでしょ。聡明で人柄も良く生徒たちにも人気があって、何ら後ろ暗いことのない理想的な人物だと思ってたのに、「まさかあの人が」っていうやつですね。表舞台に出ていくほどに過去を知る人たちの目に触れる機会も増えていくし、徐々にこれから南雲先生の化けの皮が剥がれていくことになるんだろうな。
実はなりすまし教師ってかつては案外あって、それでチェックが厳しくなったっていう経緯がある。いずれにせよ南雲がこのままで良い筈はない。普通なら免職、給与などの返還、刑事あるいは民事罰ということになる。でもドラマとしてハッピーエンドな展開となるなら、丹羽校長が民間校長ということだし、一部の自治体では教員免許がない社会人経験者を教師として採用しているところもあるので、そういうことにしてしまうパターンかな。後は通信大学とかで足りない単位を取り、改めて正規の教員になり、ハッピーエンド。だとしてもなんだかすっきりしないけどね。これが中学なら4大中退でも、短大卒扱いになれば2種免許はとれるんだけど。
南雲さんの秘密はそこだったのか!思わぬ告白にすごい衝撃を受けた。教師という職業は好きだけどこのままのらりくらりと目立たないように過ごしてあと一年でフェードアウトしていこうと思っていたんだね。その一年で思わぬことが起き、もうこれ以上は深入りできないと身を引くのだろう。ただその一年では甲子園なんていけないのだから年度末で辞めた方が波風は立たないと思うけどね。そこまで思ったけど2年後?監督やってるよね??どんなミラクルでそのトラブルを収めるのか楽しみにしている。
南雲の態度が本当に煮え切らないなと思っていたら、大学を卒業できず証書の類は偽造だという衝撃の事実。まあ過去に教員免許を持っているふりをして実際に採用された事件もあるから、絶対に無いとは言えませんがね。それにしても教員免許を持っていないだけなら、高校野球の監督は教員免許必須ではないので問題はありませんが、証書類を偽造してとなると公文書偽造とか、経歴詐称で軽犯罪法違反とか、刑法犯罪に問われるわけで、普通ならこれで詰みですよね。ここからどうやって監督になるんでしょう?
また弱い高校が顧問の熱血指導に導かれて夢の甲子園へってやつでしょうと既視感ありありだし、まず野球に興味ないしで見ないという選択も考えましたが見始めたら止まらなくて面白かったです。さすがアンナチュラルや最愛を作った人たち、ちゃんとスポ根だけじゃない人間ドラマを用意してくれていて面白い。野球って日本では一番難しい部活だなと思いました。甲子園という誰もが知る目標があって、それはすごい狭い門なのに野球をやっているだけでいけと言われる。野球をやっていた人の数だけ思い出も違うんだなとすごく興味を惹かれました。
アニメもドラマも、野球ものは不遇や逆境からはい上がるみたいなのが多くて、サッカーは才能のある者たちが競い合うという展開が多いのは、何故なんだろう?このドラマもどうやら典型的な野球ものに、多少、家族模様や教育についてなどのエッセンスを加えるもののようです。モデルは三重県立白山高校。2018年の夏の甲子園出場で話題になりました。まあ県内の有力選手が大阪や兵庫に行くから、こういうサプライズも起こるんでしょうね。さてドラマですが、小日向さんが強烈な味を出していました。田舎だといそうですよね、こういう人。また草野球チームの中に元阪神の鳥谷が出てきてびっくりでした。鈴木亮平さんは芝居をしなくても佇まいが先生っぽいところがある。どこで同類のドラマとの違いを見せてくれるのか注目です。