『刑事7人 第7シリーズ』での田辺誠一 (海老沢芳樹役)の演技はどうでしたか?あえて2択で評価してみて下さい。
田辺誠一 (海老沢芳樹役) は 「2021年7月期 勝手にアカデミー賞」にノミネート中 (→ 今、何位?)
シーズン4からの登場ですが、いつも登場回数が少なく、いまひとつ印象が薄かった海老沢。でもこのシーズン7では海老沢というキャラクターが生かされたおいしい出番が多かったように思います。昇級試験に落ち続けているのも、彼がダメというよりもちょっと不運だったり、いろいろなことが見過ごせなかったり、そのキャラらしい理由があり、容疑者相手にも飄々と鎌をかけたり、裏をかいたり、細かなところに気が利くところなどが目につきました。見事にキャラが完成されたなと思います。
西園寺家に突然訪問したり、空気読めない行動したりと確かに犯人にしてみれば鬱陶しいと思うんだけど、天樹や片桐のわざとらしいウザ絡みとはちょっと違って、海老沢だけいつも通りというか、普段の絶妙に間の悪い感じそのままという雰囲気があったのが面白かったです。三者三様の、それぞれの個性が光る探りの入れ方がチームワークの良さを感じさせました。家政婦の鈴木と初対面なのにまったり寛いでしまう人当りの良さも海老沢らしくて良かったです。
この作品ではあまり刑事には見えない、から回った姿が多いけどちゃんとやるときはやる人というのがとても伝わって来ます。ポンコツにもカッコよくも見せられるけどキャラ設定は壊さない絶妙な演技がすごいです。
鈍くさかったり抜けてたり間が悪かったり、確かに残念な一面もあるけど、人質に取られたあとも周りをよく見て冷静で、良い意味で刑事らしい鋭さがなく普通っぽいところがあって、犯人が素直に本音を語り始める展開も説得力がありました。虐待疑惑に気付いて試験を受けずに迷うことなく少年の元に走って行く姿は全然残念な男なんかじゃなくてめちゃくちゃ格好良くて、自分のことは後回しで誰かを助けたいという姿勢が海老沢さんらしいなと思いました。
片桐や水田に塩対応される野々村を何度も「俺は嫌いじゃないぞ」ってフォローしてあげる姿、相変わらずほんわか優しくて他のメンバーとは違う個性があって良いですね。ちょっと頼りなく見える時もあるけど、ホッと安心出来る良い存在感を示していると思います。再集結の辞令が出された時の「勉強する時間がなくなる」と愚痴をこぼすシーンも、言葉とは裏腹に何だか楽しげで嬉しそうな表情を隠し切れていないところが海老沢の人の良さが滲み出ていて良かったです。
シーズン4からの登場ですが、いつも登場回数が少なく、いまひとつ印象が薄かった海老沢。でもこのシーズン7では海老沢というキャラクターが生かされたおいしい出番が多かったように思います。昇級試験に落ち続けているのも、彼がダメというよりもちょっと不運だったり、いろいろなことが見過ごせなかったり、そのキャラらしい理由があり、容疑者相手にも飄々と鎌をかけたり、裏をかいたり、細かなところに気が利くところなどが目につきました。見事にキャラが完成されたなと思います。
西園寺家に突然訪問したり、空気読めない行動したりと確かに犯人にしてみれば鬱陶しいと思うんだけど、天樹や片桐のわざとらしいウザ絡みとはちょっと違って、海老沢だけいつも通りというか、普段の絶妙に間の悪い感じそのままという雰囲気があったのが面白かったです。三者三様の、それぞれの個性が光る探りの入れ方がチームワークの良さを感じさせました。家政婦の鈴木と初対面なのにまったり寛いでしまう人当りの良さも海老沢らしくて良かったです。
この作品ではあまり刑事には見えない、から回った姿が多いけどちゃんとやるときはやる人というのがとても伝わって来ます。ポンコツにもカッコよくも見せられるけどキャラ設定は壊さない絶妙な演技がすごいです。
鈍くさかったり抜けてたり間が悪かったり、確かに残念な一面もあるけど、人質に取られたあとも周りをよく見て冷静で、良い意味で刑事らしい鋭さがなく普通っぽいところがあって、犯人が素直に本音を語り始める展開も説得力がありました。虐待疑惑に気付いて試験を受けずに迷うことなく少年の元に走って行く姿は全然残念な男なんかじゃなくてめちゃくちゃ格好良くて、自分のことは後回しで誰かを助けたいという姿勢が海老沢さんらしいなと思いました。
片桐や水田に塩対応される野々村を何度も「俺は嫌いじゃないぞ」ってフォローしてあげる姿、相変わらずほんわか優しくて他のメンバーとは違う個性があって良いですね。ちょっと頼りなく見える時もあるけど、ホッと安心出来る良い存在感を示していると思います。再集結の辞令が出された時の「勉強する時間がなくなる」と愚痴をこぼすシーンも、言葉とは裏腹に何だか楽しげで嬉しそうな表情を隠し切れていないところが海老沢の人の良さが滲み出ていて良かったです。