『緊急取調室 第4シリーズ』での小日向文世 (小石川春夫役)の演技はどうでしたか?あえて2択で評価してみて下さい。
小日向文世 (小石川春夫役) は 「2021年7月期 勝手にアカデミー賞」にノミネート中 (→ 今、何位?)
明確な怒りは見えなかったし、いつも目は笑って声のトーンの変化で怒りを表す小石川が宮越へ声を荒げたシーンはとても重いものだった。宮越にはまったく届いてなかったけど、あの怒りのあとの奨太の冷静さが差になってとても映えていたと思います。
宮越を「自分のやったことから目を背けてはいけない」と厳しい口調で責める姿が、奨太くんを気遣い思いやる気持ちと宮越への強い憤りを感じさせました。奨太くんを苦しめていることを悔やんでいたし、最初から子ども扱いせずに大人と同じように遺族の一人としてきちんと話を聞いてあげていたし、奨太くんとの接し方で小石川の優しい人柄が伝わってくるところも良かったと思います。
笑顔なのに"話を聞くまでついて回るぞ"という脅しを感じたあの雰囲気が素晴らしかったです。話を聞いて納得しているような、全く納得してないような感情がつかめない表情にハラハラしました。
かつての後輩から情報を聞き出すシーン、しつこく食い下がる姿に「絶対に聞き出すまで逃さないぞ」という圧を感じ、残りの刑事人生を賭けた小石川の覚悟が伝わってきました。にこやかなんだけど相変わらず目は全然笑っていないし、穏やかな口調だけど言い逃れが許されないピリっとした緊張感があって、小日向さんにしか出せない独特の凄みが感じられたのもさすがだと思います。
渚の取り調べでの真壁との演技合戦、ありがちな棒読み設定ではないのにちゃんと芝居をしていると分かる絶妙な演技がとても良かったです。渚の様子を探るような表情をしながらも口調は真壁を窘めていたり、台詞と目の動きと表情が微妙に噛み合っていないところに素人の演技っぽさがあって、被疑者を落とすための作戦なんだということが透けて見えていたのがさすがでした。
ベテランとしてしっかりみんなを見てる。鬼塚を叱りもするけど顔はちゃんと笑ってて嫌な気がしない。不思議な感じ。この人ならではの雰囲気が広がると何か安心します。
諸星の前で苛立つ鬼塚を「被害者の前だ」と穏やかに諌めたり、揉めてる一同に「必ず見つけよう!」と声をかけて士気を高めたり、ギスギスしがちな空気をやんわりとまとめあげる姿がさすがで、キントリと特殊捜査係の潤滑油的な役割を担っていたと思います。麻美との交渉を巡って真壁と鬼塚が対立したり、諸星が消えたり家からは遺体が見つかったりとドタバタ続きの中、小石川のドンと落ち着いた雰囲気はベテランらしい経験の豊富さが感じられて実に頼もしかったです。
菱本とラジコン話で盛り上がったり、ハイリーが解除されると皆と競うように話しかけたり、少年のように楽しげにはしゃぐ姿が何だか可愛らしく見えました。懐かしげに語る様子やエアでラジコン操作をする慣れた手つきも、夢中でラジコンで遊ぶ少年時代が目に浮かぶようで微笑ましかったです。
落ち着いた雰囲気と穏やかで静かな口調が、時には大声を出して挑発したり、宥めるような口調になったりと相手の出方に合わせて緩急豊かな取り調べをする真壁と良い対比になっています。どんと構えてサブについてくれる小石川がいるから、真壁も存分に自分の力を発揮して取り調べに臨めるんだろうなあ。キントリにとってなくてはならない頼もしい存在だと思います。
読唇術で加賀見が何を喋ったか解析した玉垣を「時間掛かったでしょう」と労わってあげる姿に小石川の人柄の良さや優しさが感じられました。結果を急かすのではなくて、まず第一に相手を気遣う姿勢が素敵ですね。「彼はチャンピオンの器じゃなかったよ」と語る時の軽蔑するような冷たい口調と表情も印象的で、ただ温厚で穏やかというだけではない小石川の奥深さが感じられて良かったと思います。
大國の取り調べシーンでの真壁との息の合ったコンビぶりが良かったです。チラっと視線を交わしたり、タイミングを見て写真を見せたり、相槌を打ったり、時には焦りそうな真壁をサッと制したり、その場の空気と相手の機微に敏感に反応してサポートする姿が頼もしくて心強かったです。刑事部長が押し掛けてきた時に「ヘンな雑音入れないで」ってサラっと毒吐くところもスカッとしました。
いつも穏やかでにこにこと笑顔で。秘書の息子に対する時の優しくて真剣な態度が、このおじさまなら信じて良いのかもと思うんだなと実感させてくれる。片や同じようににこにこしていても、大國に対する時は目の奥が笑っていなくて、腹の底深くにいったい何を隠し持っているのかと思わせる姿はすごいとしか言いようがない。
苛立つ被害者の子どもにさりげなく声をかける優しさと、取り調べで容疑者に向ける冷徹で鋭い視線と、その両方が小石川というキャラの人間味となって共存しているのが凄いと思います。いつも登場時間は決して長くはないものの、その存在感は抜群です。主人公である真壁の激しさとは好対照の存在としてバランスをとっていて、それが取り調べでの独特の緊張感を生み出しているもとになっていると思う。まさに名バイプレーヤーという言葉を贈りたいです。
穏やかな口調でいつも笑顔だけど、目がちゃんと笑っていないというか、笑顔を保ちつつ相手の表情やちょっとした隙をしっかり見ているような鋭さがあり、そこがベテラン刑事らしくて良いですね。キントリメンバーとの変わらぬテンポの良いやりとりもチームワークの良さを感じさせてホッとしますし、小石川さんがその場にいるだけで場が締まって程良い緊張感が出るところもさすがだと思います。
明確な怒りは見えなかったし、いつも目は笑って声のトーンの変化で怒りを表す小石川が宮越へ声を荒げたシーンはとても重いものだった。宮越にはまったく届いてなかったけど、あの怒りのあとの奨太の冷静さが差になってとても映えていたと思います。
宮越を「自分のやったことから目を背けてはいけない」と厳しい口調で責める姿が、奨太くんを気遣い思いやる気持ちと宮越への強い憤りを感じさせました。奨太くんを苦しめていることを悔やんでいたし、最初から子ども扱いせずに大人と同じように遺族の一人としてきちんと話を聞いてあげていたし、奨太くんとの接し方で小石川の優しい人柄が伝わってくるところも良かったと思います。
笑顔なのに"話を聞くまでついて回るぞ"という脅しを感じたあの雰囲気が素晴らしかったです。話を聞いて納得しているような、全く納得してないような感情がつかめない表情にハラハラしました。
かつての後輩から情報を聞き出すシーン、しつこく食い下がる姿に「絶対に聞き出すまで逃さないぞ」という圧を感じ、残りの刑事人生を賭けた小石川の覚悟が伝わってきました。にこやかなんだけど相変わらず目は全然笑っていないし、穏やかな口調だけど言い逃れが許されないピリっとした緊張感があって、小日向さんにしか出せない独特の凄みが感じられたのもさすがだと思います。
渚の取り調べでの真壁との演技合戦、ありがちな棒読み設定ではないのにちゃんと芝居をしていると分かる絶妙な演技がとても良かったです。渚の様子を探るような表情をしながらも口調は真壁を窘めていたり、台詞と目の動きと表情が微妙に噛み合っていないところに素人の演技っぽさがあって、被疑者を落とすための作戦なんだということが透けて見えていたのがさすがでした。
ベテランとしてしっかりみんなを見てる。鬼塚を叱りもするけど顔はちゃんと笑ってて嫌な気がしない。不思議な感じ。この人ならではの雰囲気が広がると何か安心します。
諸星の前で苛立つ鬼塚を「被害者の前だ」と穏やかに諌めたり、揉めてる一同に「必ず見つけよう!」と声をかけて士気を高めたり、ギスギスしがちな空気をやんわりとまとめあげる姿がさすがで、キントリと特殊捜査係の潤滑油的な役割を担っていたと思います。麻美との交渉を巡って真壁と鬼塚が対立したり、諸星が消えたり家からは遺体が見つかったりとドタバタ続きの中、小石川のドンと落ち着いた雰囲気はベテランらしい経験の豊富さが感じられて実に頼もしかったです。
菱本とラジコン話で盛り上がったり、ハイリーが解除されると皆と競うように話しかけたり、少年のように楽しげにはしゃぐ姿が何だか可愛らしく見えました。懐かしげに語る様子やエアでラジコン操作をする慣れた手つきも、夢中でラジコンで遊ぶ少年時代が目に浮かぶようで微笑ましかったです。
落ち着いた雰囲気と穏やかで静かな口調が、時には大声を出して挑発したり、宥めるような口調になったりと相手の出方に合わせて緩急豊かな取り調べをする真壁と良い対比になっています。どんと構えてサブについてくれる小石川がいるから、真壁も存分に自分の力を発揮して取り調べに臨めるんだろうなあ。キントリにとってなくてはならない頼もしい存在だと思います。
読唇術で加賀見が何を喋ったか解析した玉垣を「時間掛かったでしょう」と労わってあげる姿に小石川の人柄の良さや優しさが感じられました。結果を急かすのではなくて、まず第一に相手を気遣う姿勢が素敵ですね。「彼はチャンピオンの器じゃなかったよ」と語る時の軽蔑するような冷たい口調と表情も印象的で、ただ温厚で穏やかというだけではない小石川の奥深さが感じられて良かったと思います。
大國の取り調べシーンでの真壁との息の合ったコンビぶりが良かったです。チラっと視線を交わしたり、タイミングを見て写真を見せたり、相槌を打ったり、時には焦りそうな真壁をサッと制したり、その場の空気と相手の機微に敏感に反応してサポートする姿が頼もしくて心強かったです。刑事部長が押し掛けてきた時に「ヘンな雑音入れないで」ってサラっと毒吐くところもスカッとしました。
いつも穏やかでにこにこと笑顔で。秘書の息子に対する時の優しくて真剣な態度が、このおじさまなら信じて良いのかもと思うんだなと実感させてくれる。片や同じようににこにこしていても、大國に対する時は目の奥が笑っていなくて、腹の底深くにいったい何を隠し持っているのかと思わせる姿はすごいとしか言いようがない。
苛立つ被害者の子どもにさりげなく声をかける優しさと、取り調べで容疑者に向ける冷徹で鋭い視線と、その両方が小石川というキャラの人間味となって共存しているのが凄いと思います。いつも登場時間は決して長くはないものの、その存在感は抜群です。主人公である真壁の激しさとは好対照の存在としてバランスをとっていて、それが取り調べでの独特の緊張感を生み出しているもとになっていると思う。まさに名バイプレーヤーという言葉を贈りたいです。
穏やかな口調でいつも笑顔だけど、目がちゃんと笑っていないというか、笑顔を保ちつつ相手の表情やちょっとした隙をしっかり見ているような鋭さがあり、そこがベテラン刑事らしくて良いですね。キントリメンバーとの変わらぬテンポの良いやりとりもチームワークの良さを感じさせてホッとしますし、小石川さんがその場にいるだけで場が締まって程良い緊張感が出るところもさすがだと思います。