恋なんて、本気でやってどうするの？

お母さんの飲酒を咎める時、あんまり声が優しくてその声にちょっと諦めも入っているような気がしてとても切なかった。精神的はいつしか親を飛び越えて保護者みたいになっちゃったんだね。ダメ親を持つと苦労するね。子供にこんな風にさせちゃいけないなと思った。

お店で接客していた頃はなにか見えないフェロモンでも出しているかのような色気満載だったけど、お母さんと暮らしてから急にそれがなくなったのはさすが。子供っていつまでたってもいい子供であろうとしちゃうところがあるんだよね。リアルだなと思う。

純とお母さんが揉めた時に発した「帰れ‥」はどんなニュアンスで言うかで全然印象が変わるから難しかっただろうなと思いました。彼女を責めるような感じでもなく、ただこの状況をいたたまれないと感じ柊磨の心が傷ついているようなつぶやきがとても良かったです。

パーフェクトなイケメンなのに放っておけないような寂しい雰囲気が魅力ですね。あの両親のもとで苦労も多かっただろう。諦めや報われなさが影となって柊磨を彩っています。女の子を守っているようで誰よりも守ってほしいと思っているのかもしれないですね。

劣悪な環境で育った人って頼るってことを知らないのだ。頼っていいと言われて戸惑っている顔が印象的だった。そして純に頼った時の心細そうな顔、そんな顔されると切なくなるよね。柊磨の背負ってきたものの重さを知ったような気がした。

顔が良いのはもちろんのこと、手先や動きの細かいところまで所作が綺麗で美しい。料理を作る場面はこのレストランに行きたいと思わせるような手つきで、女性なら絶対に惹かれる役どころだなぁと納得させられる。

スタイルのいい男はだいたいああいうテロテロのシャツが似合う（笑）純にひな子のことを聞かれた時は憎たらしい顔してたけど、それは純にほんとの自分とやっていく気があるか試したのかなと思った。純の言葉を聞いて純しか見えなくなった柊磨は無敵の色気を放っていた。

今までは誰でもウェルカムだったけど純のことを本気になり始めているのがひなこへの態度で分かる。優しいけれど心はもう純だけに向いている。いいことだけど、ひなことしたらあんなに柔らかく断られたら凹むなーと思った。

どんなにかっこよくてもこんなチャラい店員がいる店には行きたくない。イケメンだからってボディタッチとかする店って変じゃない？味に自信があるなら尚更やめさせるべき。キュンキュンさせるしぐさばっかりやらされて気の毒だと思う。

カムカム繋がりで北斗くんを見た人はがっかりした人も多かったかな。キュンキュンさせてって期待はあったけど、稔さんから入った人は誠実さや潔白さが魅力だったからこちらの役では不満かな。敢えてこの人がやらなくてもいい役かな。ちょい高い声の時もあんまり好きじゃないな。