『くるり~誰が私と恋をした?~』での片平なぎさ (井口千草役)の演技はどうでしたか?あえて2択で評価してみて下さい。
片平なぎさ (井口千草役) は 「2024年4月期 勝手にアカデミー賞」にノミネート中 (→ 今、何位?)
声のトーンや話すテンポ、井口に向ける笑顔に滲む甘さの有無、ちょっとした表情や声音の変化で妹の時と妻の時の違いがしっかり伝わってくるのがさすが。「辛いことも苦しいことも、今はその記憶全部が愛おしい」としみじみ語るシーンも心に沁みてとても良かった。どんな時も穏やかで笑顔が可愛らしくて、井口夫妻の登場シーンは切ないけどいつも温かな愛に溢れていてとても素敵でした。
若年性認知症って、個人的に絶対なりたくない病気の上位に入ります。もしかしたら自分以上に周囲を苦しめる可能性があるからね。千草さんは無意識に優しく天使のようなところと、冷酷な悪魔のように残酷なところを見せてくれます。旦那さんの献身が彼女の無邪気な笑顔を支え、その笑顔が旦那を支える。理想的だけと悲しくもあります。片平さんは千草の無垢な優しさと残酷さを、とても自然に演じています。だからこそ余計にいろいろなことを考えさせられる。良い演技だと思います。
井口に「あなた」と呼びかける時の温かな声、泣き崩れる井口を「大丈夫、大丈夫」と宥める時の優しい笑顔、普段の「妹」の姿とは違う包容力溢れる姿が夫への深い愛情を感じさせてグッとくるものがありました。公太郎とお花を選んでいる時のはにかんだような笑顔や楽しそうな姿も、大好きな人を思い浮かべているのが伝わってきて微笑ましかったです。
こちらまでつられて笑ってしまいそうな笑顔が素敵。まことがその笑顔につい見入ってしまうのも分かる。自分らしい決断についてまことに語る時の、言葉を探しながら言いたいことがちゃんと伝わるよう丁寧に話す姿も千草の真面目さや人柄の良さが感じられて良かったし、「これで答えになってる?」と上目遣いでお伺いを立てるのもとても可愛らしかったです。
まことに挨拶された時の驚きと戸惑いが入り混じったような笑みが印象的でした。知らない人に声をかけられた時特有の空気感があって、あの一瞬の表情だけで千草が置かれている状況が手に取るように伝わってきました。まことをお茶に誘う時の気さくさや子どものボールを拾ってあげる姿など、笑顔の絶えない優しいところはきっと昔から変わらない千草なんだろうなと感じられて、「記憶がなくなっても彼女は彼女」という井口の言葉に説得力があったのも良かったです。
声のトーンや話すテンポ、井口に向ける笑顔に滲む甘さの有無、ちょっとした表情や声音の変化で妹の時と妻の時の違いがしっかり伝わってくるのがさすが。「辛いことも苦しいことも、今はその記憶全部が愛おしい」としみじみ語るシーンも心に沁みてとても良かった。どんな時も穏やかで笑顔が可愛らしくて、井口夫妻の登場シーンは切ないけどいつも温かな愛に溢れていてとても素敵でした。
若年性認知症って、個人的に絶対なりたくない病気の上位に入ります。もしかしたら自分以上に周囲を苦しめる可能性があるからね。千草さんは無意識に優しく天使のようなところと、冷酷な悪魔のように残酷なところを見せてくれます。旦那さんの献身が彼女の無邪気な笑顔を支え、その笑顔が旦那を支える。理想的だけと悲しくもあります。片平さんは千草の無垢な優しさと残酷さを、とても自然に演じています。だからこそ余計にいろいろなことを考えさせられる。良い演技だと思います。
井口に「あなた」と呼びかける時の温かな声、泣き崩れる井口を「大丈夫、大丈夫」と宥める時の優しい笑顔、普段の「妹」の姿とは違う包容力溢れる姿が夫への深い愛情を感じさせてグッとくるものがありました。公太郎とお花を選んでいる時のはにかんだような笑顔や楽しそうな姿も、大好きな人を思い浮かべているのが伝わってきて微笑ましかったです。
こちらまでつられて笑ってしまいそうな笑顔が素敵。まことがその笑顔につい見入ってしまうのも分かる。自分らしい決断についてまことに語る時の、言葉を探しながら言いたいことがちゃんと伝わるよう丁寧に話す姿も千草の真面目さや人柄の良さが感じられて良かったし、「これで答えになってる?」と上目遣いでお伺いを立てるのもとても可愛らしかったです。
まことに挨拶された時の驚きと戸惑いが入り混じったような笑みが印象的でした。知らない人に声をかけられた時特有の空気感があって、あの一瞬の表情だけで千草が置かれている状況が手に取るように伝わってきました。まことをお茶に誘う時の気さくさや子どものボールを拾ってあげる姿など、笑顔の絶えない優しいところはきっと昔から変わらない千草なんだろうなと感じられて、「記憶がなくなっても彼女は彼女」という井口の言葉に説得力があったのも良かったです。