『ラストマン ―全盲の捜査官―』での松尾諭 (馬目吉春役)の演技はどうでしたか?あえて2択で評価してみて下さい。
松尾諭 (馬目吉春役) は 「2023年4月期 勝手にアカデミー賞」にノミネート中 (→ 今、何位?)
刑事部長の指示に憤る泉を「俺たちだけで勝手に動けないだろう」と制する姿が、先輩刑事らしい冷静さと「仕方のないことだ」というある種の諦めのようなものを感じさせて印象に残りました。悔しそうに表情を歪めつつ、佐久良の立場を気遣って憤りを口にしないところも馬目らしくて良かったです。
今までも滲み出ていたけど、今回は特に佐久良への想いが強く感じられるシーンが多く、馬目の色んな顔が見られたのが新鮮でした。いつも以上に気合を入れて映像確認をしたり、脳みそフル回転させて事件を整理してみたり、「このヤマは絶対に佐久良主任に取らせる」という強い信念が感じられたのが良かったです。佐久良に「よくやった」と褒められた時の照れくさそうな笑顔も、佐久良と心太朗のやりとりを聞いてしまった時の複雑そうな表情も、佐久良を慕う気持ちが溢れていて良かったと思います。
立てこもり現場の地図をなぞって状況を把握する皆実を見て「どういう脳みそしてんだよ」と呆れる姿が印象的でした。1話の時は、皆実のそういった能力すべて胡散臭そうに見て小馬鹿にしていたけど、今回は「あの人ならそれくらいやるんだろうな」って皆実の有能さや人となりを理解して感心すらしてる様子が見て取れて、何だかんだ皆実を認めているのが伝わってきたのが良かったです。
カナカナが作ったお弁当、最初は拒否していたのに佐久良が食べ始めた途端自分も食べ始めるところが馬目らしくて笑っちゃいました。佐久良のことを本当に慕ってるんだなって態度に出まくりな素直さや健気さが可愛らしかったです。おかず盛り沢山なお弁当なのに、おにぎりばっかり選んで頬をパンパンにして頬張る姿もキャラに合ってるし、食べながらも皆実たちの会話に皮肉っぽい視線を送ったり、呆れたように笑ったり、はっきり画面に映っていない時でも演技が細かく丁寧なところもとても良かったと思います。
相変わらず心太朗には噛みつくけど、皆実には犯行に使われた毒針を渡して状況を説明したり、頼まれごとも素直に聞いたりと態度が軟化していて、皆実の能力を認めている様子が伝わってきたのが良かったと思います。捻くれキャラかと思いきや、「凄いものはすごい」と受け入れられる馬目の意外と素直な一面が垣間見れて、親近感が湧いたのも良かったです。
捜査会議で「有力な情報が得られた」とドヤ顔で皆実たちをチラ見しながら報告したり、意見を口にする時もいちいち皆実と心太朗を意識していたり、あからさまに対抗心メラメラな姿が馬目らしくて良かったです。小馬鹿にしたような嫌味な目線も、喧嘩腰で突っかかるような物言いも、めちゃくちゃ似合うし上手い。感情全部顔と態度に出ちゃうところも馬目の単純で分かりやすい性格が感じられて良いと思います。
キャバクラ通いをバラされた時にすぐに今藤のせいにして弁明するところや、「誰かさんのせいで取り調べに苦労した」と遠回しに護道に嫌味を言うなど、少ない出番でも馬目の薄情で人間の小ささをしっかり表現していて良いと思います。作久良の指示に素直に従う姿や元カレ話を持ち出した長谷川の頭を引っ叩くなど、佐久良のことを尊敬して慕う気持ちがちょいちょい垣間見れるところも良かったです。
日曜劇場にありがちな主役と対立するキャラだけど、こういうネチっこくて嫌味な役が似合いますね。皆実の推理を聞いている時の小馬鹿にしたような笑みや、皆実が犯人に襲われた時の「ただのお騒がせ野郎」という吐き捨てるような口調、心太朗を押さえつける時の必要以上に力んだ乱暴な様など、あからさまに敵意むき出しな姿が「日曜劇場見てるなあ」って感じがして良かったと思います。
刑事部長の指示に憤る泉を「俺たちだけで勝手に動けないだろう」と制する姿が、先輩刑事らしい冷静さと「仕方のないことだ」というある種の諦めのようなものを感じさせて印象に残りました。悔しそうに表情を歪めつつ、佐久良の立場を気遣って憤りを口にしないところも馬目らしくて良かったです。
今までも滲み出ていたけど、今回は特に佐久良への想いが強く感じられるシーンが多く、馬目の色んな顔が見られたのが新鮮でした。いつも以上に気合を入れて映像確認をしたり、脳みそフル回転させて事件を整理してみたり、「このヤマは絶対に佐久良主任に取らせる」という強い信念が感じられたのが良かったです。佐久良に「よくやった」と褒められた時の照れくさそうな笑顔も、佐久良と心太朗のやりとりを聞いてしまった時の複雑そうな表情も、佐久良を慕う気持ちが溢れていて良かったと思います。
立てこもり現場の地図をなぞって状況を把握する皆実を見て「どういう脳みそしてんだよ」と呆れる姿が印象的でした。1話の時は、皆実のそういった能力すべて胡散臭そうに見て小馬鹿にしていたけど、今回は「あの人ならそれくらいやるんだろうな」って皆実の有能さや人となりを理解して感心すらしてる様子が見て取れて、何だかんだ皆実を認めているのが伝わってきたのが良かったです。
カナカナが作ったお弁当、最初は拒否していたのに佐久良が食べ始めた途端自分も食べ始めるところが馬目らしくて笑っちゃいました。佐久良のことを本当に慕ってるんだなって態度に出まくりな素直さや健気さが可愛らしかったです。おかず盛り沢山なお弁当なのに、おにぎりばっかり選んで頬をパンパンにして頬張る姿もキャラに合ってるし、食べながらも皆実たちの会話に皮肉っぽい視線を送ったり、呆れたように笑ったり、はっきり画面に映っていない時でも演技が細かく丁寧なところもとても良かったと思います。
相変わらず心太朗には噛みつくけど、皆実には犯行に使われた毒針を渡して状況を説明したり、頼まれごとも素直に聞いたりと態度が軟化していて、皆実の能力を認めている様子が伝わってきたのが良かったと思います。捻くれキャラかと思いきや、「凄いものはすごい」と受け入れられる馬目の意外と素直な一面が垣間見れて、親近感が湧いたのも良かったです。
捜査会議で「有力な情報が得られた」とドヤ顔で皆実たちをチラ見しながら報告したり、意見を口にする時もいちいち皆実と心太朗を意識していたり、あからさまに対抗心メラメラな姿が馬目らしくて良かったです。小馬鹿にしたような嫌味な目線も、喧嘩腰で突っかかるような物言いも、めちゃくちゃ似合うし上手い。感情全部顔と態度に出ちゃうところも馬目の単純で分かりやすい性格が感じられて良いと思います。
キャバクラ通いをバラされた時にすぐに今藤のせいにして弁明するところや、「誰かさんのせいで取り調べに苦労した」と遠回しに護道に嫌味を言うなど、少ない出番でも馬目の薄情で人間の小ささをしっかり表現していて良いと思います。作久良の指示に素直に従う姿や元カレ話を持ち出した長谷川の頭を引っ叩くなど、佐久良のことを尊敬して慕う気持ちがちょいちょい垣間見れるところも良かったです。
日曜劇場にありがちな主役と対立するキャラだけど、こういうネチっこくて嫌味な役が似合いますね。皆実の推理を聞いている時の小馬鹿にしたような笑みや、皆実が犯人に襲われた時の「ただのお騒がせ野郎」という吐き捨てるような口調、心太朗を押さえつける時の必要以上に力んだ乱暴な様など、あからさまに敵意むき出しな姿が「日曜劇場見てるなあ」って感じがして良かったと思います。