『元彼の遺言状』での浅野和之 (津々井君彦役)の演技はどうでしたか?あえて2択で評価してみて下さい。
浅野和之 (津々井君彦役) は 「2022年4月期 勝手にアカデミー賞」にノミネート中 (→ 今、何位?)
途中の回で痴漢弁護士なんて罪を着せられようとしていたけど、全くそんなイメージがなくいやらしさがないのが浅野さんの魅力ではないでしょうか。意地悪そうにセリフを言うのに全然意地悪に見えないのもすごい。さえちゃんとのじゃれあいにも癒されました。
娘の彼氏問題で焦ってオロオロしながら麗子を頼って来たり、「友達なんだから良いでしょ」と用もないのに事務所で寛いでたり、犬猿の仲かと思いきや、全話通して何だかんだ麗子たちと一緒にいて馴染んでる姿が良かったです。津々井先生がいるだけで場面が締まるし、麗子たち若者とわちゃわちゃ騒いでても違和感ないし、テンポの良い会話劇もさすがで、目立ち過ぎずでも存在感はしっかりあって、とても良いスパイスになっていたと思います。
篠田の罪を「死刑」「無期懲役」と他人事のようにバッサリ切る遠慮のなさが津々井らしくて良かったです。何度一緒に食事をしても一向に縮まらない篠田との距離感が面白い。一方で、紗英とは呼び捨てで呼び合ったり、待ち合わせて一緒にお寿司を食べに行ったりとかなり仲良くなっていて、楽しげにはしゃぎながら一緒に出掛けて行く姿が何だか親子みたいで微笑ましかったです。
こういう役が、ドラマを引き締めたり、流れを作ったりするんですよね。まさに助演という感じがしました。津々井は麗子と敵対しているというより、彼女の能力を理解し、育てようとしているところがあります。篠田の件で取引をしたのも、彼女の覚悟を見るためと、敗訴した場合の未来を考えたからでしょう。そういう大人の配慮を、その時点では簡単に見せないのが、浅野さんの演技力の賜物です。嫌味っぽさと腹黒さを見せながらも、対極にある配慮や優しさが感じられる芝居は素晴らしかったと思います。
冒頭のシーンが村の事件関係者全員敵という感じだったので、旅館に津々井先生がいた時はホッとしました。事件の資料まで持ってきてくれて何とも心強い。麗子の奢りだからと、豪華な舟盛りや蟹を遠慮なく注文したり、海鮮丼屋での「それおじさんのだからね」という子供とのやりとりなど、ちょいちょい大人げない姿も英国紳士気取りの見た目や輝かしい経歴とギャップがあって面白かったです。
篠田のことをそれほど信用していないと言いつつも身元引受人になってあげるところは、麗子を事務所に呼び戻したいという気持ちもあるだろうけど、やっぱり「麗子がそこまでするなら…」という彼女への信頼も大きかったからだろうな。麗子の考えも行動もお見通しな姿をこれまで何度も見せてくれたからこその説得力がありました。あの麗子が頭まで下げて頼むっていうのも、津々井の有能さや人脈の広さを感じさせて良かったです。
ヒグマ食品の社員食堂や痴漢冤罪の犯人に対する対応など、津々井の弁護士としての信念や正義感が感じられるシーンが多くて格好良かったです。捻くれ者に見えて実は…というキャラが麗子に通じるものがあって「1年目から麗子を英才教育してきた」という津々井の言葉に説得力があったのも良かった。麗子と篠田、信玄に典子、紗英と6人でのテンポ良いやりとりもさすが見ごたえがあったし、痴漢弁護士呼ばわりされたり、あたふた動揺する情けない姿が気の毒なんだけどどこかチャーミングさとコミカルさがあるところも良かったです。
麗子が辞退した案件をちゃっかり引き継いでるのが抜かりのない津々井先生って感じ。シレっとした顔で美味しいとこ持ってく姿が何とも小憎たらしくて、麗子に「タヌキじじい」って揶揄される説得力があるのも良かったです。少ない出番でも毎回しっかりインパクトと存在感を示すところもさすがだと思います。
麗子をパーティーに誘い出す時に食べ物で釣るあたり、麗子の扱いを心得ている元上司って感じが出ていて良かったです。サンドイッチを1人で全部食べちゃうシーンも、してやったりみたいな顔で麗子を見ていて、地位や立場もあるのについ麗子に突っかかったり張り合ってしまう大人げない一面がお茶目で、キャラクターとして面白いです。麗子と篠田の推理ショーの時も、合間合間に浅野さんがちょこっと台詞を挟むだけでメリハリが出て場面が引き締まるところもさすがだと思いました。
麗子と鉢合わせして言い合いをするシーンはお約束なんですね。明らかに自分の方が安定していて優位なんだから堂々としてれば良いのに、ついついマウント取り合ったり嫌味言ってしまうところがちょっと小者っぽくて好きです。顧問弁護士の座を巡って麗子と張り合うシーンもやたらムキになっていて面白かったし、麗子にしてやられた時の去り際の悔しそうな渋い顔も良い味出してました。
エレベーターで麗子と鉢合わせた時の勝ち誇ったような顔が最高でした。麗子の現状も分かっているだろうし、強がり言ってるのもお見通しのはずなのに、わざわざマウント取ってくるところも良い感じに性格悪くて好き。嫌味や皮肉を言っていてもどこか愛嬌があって、言葉にそんなに棘を感じさせないのが良いですね。良い大人同士がムキになって言い合う姿、面白いです。
逮捕されてしまった麗子に嬉しそうに嫌味を言っておちょくる姿が意地の悪さ全開で、さすが麗子の元上司という説得力がありました。性格は曲がってるけど、翌日には麗子を自由の身にしてあげる弁護士としての腕もさすが。態度にも口調にも余裕があって麗子より上手な感じで敵に回すと面倒そうだけど、今後麗子とどう関わってくるのか楽しみでもあります。
途中の回で痴漢弁護士なんて罪を着せられようとしていたけど、全くそんなイメージがなくいやらしさがないのが浅野さんの魅力ではないでしょうか。意地悪そうにセリフを言うのに全然意地悪に見えないのもすごい。さえちゃんとのじゃれあいにも癒されました。
娘の彼氏問題で焦ってオロオロしながら麗子を頼って来たり、「友達なんだから良いでしょ」と用もないのに事務所で寛いでたり、犬猿の仲かと思いきや、全話通して何だかんだ麗子たちと一緒にいて馴染んでる姿が良かったです。津々井先生がいるだけで場面が締まるし、麗子たち若者とわちゃわちゃ騒いでても違和感ないし、テンポの良い会話劇もさすがで、目立ち過ぎずでも存在感はしっかりあって、とても良いスパイスになっていたと思います。
篠田の罪を「死刑」「無期懲役」と他人事のようにバッサリ切る遠慮のなさが津々井らしくて良かったです。何度一緒に食事をしても一向に縮まらない篠田との距離感が面白い。一方で、紗英とは呼び捨てで呼び合ったり、待ち合わせて一緒にお寿司を食べに行ったりとかなり仲良くなっていて、楽しげにはしゃぎながら一緒に出掛けて行く姿が何だか親子みたいで微笑ましかったです。
こういう役が、ドラマを引き締めたり、流れを作ったりするんですよね。まさに助演という感じがしました。津々井は麗子と敵対しているというより、彼女の能力を理解し、育てようとしているところがあります。篠田の件で取引をしたのも、彼女の覚悟を見るためと、敗訴した場合の未来を考えたからでしょう。そういう大人の配慮を、その時点では簡単に見せないのが、浅野さんの演技力の賜物です。嫌味っぽさと腹黒さを見せながらも、対極にある配慮や優しさが感じられる芝居は素晴らしかったと思います。
冒頭のシーンが村の事件関係者全員敵という感じだったので、旅館に津々井先生がいた時はホッとしました。事件の資料まで持ってきてくれて何とも心強い。麗子の奢りだからと、豪華な舟盛りや蟹を遠慮なく注文したり、海鮮丼屋での「それおじさんのだからね」という子供とのやりとりなど、ちょいちょい大人げない姿も英国紳士気取りの見た目や輝かしい経歴とギャップがあって面白かったです。
篠田のことをそれほど信用していないと言いつつも身元引受人になってあげるところは、麗子を事務所に呼び戻したいという気持ちもあるだろうけど、やっぱり「麗子がそこまでするなら…」という彼女への信頼も大きかったからだろうな。麗子の考えも行動もお見通しな姿をこれまで何度も見せてくれたからこその説得力がありました。あの麗子が頭まで下げて頼むっていうのも、津々井の有能さや人脈の広さを感じさせて良かったです。
ヒグマ食品の社員食堂や痴漢冤罪の犯人に対する対応など、津々井の弁護士としての信念や正義感が感じられるシーンが多くて格好良かったです。捻くれ者に見えて実は…というキャラが麗子に通じるものがあって「1年目から麗子を英才教育してきた」という津々井の言葉に説得力があったのも良かった。麗子と篠田、信玄に典子、紗英と6人でのテンポ良いやりとりもさすが見ごたえがあったし、痴漢弁護士呼ばわりされたり、あたふた動揺する情けない姿が気の毒なんだけどどこかチャーミングさとコミカルさがあるところも良かったです。
麗子が辞退した案件をちゃっかり引き継いでるのが抜かりのない津々井先生って感じ。シレっとした顔で美味しいとこ持ってく姿が何とも小憎たらしくて、麗子に「タヌキじじい」って揶揄される説得力があるのも良かったです。少ない出番でも毎回しっかりインパクトと存在感を示すところもさすがだと思います。
麗子をパーティーに誘い出す時に食べ物で釣るあたり、麗子の扱いを心得ている元上司って感じが出ていて良かったです。サンドイッチを1人で全部食べちゃうシーンも、してやったりみたいな顔で麗子を見ていて、地位や立場もあるのについ麗子に突っかかったり張り合ってしまう大人げない一面がお茶目で、キャラクターとして面白いです。麗子と篠田の推理ショーの時も、合間合間に浅野さんがちょこっと台詞を挟むだけでメリハリが出て場面が引き締まるところもさすがだと思いました。
麗子と鉢合わせして言い合いをするシーンはお約束なんですね。明らかに自分の方が安定していて優位なんだから堂々としてれば良いのに、ついついマウント取り合ったり嫌味言ってしまうところがちょっと小者っぽくて好きです。顧問弁護士の座を巡って麗子と張り合うシーンもやたらムキになっていて面白かったし、麗子にしてやられた時の去り際の悔しそうな渋い顔も良い味出してました。
エレベーターで麗子と鉢合わせた時の勝ち誇ったような顔が最高でした。麗子の現状も分かっているだろうし、強がり言ってるのもお見通しのはずなのに、わざわざマウント取ってくるところも良い感じに性格悪くて好き。嫌味や皮肉を言っていてもどこか愛嬌があって、言葉にそんなに棘を感じさせないのが良いですね。良い大人同士がムキになって言い合う姿、面白いです。
逮捕されてしまった麗子に嬉しそうに嫌味を言っておちょくる姿が意地の悪さ全開で、さすが麗子の元上司という説得力がありました。性格は曲がってるけど、翌日には麗子を自由の身にしてあげる弁護士としての腕もさすが。態度にも口調にも余裕があって麗子より上手な感じで敵に回すと面倒そうだけど、今後麗子とどう関わってくるのか楽しみでもあります。