※まだ評価はありません。
脚本・ストーリー 2.4 /5.0(47.4%) | 1000位 /1087件中 |
キャスト 2.7 /5.0(54.8%) | 1000位 /1087件中 |
演出 2.3 /5.0(45.2%) | 1021位 /1086件中 |
音楽 2.4 /5.0(47.4%) | 984位 /1087件中 |
感動 2.1 /5.0(42.2%) | 960位 /1082件中 |
笑い 1.7 /5.0(34.8%) | 970位 /1082件中 |
スリル・興奮 2.9 /5.0(57.8%) | 709位 /1079件中 |
いよいよ第1話と繋がった。
どうして千寿が真一を撃ったのかが疑問だったのだけれど、お腹にチップを埋め込んで隠していたということか。
それを組織側に取られたくなくて千寿に撃たれることを真一自身が選んだと。
どうやってそんなところに隠せたのかはわからないし、そんなものを真一が持っていた理由もまだわからない。
ただ、千寿が真相に近づきすぎたと真一は言っていた。
それと、公安のある部署に行って、そこで組織に取り込まれたとも。
加勢も一時公安にいたし、公安のある部署というのが黒幕になってくるのだろうか。
オクラに潜り込めと言われていたから、オクラにも秘密がありそうだ。
昔の映像でオクラには牧原と幾多室長が映っていたが、牧原は元公安じゃなかったっけ?
近しい人を疑わないといけないのって、ちょっとしんどいな。
「人は人に正しく」って、一般論としてはその通りだと思うけど、このドラマはそもそも正しさとは何かに焦点をあてるような構造なのに、結局は偽悪的な勧善懲悪になっているよね。あるいは造反有理みたいな革命思想とも言える。警察はその存在自体が権力になり得ることを忘れた主張だ。なので飛鷹に同意してしまう倫子にがっかりしました。
この世界に絶対的な客観がない以上、人間は常に「仮の」正しさとか、道徳とか、法に従うしかない。根本がどうとか言ってたけど、根本なんて無くて常に「仮」に過ぎない。哲学じみたことを語らせるなら、何となくそれっぽい薄っぺらな言葉ではなく、ちゃんと質量のある言葉を語って欲しい。これじゃ今時のSNSみたいだ。
ドラマとしてはオクラ内部の誰かが巨悪とつながっているという状況だけど、スケールが大きい話なのか小さい話なのかわからない展開だね。
やはり加勢もいいように使われている駒のひとつだったか。
奥さんの事件を闇に葬られて、復讐させてもらう代わりに駒になったということなのだろう。
それも当人ではなく、その父を狙ったのだから本来の復習相手ではないし、やっぱり復讐心を利用されていたってことなんだろう。
奥さんとの思い出がちょこちょこ挟まれていたけれど、それが後に何かのヒントになるのだろうか。
10年の間があいたにせよ同じような爆死事件が起これば、当然関連は考えるだろうしオクラだけで取り扱うものではなくなるのではないのだろうか。
加勢だってこんな風になりたかったわけじゃない、奥さんのことがあって仕方なくなのだろう。だけどもうここまできたら使われるだけ使われてトカゲの尻尾のように切り捨てられるのだろうと予測できてしまう。飛鷹のことを疎ましく思うのは自分もああなりたかったという願望を叶えているからなのかな。そういう関係は分かったけど、ちょいちょい挟んでくる奥さんの洗濯エピソードは必要だったかなー。一途な愛を感じはしたけど結構邪魔だったな。
起承転結とか序破急とか、流れを考えて作っているのだろうけど、ここにきて展開が早くなったというより、テンポがおかしくなっている気がします。
序盤にあれだけゆっくり普通の展開だったのに、飛鷹の裏の顔がわかった途端にテンポが変わり、更に加速度を増すことで、スピード感やスリルは増したかもしれませんが、全体的に雑然としてきた面もあります。少なくとも飛鷹と爆死した加瀬との接点はもっと丁寧に設定して、描くべきだったと思いますし、オクラメンバーが十分に生かされているとは感じません。
こういうテーマは、善悪の彼岸みたいなところに行きつくと思うのですが、それ以前の単なる正義の執行という名の復讐劇で終わるとつまらないと思うのですが。
まずあの状況で元旦那が捕まっていたらと思うとゾッとする。警察は何食わぬ顔顔で全てを元旦那に押し付けて事件を終わりにしただろう。何も思惑がなくてもあれだけの状況でやっていないと言って誰が信じてくれるのか、自分があの場に居合わせたらどうしたらいいのかと思うと怖くなった。無事解決は良かったけれど次々と事件を解決していくオクラ班はそろそろ警察の許容を越えるだろう。最後にどんな親玉が出てくるのか今から楽しみだ。
やはり加勢は事件を闇に葬っている側だったようだ。
オクラ入り事件が新たに動くたびにオクラに顔を出しているのは何かあるのだとは思っていたのだけれど。
一度関わって抜けられなくなっている、とかだといいのだけれど。
どっぷり黒幕というには少し弱い気がする。
幾多も加勢の何かを知っているんだね。
あそこにいる人たち、何かしらある人たちだと思っていたけれど、一番大きな隠し事がありそう。
あまりにも嘘と捏造だらけで、これから何が出てきても信じられなさそう。
普通に考えて、内部の情報がどのレベルで漏れているのかを考えれば、加勢をもっと前に疑っても良さそうだけどね。まあオクラ内部にも内通者がいる可能性はあるけど。
さて事件の方は、例によってねつ造で犯人を追い詰めましたが、なんだかとても安易だし、善悪の彼岸を問うというような重みも矜持もない。だから単に証拠を見つけられなかった無能な警察が、証拠をねつ造して犯人を追い詰めるだけの話になってきた。それでいいんだろうか?
不破の思い込みに戦慄!!こんな刑事がいたらやってなくてもガチガチに証拠を固められて服役させられてしまうだろうと思ったら怖くて仕方ない。自分のかつての恋人が子供を虐待する日が来るなんて誰も思わないけど、不破は元カノフィルターかかりすぎよ。だから一緒に暮らしている子供にも心を開いてもらえないんじゃないの?そして子供に虐待の傷をつけながら警察に保護を求める元カノも相当やばい。それだけで不破と元カノの力関係が見えちゃうよね。
元恋人でも何年も経てばだいぶん生き方変わるかもね。それが20代ならなおさら。
虐待していたのが父親ではなく母親なら、殺そうとする動機が思い当たらない。
父親が虐待通報するって方法もあるし。
万が一虐待をやめさせようとしていたとしても、暴力には訴えないような気もするし、相手が刃物を持ち出したなら正当防衛になりそうだし。
不破は自分が見た新山が犯人だと決めつけて証拠まで捏造したけれど、飛鷹が言うように犯人を知っているわけではないからやはり誤認だったか。
オクラ入りさせられていた事件は上層部の誰かが関与して握りつぶしているのだと想像するのだけれど、この事件もその関連なのだろうか。
違う人物の名前を入力したらファイルで検索できそうな気がする。
この事件は今でいう闇バイトみたいなもんですかね。過去の犯行の映像を見るとちゃんとリモコンを使っていてそれを草むらに投げているんですよね。でもそのリモコンは室内で劣化していた。早い段階で回収して保管してた人がいるってことは?‥闇が深いな。あと不思議に思ったのは犯人が祈里さんが詰め寄って自分が被害者の妻だと言った時に犯人が全然驚いてなかったこと。普通ならこの人が!って驚くよね。ただ雑なつくりなのかそこにもなにか含みがあるのか、気になった。
オクラ入りした事件の関係者?ばかりが集まっている部署ってことか。
それにしても証拠の捏造とは恐れ入りました。
怖すぎます。
まあ、そうでもしないと動かないということなんだろうけれど、捏造した証拠を「あるはずがない!」と言い切ったのが気になります。
本来あったものを隠ぺいしましたと言っているようにも聞こえる。
オクラ入りした事件の背後に大きな力が…という話になるのかな?
ファイルがどうのと言っていたけれど、それについて詳しく知らずに力を貸す元奥さんにも驚きです。
なるほど、完全にテイストが変わりましたね。不破も何か問題を抱えているようだし、飛鷹を信頼というか、うまく利用できるなら利用したいという思惑を感じます。
そもそもオクラ入り事件に巻き込まれている者ばかりが、特命捜査準備管理室に集められている印象なので、警察人事にも影響を与えられるくらいの人物が、飛鷹の背後にはいると考えるのが妥当なんだけど。
さて牧原の件ですが、犯人のエゴだけど、そんなことまでして奥さんが喜ぶかと言われても、治療が出来ずに奥さんを失うくらいなら、数年であれ何も知らずに穏やかに暮らせた月日だけで、十分な報酬だと考える人もいるだろう。だから説得力は弱い。
人の心の闇はそう単純じゃない。とはいえ訳もなく複雑にしたり、猟奇的にしたりしろというのではなく、脚本設定に見合った闇があるべきだということ。
それにしても青木さんの芝居、全体的に力が入り過ぎ。
これからも自分が心残りの事件を飛鷹がニセの新情報を提供することで捜査する流れなのかな?
気になるのは飛鷹がこれらの情報をどこから仕入れて提供しているのかということ。
そもそもの捜査もかなり強引だし、それ以上の仕入れ先ってどういうことだろう。
元々のバディの死もちょっと理解できない感じだし、最終はそこの解明に行きつくのかな?
女性政治家があの不良を囲っていたというのもかなり不自然だし、そこはどうつながったのだろう?
なんだか今のところ疑問だらけだ。
今回は吉岡が仕組んで再捜査をするように仕向けたのかと思ったらまた飛鷹でしたか。1人の刑事でそれだけ思い残した事件があるのなら世も末でしょう。出世は長いものに巻かれ臭いものに蓋をしないとできないのならケーサツも終わりです。あの坊やにどのくらいの価値があるのか分かりません。自分のためにもっと特別な働きをしてくれるなら納得ですがただの若いツバメならもっと他にいるでしょう。警察で捌けないなら世論で、時代だなと思いました。
安易に拳銃をちらつかせすぎ。もちろん飛鷹と不破の緊張関係を鮮明にするためのもので、ドラマ演出上の誇張なのは十分にわかっている。でもそういう演出って、終始ドンパチするドラマならわかるけど、かなりの部分でリアリティを必要とするドラマには合っていない。ハードさの演出イコール銃というのは短絡的すぎる。
さて吉岡がからんだ事件ですが、司法解剖されていれば皮までめくって皮下出血の有無などまで調べるから、バットで殴った痕跡はわかるんだよね。あのおばさん政治家が圧力をかけて司法解剖させなかったと仮定しても、それだけの権力を持つのなら、わざわざリスクをおかして犯罪者のガキを手懐ける必要はないんじゃないのかな?もっと安全かつ可愛い男なんていくらでもいるのだし。
シナリオに首を傾げます。
昭和感満載で現代にあってない。あとまいやんの演技が下手くそで大根役者すぎる。
お母さん大嫌いってところだけを切り取って殺した女の子に握らせるってこの上なく残酷だなと思いました。憎むべきは犯人なのに、そんなメモを見てしまったら母親は自分のせいでと一生立ち直ることができないだろう。最期は自分を憎んで死んでいったのかと思うと自暴自棄になるのも分かる。そんな何年かの後に出てきた娘からの本当のメッセージにまた涙。本当は謝りたかったことが分かってよかった。お母さんの今娘に会いたいという言葉に涙が止まらなかった。
ラストの展開は面白かった。そういう路線で行くのだろうか?でもだったら個性的な仲間が集まりました的な感じとか、主人公がいかにも敏腕さを隠してますみたいな設定はいらない。実は全員がグルであるなら話は別だけど。
また前半のいきなり銃を抜いた刑事が二人だけで乗り込むみたいな、昭和時代の刑事ドラマみたいなチープさで、ため息をつきつつチャンネルを変えた人もいたに違いないと思う。最後のどんでん返しをより印象的にするために、わざと安っぽくした演出意図はわかるけど、バランスとして首を傾げる。
どうやってもシリアスさとコミカルさの両立は難しい。昭和のテイストを生かしつつ、シリアスさとコミカルさを両立したいのなら、松田優作のドラマ「探偵物語」が手本になると思う。