ラジエーションハウス

最終回で杏の手を取って五十嵐の元に走っていく姿が格好良かったです。恋敵だけど五十嵐のことを尊敬しているのが伝わってくるし、自分より杏の気持ちを一番に考えて咄嗟に行動出来る姿が良い人過ぎてキュンとしました。またその良い人っぷりをナチュラルに見せる裏表のない真っすぐさがあってイケメンなので、当て馬的ポジションだけど残念なキャラに見えないところも良かったです。

ライバルである五十嵐の能力を認めて積極的に意見を求めに来る姿が、全然嫌味に見えないところが良いですね。そういう辻村の素直さや人の良さが、鈴木さんの爽やかなルックスと誠実そうな雰囲気に合っていると思います。五十嵐に対する態度もライバル視してはいるけど敵意や棘がなく、人の悪意にあまり接して来なかったような、お坊ちゃん育ちゆえの純粋さが感じられるところも良いなと思いました。

唯織への嫉妬心メラメラで今まではまともに話したこともなかった2人ですが、杏ちゃんの一件を通してお互い認め合える存在になっていて感動！辻村先生イケメンすぎてもう非の打ち所がありません?（笑）私的には杏ちゃんがどっちと結ばれるかはもう重要ではありません！ラジエーションハウスのメンバーと医師とのチームワークをもっともっと見ていたいです♪

爽やかなイケメン医師というこれまでの立ち位置ならぴったりのハマリ役だったと思うのですが、今回のように親の期待やプレッシャー、五十嵐への嫉妬など複雑な感情が入り混じった芝居になると途端に台詞が棒読みっぽく不自然になるのが気になりました。「彼女は僕の患者です」と五十嵐をけん制するシーンも迫力がなかったし、表情があまり豊かではないので、技師に対する気持ちの変化が分かりづらく推薦を辞退する展開が唐突に見えてしまったのも残念です。

美容整形の医者って言われればわかるけど、こんな整形外科医見たことないし、実際にいたら親のコネでなったヤブ医者かな～と考えちゃう。
そりゃぁあんな実績もあるイケメン先生が本当にいたらうれしいけど、もう少し年取ってて頭のよさそうな貫禄ある感じのキャストの方がよかった。

さりげなく杏にフラれてばかりいる立場の辻村先生が、ついに本気で唯織を嫉妬の対象と考えるようになってきたのが、伝わって良かったです。イケメンだからって、余裕を感じているだけではないことが見えてきました！

白衣の似合う長身イケメンでナース達にキャーキャー言われる説得力があります。杏に対する優しさも、さらっとさりげなくて口調も穏やかで押し付けがましさがなく、下心というより本当に元気付けたいという思いやりが感じられます。軒下の嘘に付き合ってあげるシーンもスマートで、辻村の頭の回転の速さと軒下のクズっぷりが際立っていて良かったです。

杏を見かけた時の爽やかな笑顔が良いですね。話が出来なくてもほんの少し姿を見るだけで嬉しくなってしまう、恋の始まりのウキウキ感が伝わってきて可愛いです。放射線科チームとの距離が縮まって少し雰囲気が変わってしまった杏に不安そうな表情を向けていたのも印象に残りました。出番は少なめだけど要所要所、表情や目線で辻村の心の機微を丁寧に表現していると思います。

回を追うごとに五十嵐への態度に棘が増してきているというか、敵意のようなものが強まっているのが感じ取れます。杏について行こうとする五十嵐を「医者同士の相談なんで」と間髪入れずに牽制したり、五十嵐を見る眼差しも鋭くなってきていて、表情や口調で彼へのライバル心がしっかり伝わってくるところが良かったです。

ときどき出てきて五十嵐唯織の恋を邪魔する辻村、どうやら五十嵐の気持ちを知ってるみたいだな。五十嵐が話に入ろうとしたら「医者同士の話」ってシャットアウトしたり、やたら甘春杏と二人になりたがるよね……五十嵐を応援してるから辻村はちょっと鼻につく存在だけど、見た目からして優秀な外科医って感じで五十嵐にとってはよきライバルだね。

杏に五十嵐の意見を聞いてみたいと言われた時の表情の変わりようが印象的でした。強張ったような、戸惑ったような何とも言えない複雑な表情に瞬時に変わったことで、辻村が五十嵐をライバルとして意識していることが際立って今後の三角関係への期待が高まりました。鏑木に責任を問われる杏をかばうシーンで、五十嵐へ向ける視線や口調に非難めいた感情が滲んでいたところも良かったです。

もっとチャラい役かと思いきや、五十嵐と杏が話す姿を見て焦ったり、杏に話し掛ける時に平静を保とうと深呼吸をしたり、意外とピュアというかちゃんと杏に恋しているドキドキ感が伝わってくるところがとても良いです。背が高く清潔感のあるルックスなので医療ものにぴったりですし、杏と並んで歩くシーンが少女漫画のような身長差なのもキュンとします。

杏に食事を断られた後にがっかりした表情を浮かべたり、看護師の含みのある物言いに不安そうになったり、杏のことが本当に好きなんだなと伝わってきたのが良かったです。イケメンで女性慣れしてそうなのに、自信満々にアプローチしてこないところが見た目とギャップがあって魅力的ですし、杏への本気度が感じられます。

爽やかなイケメンで自分に自信があっていかにもモテそうな雰囲気が漂っているところが良いですね。天野と話す時もにこやかで感じが良くて、あんな短いシーンでも辻村の器用で世渡り上手そうな性格がちゃんと伝わってきました。