『ラジエーションハウスII~放射線科の診断レポート~』での浅野和之 (鏑木安富役)の演技はどうでしたか?あえて2択で評価してみて下さい。
浅野和之 (鏑木安富役) は 「2021年10月期 勝手にアカデミー賞」にノミネート中 (→ 今、何位?)
今シリーズではラジエーションハウスの良き理解者として幾度も院長との間に立ち、緩衝材の役割を果たしてくれていてとても頼もしかったです。たまに権力欲が覗いてしまうところも愛嬌と人間味があって良かった。「あなたが戻ってくるまで読影室は私が守ります」と杏の背中を押してあげるシーンも安心出来るような温かみがあって良かったと思います。
無事に治療が成功した赤ちゃんに向ける嬉しそうな笑顔や、赤ちゃんに握られた自分の手を見つめる満足げな表情、医師として現場に立つやりがいを改めて実感しているような清々しさがあってとても良かったです。院長に決断を迫られて、カテーテル治療を選択するシーンも潔くて格好良かったし、大森先生のもとに行って直接アドバイスする姿も頼もしかったです。
「くれぐれも余計なことはしないように」とラジエーションハウスの面々に釘を刺すシーンがメンバーのことよく理解して馴染んでいる雰囲気が出ていて何だか嬉しくなっちゃいました。前シリーズでは敵対する関係だったけど、良き理解者という立場になってくれて心強いです。辻村を追及する弁護士にも冷静に対応して次々意見を述べていく姿もとても頼もしかったです。
このシリーズで一番良い味を出しているキャラクターが鏑木先生です。前シリーズでは対立さえしていたラジエーションハウスのメンバーですが、そのメンバーのサポートをしたり、杏を手伝う姿には、放射線医としてメンバーに対して正しい評価をするようになっているのが伝わってきます。それを演じる浅野さんは短い出番でも、それが視聴者に一瞬で理解されるよう、あえて少し大袈裟なくらいの大きな芝居をしているように思います。狂言回し的な脇役のセオリーとはいえ、それを自然に見せられるのはさすがです。
技師長の退職を撤回させるシーン、スカッとしました。ちょっとオーバー気味の褒め言葉も院長のプライドをチクリと刺激する言葉選びも絶妙で、鏑木の策士っぷりが感じられたし、そのしたたかさが自分の出世のためではなくラジエーションハウスのために発揮されたというのが嬉しかったです。その他にも杏の読影をダブルチェックしてくれたり、極端な経費削減を「やり過ぎだ」と院長に進言したり、頼もしい姿が随所で見られて格好良かったです。
院長に大森の隠し子疑惑について調査するよう言われるシーン、最初は渋っていたのに次期院長のポストをチラつかされるとコロっと態度を変えて引き受けちゃう相変わらずな姿が懐かしかったです。五十嵐や放射線科に対する態度も以前より軟化して味方のような立ち位置になったけど、権力欲は変わらずなところが鏑木っぽいし、ニヤつきを必死で抑えようとしたり、目を見開いたり、感情ダダ漏れなところが憎めなくて良い味出してると思います。
メンバーの再雇用を検討する会議の名アシストぶり、面白かったです。特に大森や灰島の様子をチラチラ伺いながらというところが太鼓持ちの鏑木っぽくて良かった。短いやりとりや一瞬の表情でも「そうそう、こういう人だった」とキャラクターの人間性まで伝わってくる表現力がさすがです。前シリーズよりも、だいぶ五十嵐たちの理解者的立場になっていて頼もしい限りです。
今シリーズではラジエーションハウスの良き理解者として幾度も院長との間に立ち、緩衝材の役割を果たしてくれていてとても頼もしかったです。たまに権力欲が覗いてしまうところも愛嬌と人間味があって良かった。「あなたが戻ってくるまで読影室は私が守ります」と杏の背中を押してあげるシーンも安心出来るような温かみがあって良かったと思います。
無事に治療が成功した赤ちゃんに向ける嬉しそうな笑顔や、赤ちゃんに握られた自分の手を見つめる満足げな表情、医師として現場に立つやりがいを改めて実感しているような清々しさがあってとても良かったです。院長に決断を迫られて、カテーテル治療を選択するシーンも潔くて格好良かったし、大森先生のもとに行って直接アドバイスする姿も頼もしかったです。
「くれぐれも余計なことはしないように」とラジエーションハウスの面々に釘を刺すシーンがメンバーのことよく理解して馴染んでいる雰囲気が出ていて何だか嬉しくなっちゃいました。前シリーズでは敵対する関係だったけど、良き理解者という立場になってくれて心強いです。辻村を追及する弁護士にも冷静に対応して次々意見を述べていく姿もとても頼もしかったです。
このシリーズで一番良い味を出しているキャラクターが鏑木先生です。前シリーズでは対立さえしていたラジエーションハウスのメンバーですが、そのメンバーのサポートをしたり、杏を手伝う姿には、放射線医としてメンバーに対して正しい評価をするようになっているのが伝わってきます。それを演じる浅野さんは短い出番でも、それが視聴者に一瞬で理解されるよう、あえて少し大袈裟なくらいの大きな芝居をしているように思います。狂言回し的な脇役のセオリーとはいえ、それを自然に見せられるのはさすがです。
技師長の退職を撤回させるシーン、スカッとしました。ちょっとオーバー気味の褒め言葉も院長のプライドをチクリと刺激する言葉選びも絶妙で、鏑木の策士っぷりが感じられたし、そのしたたかさが自分の出世のためではなくラジエーションハウスのために発揮されたというのが嬉しかったです。その他にも杏の読影をダブルチェックしてくれたり、極端な経費削減を「やり過ぎだ」と院長に進言したり、頼もしい姿が随所で見られて格好良かったです。
院長に大森の隠し子疑惑について調査するよう言われるシーン、最初は渋っていたのに次期院長のポストをチラつかされるとコロっと態度を変えて引き受けちゃう相変わらずな姿が懐かしかったです。五十嵐や放射線科に対する態度も以前より軟化して味方のような立ち位置になったけど、権力欲は変わらずなところが鏑木っぽいし、ニヤつきを必死で抑えようとしたり、目を見開いたり、感情ダダ漏れなところが憎めなくて良い味出してると思います。
メンバーの再雇用を検討する会議の名アシストぶり、面白かったです。特に大森や灰島の様子をチラチラ伺いながらというところが太鼓持ちの鏑木っぽくて良かった。短いやりとりや一瞬の表情でも「そうそう、こういう人だった」とキャラクターの人間性まで伝わってくる表現力がさすがです。前シリーズよりも、だいぶ五十嵐たちの理解者的立場になっていて頼もしい限りです。