青のSP―学校内警察・嶋田隆平―

1話目では違和感があった「教師役」も、最終回になるとすっかり板についており、ちょうど新任の先生が1年経ってこなれた頃のような感じのよさが出ていて、さすが幼少期からずっと名演技を続けてきただけある！と親気分で感慨深くなりました。

出演回数自体は少なかったですが、新津メインの6話でしっかりキャストとして名を連ねたように思いました。パワハラで精神を病みそうになりながら、自分で解決策を考えて実行できる姿。ゆとりゆとり言われる世代の反抗が、グッときました。あの小さかった子が教師役か、と感慨深くもなりました。

気の弱い、頼まれたら断れない新津先生、こんな人いるよなと思いながら見ていました。最後の屋上のシーン、新津先生のキャラ的にお芝居でっていうのがちょっと引っかかるけれど、腐れ縁の柴田先生が新津先生のために書いた筋書きってことなのかな。腐れ縁の友情もこういうのはいいね！

子役時代を見ているので先生役をやるようになったのか！としみじみ思ってしまいました。気が弱くて上司に言いづらくてどんどん仕事が重なりかわいそうでした。真面目な人ほど抱えてしてしまいそうですね。最後に本当に飛び降りるつもりかと思いきや学校を変えるための作戦とは意外と策士だとびっくりしました。