Sister

翻弄されるって言葉がぴったりな役ではあったけれど、いつもやつれていて凪沙と結婚した後でさえもげっそりしていて病気の伏線でもあるのかと思っていましたが違いましたね。優しいという表現を履き違えているのかな？ただ弱そうで姉妹が取り合うほどの魅力を感じませんでした。

何だかよくわからないキャラですね。無責任というか、考えなしというか、深刻そうな顔してるけど、そもそもお前がのだらしなさだったり、至らなさだったり、自分の巻いた種だろうと言いたくなる。だから殺されてもちょっと同情できないし、あまりショックもない。演じる溝端さんも役者としてこの陽佑というキャラのように、ちょっと煮え切らない感じもありますね。もう一歩、先に行けないというか、真っ直ぐ突き進めないというか、ちょっと壁にぶち当たっている感じがします。まあだからこそ、この役はまずまずはまっていたとも言えるのですが。

常に疲れている表情が嫌だ。沙帆がいろいろやらかすからなんだろうけど、元はと言えば自分が蒔いた種でしょうが！姉なら姉、妹なら妹、にしておけばこんなことはなかった。一人で被害者ぶって疲れた顔しているこいつが一番嫌いだ。

6年前の出来事で沙帆に妊娠を告げられて動揺しているシーン、お母さん気分全開の沙帆ちゃんについていけてないのは仕方ないとしても妊娠を信じられない男ってなんなんだろうね。やることやってれば可能性はゼロじゃないのに驚いてバカみたい。沙帆ちゃんとの未来は考えていなかったって顔がムカついた。

別にいつも元気はつらつでいる必要はないけれど、まだ騒動に巻き込まれていない幸せいっぱいの時なのに暗いし表情が重たく疲れた印象を受ける。お姉さんと無理して付き合っているってことなら合ってると思うけど、もしかして伏線なんだろうか？と勘繰りたくなるほど疲れている。