ソロ活女子のススメ3

旅先の提案を彩子たちにことごとく却下されてる残念さが石岡っぽくて良かった。恵がダーツを投げる時のワクワクと期待に満ちた表情もお祭り大好きな石岡らしいし、表情や仕草だけでその役の人柄をしっかり表現する演技の細やかさが凄いなと思います。基本小学生男子みたいだけど、たま～に恵も納得するような良いことを口にする読めない感じもキャラとして面白いし、出番は少なめだけど毎回しっかり存在感示して爪痕残してるのもさすがだなと思います。

自分から焼肉に誘っておいて、いざ恵がOKするとドン引きレベルで驚く姿がめっちゃ失礼で面白かったです。引き攣って衝撃を受けた表情から「行きましょ、行きましょ」と嬉しそうに盛り上がる切り替えの早さもノリの良い石岡らしいし、断られるだろうなって思ってても毎回恵に声を掛けるところも人の良さが感じられて良いですね。ほぼ喋らない休日の無口な石岡もぜひ見てみたいです。

興味がないから嫌だと仕事を拒否したり、「興味のある仕事しかやらない」と彩子に指摘されても「はい」って思いっきり開き直ってたり、かと思えば恵の言葉に影響されて突然やる気を出して仕事を引き受けたり、良くも悪くも素直で単純なところが、子供がそのまま大きくなったような石岡らしかったです。アホになり過ぎても違うし、バランスが難しそうな役だけど上手いですよね～。ダメダメなんだけどどこか愛嬌があって憎めない、良いキャラを作り上げていると思います。

英語連発して同僚たちから意見を求めて、アメリカ大統領みたいになってる姿が面白かったです。退社する恵を「エブリデイ！」って叫んで見送るのも謎過ぎて笑っちゃいました。知ってる英単語を片っ端から口にしてるだけっていうちょっとお馬鹿さんな感じや、新しいことを取り入れてより良い職場にしようっていう熱さがちょっとズレた方向に行っちゃうところが石岡らしくて良かったと思います。

オバケのマスクを被って彩子を驚かすシーン、そーっと近づいたり「驚いた？」って何度も確認したり、やることやテンションが小学生男子みたいなところが石岡っぽくて良かったです。こういうイタズラ仕掛ける時も、ゲームしたり飲み会計画立てる時も、いつも本当に楽しそうにはしゃいでいて誰よりもうるさくて、仲間とワイワイ盛り上がるのが大好きなんだなあって細かく描かれていない石岡の性格がちゃんと伝わってくるのが良いですね。

恵の助言を都合よく解釈して「背中を押してもらった」って勘違いしちゃうおめでたい感じが石岡らしい。思い出のバイト先が閉店したショックで短歌を始めるっていう意外と繊細な一面を覗かせたかと思いきや、才能がないってすぐ諦めて曲作りに没頭し始めるところはいつもの石岡らしさ全開だったり、出番が少ないことが気にならないくらい登場するたびに色んな顔を見せてくれて、存在感をしっかり発揮しているところも良いと思います。

ソロ活について熱く語る恵に「五月女さん、面倒臭いっすよ」とズバっと言い切ったり、突然スクワットを始めた恵を見て「大丈夫ですかね？」って本気でドン引きしてたり、石岡がツッコミ役を担ってるのが珍しくて新鮮でした。彩子と二人で小声でツッコミ入れたり怖がったりしてるのも面白い。遥ともお似合いだけど、彩子とも何気に息が合っていて良いコンビですよね。展開によってボケにもツッコミにもどちらにも立ち回れるところがセンスが良くて上手いなと思います。

「皆仲良く」と隣人愛みたいなことを語りだす恵に「宇宙人に連れ去られた？」と真顔で心配する姿が面白かったです。冗談じゃなく本気で言ってるっぽいのが石岡らしいし、それくらい恵がキャラ違いで意外な発言をしてるんだろうなって伝わってきたのも良かった。石岡たちの反応が恵に大きな影響を与えたピューロランドの凄さを際立たせていたと思います。

一緒にゲームしようと誘う恵を見て「これは事件だ！」って駆けつけて大騒ぎする姿が石岡らしさ全開で良かったです。真剣なんだけどどこかアホっぽい感じがするところがチャーミングで魅力的。恵の誘いに驚きつつも「ほら皆、聞くよ～」と周りにも声掛けして参加を促すところも、ノリが良くてお祭り騒ぎ大好きな石岡らしさが滲み出ていて良かったと思います。

恵の行きつけのお店を紹介してもらえると知って嬉し泣きする姿が面白かったです。泣き方が一番芝居がかってオーバーなところも石岡っぽい。「五月女さんと飲み会」をやたら特別視して大喜びするところも素直で可愛らしいし、第1シリーズの時から恵に断られ続けてるけど、それでも腐らずめげずに誘い続けるところも、石岡のお気楽な性格や人柄の良さを感じさせて良いと思います。

毎年、空気読まずに誕生日の恵を飲みに誘ってたけど、今年はちゃんと「誘っちゃダメな日」って学習してるところが石岡の成長を感じさせました。それを自分からアピールしちゃうあたりがお調子者の石岡らしさ健在で、その変わらない明るさやアホっぽさも嬉しかったです。犯罪者だったりちょっとヤバい系の役柄で見ることが多い役者さんだったので、石岡を見るたびに毎回演技の幅の広さに驚いてしまいます。