『ザ・ロイヤルファミリー』での妻夫木聡 (栗須栄治役)の演技はどうでしたか?あえて2択で評価してみて下さい。
妻夫木聡 (栗須栄治役) は 「2025年10月期 勝手にアカデミー賞」にノミネート中 (→ 今、何位?)
やりきれなさや悔しさ、嬉しさ、感謝と惜別、8話は泣くシーンが多かったけど、表情だけでなく涙の流れ方も眉間の皺の深さも声の震えも顔の赤さも、その時その時で全部違っていて、その繊細で丁寧な演技に見入ってしまいました。それだけ仕事に真摯に向き合い、関わる仲間たち一人ひとりと深くて強い絆を築いてきたんだなあって栗須の実直さや誠実さが伝わってきたのも良かったです。
展開が早くてどんどん年月が流れていくけど、描かれていない日々の中で築いてきたであろう仲間たちとの絆がちゃんと見えるところが良い。山王の遺言のような言葉に涙する姿や、遠慮ゼロになったレース中の隆二郎呼び、加奈子との間に流れる家族愛と言っても良いくらい温かい空気感、耕一との距離の縮まり、どれも唐突さがなくちゃんと年月を経てのものだって伝わってくるところが凄いなと思いました。
加奈子へのプロポーズが格好良く決まらなかったり、絵馬のくだりでも彼女の意図が汲めてなくて焦ったり、佐木の結婚の挨拶にあからさまに動揺したり、仕事絡みの有能な姿とはまた違った人間味溢れる表情がとても良かったです。熱さや誠実さだけでなく、こういうチャーミングさやほんのり透ける三枚目感を違和感なくサラッと自然に見せるところもさすがです。
何もかも自分で背負い込もうとして話もしてくれない山王に「見損ないました」とあからさまに不機嫌になる姿が良かった。いつも丁寧で謙虚だけど、相手が誰であっても思っていることをはっきり伝える姿勢が栗須の誠実な人柄を感じさせて良かったし、それだけ栗須の山王への忠誠心や信頼が強く深いものなんだなと伝わってきました。
気が小さそうに見えて言うべきことはきちんと臆することなく言えるから耕造の近くにいられるんだよね。謙虚だけどこれと決めた時の熱意がすごい。あとレースを見ている時の緊張感や勝ってくれ!と願っている場面が好き。ついついこちらまで力が入ってしまいます。
実直で誠実で情熱があって…というザ・主役って感じのキャラを詰め込んだような役を、爽やかに嫌みなく演じられるのが凄い。佐木にレースの感想を述べる時も言葉にお世辞っぽさや計算高さが一切なく、心からの賛辞だと伝わってきたのが栗須の人柄を感じさせて良かったです。
放つ言葉一つ一つに馬と牧場に対する熱量と思いが込められていて、夢とか希望とか、そういう少しむず痒くなりそうな言葉が薄っぺらく聞こえないのが良いですね。牧場経営の現実、厳しさを目の当たりにするたびに、やりきれなさやもどかしさ、寂しさが入り混じったような表情を浮かべるところも、商売、仕事だからと簡単には割り切れない葛藤が伝わってきて良かったと思います。
小心者だけど耕造と渡り合うには自分の意見も言わなきゃ喰われてしまうと思ったのか、言う時はいう男になってきた。言った後ご飯をかき込むようなところが小心者が自分を奮い立たせる仕草に見えて良かったです。ただのイエスマンでは終わらない予感がしてワクワクします。
納得できないことには「承知出来ません」って正直に口にしたり、広中の作戦に猛反対する耕造を「私は人で決めたい」と説得する熱さだったり、単なるイエスマンじゃなくてしっかり自分の信念と熱意を持って馬たちと向き合う姿が格好良かったです。弱音を吐いたりアドバイスを求めたりと、元カノだからと気負うことなく加奈子に頼る姿も、栗須の素直さや大らかさが感じられて良かったです。
打っても響かないうだつの上がらない男なのかと思いきや、人の利益より自分の信念を優先させる男のようですね。自分が助けたいと思った時の行動力はすごいものがありました。馬を撫でた時にスイッチが入ったみたいに見えたのは根の優しい栗須らしかったです。
登場時からどこか暗くて陰のある雰囲気が気になっていたけど、根底に父親への深い後悔があったからなんですね。それを知ってから振り返ると、優太郎からの依頼に最初から気乗りしない感じだったのも、イザーニャを撫でながら唇を震わせる姿も、再度資料を洗い直して横領を摘発する執念も、かつての父親からの言葉があったからなんだなあって納得できる。レースを見ている時の必死に叫ぶ姿や、興奮して隣の山王のジャケットを強く握りしめる左手も、競馬の世界・魅力に一気に惹き込まれているのが伝わってきて、ラストの展開が違和感なく自然に感じられて良かったと思います。
やりきれなさや悔しさ、嬉しさ、感謝と惜別、8話は泣くシーンが多かったけど、表情だけでなく涙の流れ方も眉間の皺の深さも声の震えも顔の赤さも、その時その時で全部違っていて、その繊細で丁寧な演技に見入ってしまいました。それだけ仕事に真摯に向き合い、関わる仲間たち一人ひとりと深くて強い絆を築いてきたんだなあって栗須の実直さや誠実さが伝わってきたのも良かったです。
展開が早くてどんどん年月が流れていくけど、描かれていない日々の中で築いてきたであろう仲間たちとの絆がちゃんと見えるところが良い。山王の遺言のような言葉に涙する姿や、遠慮ゼロになったレース中の隆二郎呼び、加奈子との間に流れる家族愛と言っても良いくらい温かい空気感、耕一との距離の縮まり、どれも唐突さがなくちゃんと年月を経てのものだって伝わってくるところが凄いなと思いました。
加奈子へのプロポーズが格好良く決まらなかったり、絵馬のくだりでも彼女の意図が汲めてなくて焦ったり、佐木の結婚の挨拶にあからさまに動揺したり、仕事絡みの有能な姿とはまた違った人間味溢れる表情がとても良かったです。熱さや誠実さだけでなく、こういうチャーミングさやほんのり透ける三枚目感を違和感なくサラッと自然に見せるところもさすがです。
何もかも自分で背負い込もうとして話もしてくれない山王に「見損ないました」とあからさまに不機嫌になる姿が良かった。いつも丁寧で謙虚だけど、相手が誰であっても思っていることをはっきり伝える姿勢が栗須の誠実な人柄を感じさせて良かったし、それだけ栗須の山王への忠誠心や信頼が強く深いものなんだなと伝わってきました。
気が小さそうに見えて言うべきことはきちんと臆することなく言えるから耕造の近くにいられるんだよね。謙虚だけどこれと決めた時の熱意がすごい。あとレースを見ている時の緊張感や勝ってくれ!と願っている場面が好き。ついついこちらまで力が入ってしまいます。
実直で誠実で情熱があって…というザ・主役って感じのキャラを詰め込んだような役を、爽やかに嫌みなく演じられるのが凄い。佐木にレースの感想を述べる時も言葉にお世辞っぽさや計算高さが一切なく、心からの賛辞だと伝わってきたのが栗須の人柄を感じさせて良かったです。
放つ言葉一つ一つに馬と牧場に対する熱量と思いが込められていて、夢とか希望とか、そういう少しむず痒くなりそうな言葉が薄っぺらく聞こえないのが良いですね。牧場経営の現実、厳しさを目の当たりにするたびに、やりきれなさやもどかしさ、寂しさが入り混じったような表情を浮かべるところも、商売、仕事だからと簡単には割り切れない葛藤が伝わってきて良かったと思います。
小心者だけど耕造と渡り合うには自分の意見も言わなきゃ喰われてしまうと思ったのか、言う時はいう男になってきた。言った後ご飯をかき込むようなところが小心者が自分を奮い立たせる仕草に見えて良かったです。ただのイエスマンでは終わらない予感がしてワクワクします。
納得できないことには「承知出来ません」って正直に口にしたり、広中の作戦に猛反対する耕造を「私は人で決めたい」と説得する熱さだったり、単なるイエスマンじゃなくてしっかり自分の信念と熱意を持って馬たちと向き合う姿が格好良かったです。弱音を吐いたりアドバイスを求めたりと、元カノだからと気負うことなく加奈子に頼る姿も、栗須の素直さや大らかさが感じられて良かったです。
打っても響かないうだつの上がらない男なのかと思いきや、人の利益より自分の信念を優先させる男のようですね。自分が助けたいと思った時の行動力はすごいものがありました。馬を撫でた時にスイッチが入ったみたいに見えたのは根の優しい栗須らしかったです。
登場時からどこか暗くて陰のある雰囲気が気になっていたけど、根底に父親への深い後悔があったからなんですね。それを知ってから振り返ると、優太郎からの依頼に最初から気乗りしない感じだったのも、イザーニャを撫でながら唇を震わせる姿も、再度資料を洗い直して横領を摘発する執念も、かつての父親からの言葉があったからなんだなあって納得できる。レースを見ている時の必死に叫ぶ姿や、興奮して隣の山王のジャケットを強く握りしめる左手も、競馬の世界・魅力に一気に惹き込まれているのが伝わってきて、ラストの展開が違和感なく自然に感じられて良かったと思います。