ユニコーンに乗って

相変わらずメチャクチャかわいい。クリクリした大きな目でお茶目な表情から大人っぽい切ない表情まで、この子が演じるとどんなストーリーも精彩を帯びてワクワクしてくる。特に１話。図書館で涙している姿を小鳥さんに見られ励まされるシーンなんて最高にかわいかった。

功と結ばれて嬉しい！！そして何より最後功と二人で並んで歩いているシーン、並んで歩いているだけなのにウキウキした気持ちが滲み出ちゃっている二人がかわいくて仕方ない。そして最後のウフフには参った！セリフともアドリブとも取れる照れ笑いがとてもかわいかった。

回想シーンがちょいちょい出てきたけど、今と顔つきも纏う雰囲気にもあどけなさや青臭さがあって、ほんの数年でもちゃんと年月の経過や佐奈の成長が伝わってくるところが良かったです。現代パートでも1話と最終話では表情も態度も全く違って、小鳥や海斗との出会いやM&Aなど様々な経験と学びを得て、会社とともに佐奈も大きく変化して成長していったんだなと感じられました。喜怒哀楽どの表情も生き生きしていて魅力的だったし、最終回で見せた功との初々しい恋愛模様も嫌味がなくて可愛らしかったです。

ビジネスパーソンとしての成長と、ひとりの人間としての成長、女性としての成長などを好演していたと思います。とにかく可愛いし、くるくる変わる表情の変化もキュートでした。ひとつ気になるのは、小鳥に対する気持ちの部分です。結果として小鳥は年齢の離れた同僚であるだけでなく、父のいない佐奈にとって疑似的な父でもあったと思います。それがある種の恋なのか、あるいは父性なのか、佐奈の中で整理がつく前と後で、もう少し変化が欲しかったです。

柔らかさがあるけれど全ての人のためにと譲らないところはちゃんと譲らない。バタバタした感じがないから頼りない感じに見えないのがいい。会社ではしっかりとしているのに、功が辞めると言った後視線を逸らしてハグをしなかった佐奈がとてつもなくかわいくて困ってしまった。

皆にM&Aを受け入れたいと伝えるシーン、言葉に迷いがなくて真っすぐメンバーの顔を見据えて語る姿がとても頼もしく、表情も引き締まっていて1話の頃とは比べものにならないくらいの成長を感じさせました。ドリポニの理念は絶対に変えないとはっきり宣言するところも「ここで働けるように責任持って交渉する」という言葉も力強くてこれまでのような薄っぺらさがなく、信じてついていきたくなるような逞しさや求心力を感じさせて格好良かったです。

いい大人なのに（好き）の種類について話し合うところがかわいい。そこでも一切あざとさが見えてこないのがすごいところ。若くてかわいいし話の中に恋愛要素もあるのに甘ったれた感じにならないのがすごくいい。お仕事ドラマに合っていると思う。

「好き」の種類が分からなくて恋愛偏差値が依里と同レベルなところが可愛い。小鳥さんと一緒にいる時のリラックスした笑顔や空気感が恋愛っていうよりも父親・恩師って感じに見えるところも良いです。本人が自分の感情にピンときていないところも、恋愛より夢を最優先させて走ってきた佐奈らしさが感じられて良いと思います。透明感と清潔感があって26歳という設定年齢よりもかなり若く見え、「青臭いにもほどがある」と吐き捨てられるような猪突猛進な行動をとっても違和感がないところも永野さんならではの魅力だなと感じます。

立場もあるし何より仕事が大事だしってところなんだろうけど、ふと功の好きなジュースを見て買いに走ったり懐かしく見ていたりする様子は年相応の女の子に見える。小鳥さんと花火している時はもう少し小さい子供のよう。しっかりしなきゃと頑張る姿を見ると応援したくなります。

小鳥に気持ちが向いてるような雰囲気だけど、功の大好きなジュースを見つけた時の嬉しそうな様子や、功との思い出が頭によぎった時の照れたような笑顔、バーベキューで美味しそうにジュースを飲む功を満足げに見つめる姿など、功のことも大切に思っているのが表情からちゃんと伝わってくるところが良かったです。ただ功との距離が近いからなのか、小鳥への態度と比べると功の扱いがたまに雑っていうか、彼の献身ぶりを当然のように思っていてあまり感謝してないように見える時があり、その点はイマイチかなと思います。

小鳥の優しさを実感した時に見せるはにかんだような笑顔がとても可愛いです。笑顔だけじゃなく、功に告白された後の複雑そうだったり、戸惑いや少し切なさが入り混じった表情や、母のことで思い悩む姿、母と小鳥の会話を聞いて涙する姿など、1話の中で毎回本当にいろんな表情を見せてくれて、そのどれも生き生きしていて自然で、佐奈が本当に存在してるような錯覚を受けます。涙がポロっと一粒ずつ零れ落ちる泣き方もすごく綺麗。女子高生姿に違和感なかったのも凄いです。

爽やかでかわいいです！なんでも顔に出るから分かりやすいしね。ビジコンに優勝していつものハイタッチだと思ったら抱きつくって反則でしょ。コウじゃなくてもびっくりするしイチコロだよ（笑）自分から魅力を出そうと思わなくも出る人‥いいなー。

小鳥のことでコロコロ変わる表情が恋する女の子って感じで可愛らしい。プレゼントした靴を履いてくれたか何度も確認して落ち込んだり、決勝でやっと履いてくれた時は本当に嬉しそうな笑顔でご機嫌になったり、羽田社長とはお友達と聞いて安心したような顔をしたり、感情がそのまま顔に出てしまう素直さが佐奈らしいし、あざとさを感じさせずにピュアさを醸し出せるところが良いなと思います。

くるくる変わる表情を見ているだけでも楽しい。特に茶目っ気がある表情が好き。

とにかく笑顔が素敵。誰に媚びるわけでもなくほんとに自分が楽しいとか嬉しい気持ちで笑っている嘘がない笑顔。その笑顔が見たくてみんなが頑張っちゃうんだろうなと思える。会議でも分かりやすく喜怒哀楽を表してくれるので社員はやりやすいだろうな。

見た目も雰囲気も若いというより子供のような幼さがあって、そのおかげで年齢の離れた小鳥と一緒にいても距離が近くても父娘のように見えて、全く色恋に発展しなさそうなところが良いと思います。高山に無理やり車に引っ張られる時も助けを呼ぶのではなく、相手をぶん殴って自ら戦おうとする気の強さと逞しさが佐奈らしくて良かったです。

凛花が言っていたように、確かに色々と図々しいし傍から見ると功からの好意を利用して甘えているようにも見えて同性に嫌われそうなヒロインだけど、永野さんの透明感とナチュラルな雰囲気のおかげか、功の手を握ったりストールに一緒に入るよう誘うなど思わせぶりに見えそうなシーンもあざとさを感じさせないところが良かったと思います。功を意識してドキドキしてる時の表情も初々しくて可愛らしかったです。

アナログ過ぎる小鳥にあからさまにイラつく大人げなさもあったけど、IT用語やSNSの勉強に積極的に取り組む小鳥の頑張りをちゃんと見ているし、アナログなやり方でも良いと思えばすぐ取り入れて小鳥に教えを乞う柔軟さや素直さもあって、見ていて自然と応援したくなるヒロインだと思います。小鳥の成長を目の当たりにするたび「小鳥さ～ん」って毎回感動したように喜ぶ姿も可愛いです。

すごくかわいいいのに、場面によって意思の強そうな目がいい。小鳥さんとの図書館でのシーンには強く引き付けられた。すごく自然な感じで、だからこそ西島さんの力強い演技も生きているのだと思う。

半分青いの時も思っていたけど、透明感と泣く演技のうまさがずば抜けていると思う。子供っぽい演技も多かったので心配だったけれど、ちゃんと自分がしっかりしなきゃって顔をしていて安心した。泣く演技がうまいけどなるべく泣かない強い社長になってほしい。

社会人としてまだまだ未熟で、でもやる気と情熱はあってといういかにも青春って感じの役がフレッシュで真っすぐな印象の永野さんに合っていると思います。夢を語る時のキラキラした目が素敵。書類選考に落ちた理由を羽田に直接聞きに行っちゃうのも、「お荷物をお届けする間だけでも…」と荷物持ちを買って出てプレゼンを始める強引さも、猪突猛進というか若さゆえの向こう見ずさが感じられて良かったです。