罠の戦争

兄の恨みを持つ眞人くんや脱線しかけている鷲津さんの間でいつもハラハラしている表情の蛍原さんがかわいそうでした。鷲津の憑き物が落ち昔のようなやり取りができた時、涙をいっぱい溜めて嬉しさを出していたのがとても健気で良かったです。

我慢強くて思慮深そうな表情作りが上手。それが、議員の私設秘書なんていう精神的に大変そうなポジションの役柄にはピッタリな感じかな。

眞人くんとの因縁の相手が犬飼さんではなく鷲津さんだと1人気づいてしまった蛍原さん。その事実の重さに顔がひきつっているのがとてもかわいそうです。応援したい人と憎からず後輩として育てたいと思う人が対立しないように蛍原さんのハラハラする姿に胸が痛みます。

蛯沢のことをからかったわけじゃないけど、軽く扱ってしまったことをきちんと目を見て頭を下げて謝っていたところに好感が持てました。自分の非を認めて素直に考えを改めるって人として大事なことを見せてくれるから蛯沢もついていこうと思うんですよね。

感情を抑えられなくなって椅子を倒してしまう蛯沢をさっと来てフォローし、場を和ませ頭を下げさせた。先輩としての振る舞いが上手。その後バーベキューを焼きながら落ち込んだ蛯沢が早口で喋り出すのを許しているところも先輩として素敵だった。蛯沢も好きになっちゃうんじゃないかな。