『やんごとなき一族』での松本若菜 (深山美保子役)の演技はどうでしたか?あえて2択で評価してみて下さい。
松本若菜 (深山美保子役) は 「2022年4月期 勝手にアカデミー賞」にノミネート中 (→ 今、何位?)
いなくなったありさを探すためにいち早く使用人を先導して動く姿は凛々しくサトさんより立派な女主人になれそうだと思った。車の中でありさと二人きりになった時語った本音は自分を奮い立たせているようにも見えて切なくてかっこよかった。
「幸せなら手を叩こう」って歌いながら佐都に絡んだり、俊也を買収するシーンなど5話も見せ場が沢山あったけど、有沙を連れ戻す時の車中のシーンが特に良かった。真っすぐ前を見据えたまま低く静かな口調で語る姿が印象的で、「大丈夫、必ず幸せになれる」と有沙を諭しながら自分自身にも言い聞かせているように見え、美保子なりのこの世界で生きていく覚悟や信念が感じられたのがとても良かったです。
振り切った芝居で観ていて爽快。松本劇場の始まりです。 スタイルがいいので豪華な衣装がよく似合う。いい家柄の人にしか見えない。
表情がとても豊かで深山家の中では顔芸で一番なんじゃないか。長男役の尾上松也は地味な人に徹しているからなおさら嫁の美穂子のお顔が引き立っていて面白い。それでいて深山家の長男の嫁としての立ち居振る舞いは見事で、すまし顔で立っていればとてもクールビューティーなのに、佐都ちゃんに対しては陰湿ないじめというよりも派手な嫌がらせというかいたずらを楽しんでいるような表情がとても素晴らしい。美穂子が夫に深山家を継がせるためどんな策を繰り広げるのか期待している。
歌いながら佐都をいびったり、顔芸混じりの濃い演技で明人にハッパをかけたり、派手でコミカルなパフォーマンスに目が行きがちだけど、それ以外のシーンも毎回良い演技をしてると思います。4話で大介を懐柔する時の低く落ち着いた声のトーンと緩急豊かな台詞回し、どう攻めれば確実に落ちるかを心得た説得の上手さ、圭一と明人のやりとりに隣でソワソワしたりホッとして息を吐いたりと台詞がなくても心情が伝わる表現力、インパクトが強い場面以外でもとても繊細で印象に残る演技をしていて存在感を発揮していると思います。
佐都に「あなたこそ自分の立場を考えたら?」と女主人としての心構えを説くシーン、強い口調も表情も真剣そのもので、いつもの「コントか?」ってくらい振り切ったイビリとは違うシリアスさがとても印象的でした。女主人になるためにずっと自分を犠牲にして深山家に尽くしてきたという自負とそれを横取りされた悔しさや憤りが伝わってきて、大声で怒鳴ったり飲み物ぶっ掛けたりするよりもよっぽど迫力があって美保子の本気が伝わって良かったと思います。
今まで女主人になるのは自分だと思っていたんだからサトに厳しく当たるのも分かる。サトにとったらイラっとするだろうけど見てる方からするとなんとも笑えて面白い。上品な言葉遣いや笑顔も少しの加減で怖くなる。その匙加減がうまいね。
変顔連発で手遊び歌まで歌っちゃう、振りきった怪演ぶりがインパクトあります。拍手の仕方や笑う時の口の覆い方など、カメラにメインで映っていない時も芝居が細かくて目が離せません。やることも言動もえげつないけど、美人で立ち居振る舞いがシュっとしているので下品になり過ぎないところも松本さんならではだなと思います。
クールで薄幸な役のイメージがある方だったので、こういうエキセントリックな役がすごく新鮮。佐都とのサウナでのシーンは、普段絶対言わない迷台詞連発で、低く呟くようだったり、ドス効かせて怒鳴ったり、大きく変わる表情の変化も含めてすごい迫力があって見ごたえありました。コメディですか?ってくらいオーバーな演技だけど、これくらい振り切ってくれると気持ちが良い。スッとした品のある美貌とのギャップもキャラクターとして面白く魅力に感じます。
いなくなったありさを探すためにいち早く使用人を先導して動く姿は凛々しくサトさんより立派な女主人になれそうだと思った。車の中でありさと二人きりになった時語った本音は自分を奮い立たせているようにも見えて切なくてかっこよかった。
「幸せなら手を叩こう」って歌いながら佐都に絡んだり、俊也を買収するシーンなど5話も見せ場が沢山あったけど、有沙を連れ戻す時の車中のシーンが特に良かった。真っすぐ前を見据えたまま低く静かな口調で語る姿が印象的で、「大丈夫、必ず幸せになれる」と有沙を諭しながら自分自身にも言い聞かせているように見え、美保子なりのこの世界で生きていく覚悟や信念が感じられたのがとても良かったです。
振り切った芝居で観ていて爽快。松本劇場の始まりです。
スタイルがいいので豪華な衣装がよく似合う。いい家柄の人にしか見えない。
表情がとても豊かで深山家の中では顔芸で一番なんじゃないか。長男役の尾上松也は地味な人に徹しているからなおさら嫁の美穂子のお顔が引き立っていて面白い。それでいて深山家の長男の嫁としての立ち居振る舞いは見事で、すまし顔で立っていればとてもクールビューティーなのに、佐都ちゃんに対しては陰湿ないじめというよりも派手な嫌がらせというかいたずらを楽しんでいるような表情がとても素晴らしい。美穂子が夫に深山家を継がせるためどんな策を繰り広げるのか期待している。
歌いながら佐都をいびったり、顔芸混じりの濃い演技で明人にハッパをかけたり、派手でコミカルなパフォーマンスに目が行きがちだけど、それ以外のシーンも毎回良い演技をしてると思います。4話で大介を懐柔する時の低く落ち着いた声のトーンと緩急豊かな台詞回し、どう攻めれば確実に落ちるかを心得た説得の上手さ、圭一と明人のやりとりに隣でソワソワしたりホッとして息を吐いたりと台詞がなくても心情が伝わる表現力、インパクトが強い場面以外でもとても繊細で印象に残る演技をしていて存在感を発揮していると思います。
佐都に「あなたこそ自分の立場を考えたら?」と女主人としての心構えを説くシーン、強い口調も表情も真剣そのもので、いつもの「コントか?」ってくらい振り切ったイビリとは違うシリアスさがとても印象的でした。女主人になるためにずっと自分を犠牲にして深山家に尽くしてきたという自負とそれを横取りされた悔しさや憤りが伝わってきて、大声で怒鳴ったり飲み物ぶっ掛けたりするよりもよっぽど迫力があって美保子の本気が伝わって良かったと思います。
今まで女主人になるのは自分だと思っていたんだからサトに厳しく当たるのも分かる。サトにとったらイラっとするだろうけど見てる方からするとなんとも笑えて面白い。上品な言葉遣いや笑顔も少しの加減で怖くなる。その匙加減がうまいね。
変顔連発で手遊び歌まで歌っちゃう、振りきった怪演ぶりがインパクトあります。拍手の仕方や笑う時の口の覆い方など、カメラにメインで映っていない時も芝居が細かくて目が離せません。やることも言動もえげつないけど、美人で立ち居振る舞いがシュっとしているので下品になり過ぎないところも松本さんならではだなと思います。
クールで薄幸な役のイメージがある方だったので、こういうエキセントリックな役がすごく新鮮。佐都とのサウナでのシーンは、普段絶対言わない迷台詞連発で、低く呟くようだったり、ドス効かせて怒鳴ったり、大きく変わる表情の変化も含めてすごい迫力があって見ごたえありました。コメディですか?ってくらいオーバーな演技だけど、これくらい振り切ってくれると気持ちが良い。スッとした品のある美貌とのギャップもキャラクターとして面白く魅力に感じます。